◀ 
AFFECT
∣
CATEGORY
∣
WORD
∣
CHARACTER
∣
NUMERAL
∣
SYMBOL
Updated: 21 February 2023.

Character

刻まれた印：情報を伝達する秘儀的・神秘的な記号や象徴－感覚的に特徴づけた話し言葉を反映する抽象的・図像的な符号

歴史科学
人文科学
社会科学
自然科学
形式科学
応用科学

▢▢▢ CHARACTER ▢▢▢

記号論 - Semiotics

形式的な記号の様々な機能に関する学問研究

キャラクター - Character (symbol)

秘儀的・神秘的である抽象的・図像的な符号

言語学的形態論 - Linguistic morphology

形態的な規範に興味を持つ言語の構造の研究

漢字 - Chinese characters (han characters)

古代中国の遠い昔から連続した書記システム

漢数字 - Chinese numerals

東アジアで数字の表記に使用される表語文字

漢字書体 - Chinese scripts

漢字文化圏の言語の表記に使用した書記体系

語彙学 - Lexicology

語の性質と意味に焦点を合わせる体系的研究

辞書学 - Lexicography

言語で使用された語彙の目録を作成する実践

▢▢▢ PHILOSOPHY OF LANGUAGE ▢▢▢

言語哲学で記号論は、言語学と密接な関係にある記号過程、指示、称号、似姿、相似、隠喩、象徴、意義、伝達の研究です

パースが記号の形式教義（準必然）として記号論を定義しました、一方、ソシュールは、記号の役割を記号学で調査します

記号論は、しばしば、意味論、統語論、語用論の三つの分野へ分けられ、言語を通して記号の基本的な構造を研究しました

おそらく、記号論と言語哲学の区別が最も困難でしょう、違いは、感覚的に主観よりもむしろ各々の伝統へ強く関連します

全ての現象は、記号論の理論が研究対象である記号として採用しました、機能するために記号過程を通して現れるでしょう

▢▢▢ SEMIOTICS ▢▢▢

記号論で記号現象は、記号が主導・関与した活動や過程の何かの形であり、オブジェクトの意味することの生産を含みます

セミオシスは、トライアディック（関係する３つのグループ）とサイクリック（動くことで特徴を与えるサイクル）でした

記号過程のアイデアが開発され、言語を他の記号体系へ関連付けます、今日、原因と効果の作用の意見で一致していません

賛成する学派は、記号論的プロトタイプとして論じました、そして一方、反対する学派が高次記号システムとして述べます

どちらも正しいかもしれません、記号現象の用意された定義が記号で関係を確立して意味を伝える何かの行動や影響でした

▢▢▢ SEMIOTICS ▢▢▢

記号論で記号は、情報の意味することの離散単位であり、受け取る能力で有効となる情報伝達や精神行為の働きで助けます

サインが情報の向かう先の全てに対して何かの感覚を送り届けるならば、メッセージとしてコミュニケーションできました

パースの記号論で記号は、関係のトライアディック（アイコン･インデックス･シンボル）の再帰的パターンで解釈されます

ソシュールの記号学で記号が二項関係であり、その形態（シニフィアン）と意味（シニフィエ）だけで構成されていました

記号は、対象と乗物の類似関係・因果関係・社会慣習の表現か社会慣習で動機づけられる任意な関係の存在かもしれません

▢▢▢ SIGN ▢▢▢

記号の現代理論は、形態（シニフィアン）と意味（シニフィエ）のソシュール学派による二項関係の区別を拒否しています

個々の記号の形態ではなく意味に目を向けました、しかし、潜在的な意味の枠組みの文脈から適用することを可能にします

理解の第一段階が多くの情報を利用できるまで判断を中断させ、ある時点に受け取る最も適した可能な意味で決定しました

時々、不確かさは、解決しないかもしれません、そのとき、意味が無期限に延期されるか仮の意味を割り当てられています

頻繁に閉包を受け取る欲望は、先入観としてよりもむしろ、差し出す意図へ参照する外に起因する単純な意味で至りました

▢▢▢ SIGN ▢▢▢

記号のポストモダン理論は、同時代の批評理論の範囲内から見つけることのできた変わる観念の様々な使用法を採用します

ポストモダニズムが主に現実を説明するため現代社会で推進する科学的／客観的な努力について発見して強く反応しました

モダニズム批評は、一定の基準より上を記述します、ポストモダン批評が政治的に扱われる社会的問題で関心を持ちました

ポストモダン理論の意味していることは、社会構造の急速な変化のため／変化するため不安定に見えることを可能にします

時間や空間を越える広範な一般化よりも局所的な理解の明確な表現へ中心を据える探究のために焦点を合わせる結果でした

▢▢▢ SEMIOTICS ▢▢▢

記号論でキャラクターは、書記素のように情報の単位として採用することのできた秘儀的・神秘的な記号や象徴の言及です

ギリシア語「刻まれた印」に由来しました、特に外国文字や神秘的な書記素で使われ、なじみ深い文字から異なる感覚です

近世を学んだ作家は、情報を伝達するキャラクターから秘儀的・神秘的な意味を見つけ、符号として観念を抽象化しました

１７－１８世紀に階層、知識、現実、哲学の全てを具現できる表現が言葉の混乱で失われた真の名を回復できると考えます

百科事典の「キャラクター」の見出しでダランベールは、このような過去の世紀のプロジェクトから批評的に再考しました

▢▢▢ LANGUAGE ▢▢▢

言語で言語学は、使用される特定の人間言語の形式・意味・文脈の科学的研究であり、自然言語の客観的な説明を試みます

言語が基本的な構造として広く研究の三つの下位分野（意味論・統語論・語用論）まで壊され、記号と密接に関連しました

生成主義で言語の形式的記述は、言語の規則で話者の知識の複製を試みることであり、文章を形成する仕組みに由来します

妥当な言語形式が話者の知識を単語の組み合わせで正確に生成する規則の集合の生産を目的として最小限で十分満たします

機能主義で文法の機能理論は、言語の異なる要素の定義を捜し求める文法の形式理論と違い、機能的な役割を定義しました

▢▢▢ LINGUISTICS ▢▢▢

言語学でシニフィアンとシニフィエ（記号表現と記号内容）は、ソシュールによって初めて定義された記号過程の理論です

記号論でパースが主に論理学に興味を持ち、記号学でソシュールは、主に言語学（言語の機能や構造）に関心を寄せました

シニフィアン（記号表現）は、「示す」（表している）の意味であり、語の感覚的側面として言葉の文字や音声のことです

シニフィエ（記号内容）が「示した」（表した）の意味であり、シニフィアンで表されている心像や意味内容のことでした

記号についてパースとソシュールは、一人で話された／書かれた狭い感覚の言語よりも重要な表現として認識していました

▢▢▢ LINGUISTICS ▢▢▢

言語学で記号は、ソシュールによると言語記号の全てが硬貨や紙幣のように二つの面から構成され、表裏を分離できません

言語記号が多くのモデルで述べられ、ソシュールの古典モデルを記号の両面モデル（記号表現・記号内容）と呼んでいます

言語体系（無意識の規制）から発話行為（個人の自由意志）を分けました、また、確立する慣習の変更の困難を仮定します

記号内容の観念は、記号表意作用（表裏一体モデル）で指示対象の概念に必ずしも一致していません、必然ではありません

必然性が無いにもかかわらず、記号の恣意性は、了解される体系のために必然化され、そのようにみなすことができました

▢▢▢ SIGN ▢▢▢

ソシュールに提供された記号表意作用の概念は、記号学が議論と精査に加えて記号の異なるモデルの登場を続けるでしょう

Ｃ・オグデンとＩ・リチャーズは、記号の三方モデルを述べ、比較する三角形が象徴・対象・参照の思考の三点を結びます

Ｍ・フーコーは、言語的記号と文化的連鎖を提案しました、言語実践が文化の仮定を維持するため助けることを明言します

Ｕ・エーコは、全ての文字が事前に合意した社会慣行に起因するとみなせる何か他を表して話していることを示唆しました

Ｒ・ケラーは、述べられる記号ではないならば、言語記号の単純化の定義を与えます、解釈で推論と理解のプロセスでした

▢▢▢ LINGUISTICS ▢▢▢

言語学で形態論は、語と語の意味的・形態的な規範に興味を持ち、意味論的構築ブロックの形態素の内部構造を研究します

言語学的形態論が形態素・語彙素・単語素の三つの主なアプローチで述べられ、各々は、異なる方向から違いを捉えました

形態素（配置）・語彙素（過程）・単語素（規範）は、各々のアイテムの概念を非常に強く係わらせます（絶対ではない）

形態素が言語（文字）の意味を持つことのできる最小の意味論的単位であり、音素の一纏まりとして発話の機能を担います

拘束形態素は、大きな単語素の部分に現れる形態素であり、音符と関連するかもしれません、自然言語の使用法の鍵でした

▢▢▢ LINGUISTIC MORPHOLOGY ▢▢▢

言語学で形態論的分析は、通常、機能に関係なく、形態と構造の科学的研究のため構成要素へ分割するプロセスの言及です

形態学に関係しているユニット（単位）として形で表されました、標準的な意味することの判断の手掛かりになる要素です

語形は、形態素に基づく形態論で形態素のアレンジメント（配置）として分析され、多くの種類の形態素で組み立てました

形態素（モルフィーム）が言語の意味的最小単位として定義され、情報の部分を担います、書記言語で書記素の種類でした

書記素（グラフィーム）は、書記言語の基本となる図形として認識された要素です、また、文字素や図形素と呼ばれました

▢▢▢ UNITS OF MORPHOLOGICAL ANALYSIS ▢▢▢

文字言語で基本単位の例は、ヒエログリフ、フォノグラム、ダイアクリティカル・マーク、リガチャーのような形態素です

象形文字（ヒエログリフ）が一般に絵文字（ピクトグラム）から異なるとして何かを象る形の表語文字について述べました

表音文字（フォノグラム）は、音声の音素や音素の結合を示している書かれた文字です、字体で音素や音節を表現しました

補助記号（ダイアクリティカル・マーク）が同じ字形の文字に関して発音の区別する場合に付加された記号の何かの形です

合字（リガチャー）は、そのような連字活字（ロゴタイプ）として視覚的に複数の字形を組み合わせて作成する文字でした

▢▢▢ UNITS OF MORPHOLOGICAL ANALYSIS ▢▢▢

言語学的形態論で書記素は、言語を書くため使われた文字体系で音素を組み立てる最も短い単位であり、字素と呼ばれます

書記素が書記言語の意味を区別する最小の単位であり、また、音声言語の音素（フォニーム）に類似する機能を備えました

特定の何かの意味を運ぶか運ばないかもしれません、そして一方、単一の音素に対応するか対応していないかもしれません

書記素論（グラフィミック）は、言語学的形態論の研究として書記言語や音声言語に対応する特定の言語の詳細を調べます

主な書記素の形が意味を表す表意文字、形態素や単語素を表す表語文字、音節を表す音節文字、音素を表す表音文字でした

▢▢▢ GRAPHEME ▢▢▢

完全な音素正字法で書記素は、一つの音素（フォニーム）に対応しています、けれども、とても多くの例外を持つでしょう

音素の表面形態が音声によって現れました、それから、異音（アロフォン）は、同じ音素を現す異なる音声として現れます

書記素の表面形態は、字体で現れました、異書体（アログラフ）が象徴の具体的表現で同じ書記素を表す異なる字体でした

しかしながら、異書体は、異音の場合と異なり、全てが意味的に等価であり、字体の集合の抽象化とみなすかもしれません

一方、単一の音素を表現する多書体（マルチグラフ）の例は、書記素としてよりも別々の文字の組み合わせで扱うでしょう

▢▢▢ GRAPHEMES ▢▢▢

書記素で漢字は、古代中国に発祥を持つ表語文字の書記体系であり、周辺地域を含む漢字文化圏で言語の表記に使われます

しかし、漢字の表記体系が２０世紀に中国語と日本語を除いて漢字文化圏の言語の多くで廃止され、現在、用いられません

漢字は、世界の書記体系で連続して採用される最古のシステムでした、ほとんどの字形が図像的に僅かな変化で構成します

注意してください、古代中国語の一音節は、孤立語的であり、現代中国語のほとんどで一音節の各々の漢字を表すでしょう

全ての漢字の数が不可知として残り、過去から現在まで時間を通して開発され続け、誰でも新しく創ることを許されました

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で書記法の歴史は、初期の商（殷）遺跡から千年前の大汶口遺跡（紀元前２８００－２５００年）の発見を包括します

少しの刻まれた土器と玉片を見つけました、一つが絵の要素（太陽・月・雲・火・山）を組み合わせているかもしれません

要素の組み合わせの概念をもたらすかもしれません、多数の学者は、象徴の解釈で分かれ、若干が特定の漢字に同定します

刻まれたシンボルの解釈で他の学者は、書記法よりもむしろ一族の記章として図像で表現させる象徴物として解釈しました

少しの表象が古代の土器で見つかり、まだ、象徴と音符で言語を記録できる書くことの真実の始まる初めを実証できません

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で甲骨文字は、薬として販売される亀の甲羅や骨の欠片の上で見つかり、学者が１８９９年に刻んだ存在を認識します

書記体系の起源は、１９２８年に河南省安陽市の近くへ辿り着き、公式の考古学的発掘で全体の約５分の１を発見しました

甲骨に刻まれた２０，０００の何かが商王朝における王族の家族のためです、王族によって実践される占いを記録しました

甲骨文字の存在は、後期の商（殷）王朝（紀元前１２００－１０５０年）で立証され、当時に申し分ない形で開発されます

既知の甲骨表語文字の約２，５００の約１，４００だけが後の漢字で特定を可能にして古文書学者によって解読されました

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で筆画は、筆を下ろして書き始め、それから、再び離すことで作られる線や点であり、字体を構成する要素の一つです

筆画の数を画数、筆順が筆画を並べる順序でした、古代に占いの儀式で亀裂の入った後から骨や甲羅に文字を筆で記します

後の作業を通して刻まれ、筆順は、しかし、刻んだ後で識別できません、幾つかの証拠の存在が完全に特有ではありません

文字の幾つかは、出所を記録する管理表記で筆順の傾向でした、大部分が、多分、別々の個人に刻まれ、不完全な証拠です

少なくとも幾つかで一つの方法の筆画は、一つの方向に刻まれ、しかし、後の部分で別の方法を実行する筆画を刻みました

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で字源は、古代中国で発祥を持つ表語文字の起源に対する興味と関心であり、文字の成り立ちで本義を解き明かします

文字体系として漢字の開集合が象形文字の４％を含むけれども、もはや、その起源についてほとんど明らかではありません

指事文字の１％未満、そして、会意文字の約１０％、しかし、ほとんどの漢字は、形声文字として約８０％を構成しました

現代の中国語は、約８０％が混合文字によって表され、今日、全て表語文字です、実際、象形的／指事的に使用されません

例えば、多音節文字は、要素として表語文字の真実であり、文字が音節の形態素よりもむしろ単語全体を表現していました

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で六書は、古代中国で発祥を持つ表語文字の成り立ちを説明する造字法（象形・指事・形声・会意・転注・仮借）です

六書の分類法から二世紀の許慎の『說文解字』を思い浮かべるけれども、話に持ち出す最初が後期周王朝の『周礼』でした

『周礼』は、周代の官制に関する書物であり、地官保氏篇に六書を記します、しかし、具体的な内容が触れられていません

班固の『漢書』で象形・象事・象意・象声・転注・仮借、鄭玄の『周礼注』で象形・会意・転注・処事・仮借・諧声でした

『説文解字』は、六書を詳しく解説しています、造字原理に基づき、部首で漢字を配列して字義の簡潔な解釈を行いました

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

伝統的な中国語の辞書編纂は、漢字を６つの範疇へ分けます、けれども、もはや近代辞書編集の実践の焦点ではありません

六書で幾つかの範疇を明確に定義していません、初めの四つで構造上の組成、そして、終わりの二つで使用法を述べました

若干の学者が六書を漢字の伝統的な６種類の分類法よりも文字形成の６原則として眺め、造字法に関連するかもしれません

『説文解字』は、当時で存在する漢字を分析するため六書を使います、しかし、その後、六書が造字へ再び用いられました

形声文字は、六書で最も多く作られる漢字の字形です、使われた音符が意符から離れて用いられる傾向で数を増やしました

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

漢字は、様々な形態素で表記された表語文字であるけれども、表意文字のような象形と指事から由来する一握りを含みます

書記体系の膨大な多数が形聲であり、会意は、遠く離れて二番目を占めました、また、ほんの少しの転注と仮借を有します

漢字の多くは、発想を意味するかのように文字を利用した古代の文献による誤解から表意文字とみなされるかもしれません

ところが、実際、話された語の関わりだけを通して採用しました、六書は、したがって、表語文字の起源に関連しています

けれども、文字の起源は、現在の機能ではなく、今日の中国人が話している言葉を表すため漢字を表音文字的に使いました

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

形声文字で意味論的要素（意符）は、部首（語根）と呼ばれ、後の時代に編者で異なる字書の文字の組織化に使用されます

漢字の部首のほとんどが左右構造の一つの側（主に左の構成要素）に位置させ、そして一方、音符を他の側で配置しました

また、部首は、上下構造の上部の構成要素で普通に見かけ、垂直方向で重なる混合文字の意符と音符の要素としてあります

部首の多くが偏旁冠脚（左・右・上・下の部分）で位置していました、音符が稀に意符の内側で配置されるかもしれません

更に混合文字の複雑な組み合わせを音符に使うようです、字典で部首とされる決定文字が多くで意符として用いられました

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

熟語の文字を意味する語は、中国の戦国時代に「文」など各地の語彙を使い、秦の語彙「字」を統一に伴い公式に用います

前漢の司馬遷による『史記』が文字という語の確かな初出であり、始皇帝を顕彰する琅邪台刻石碑文の引用で記されました

当時、「文字」という熟語は、使われず、『史記』の後に言語を書き記すための図像記号の意味へ文字という語を用います

『説文解字』が象形と指事によって形作られた絵文字的な図像記号を更なる要素へ分割できないとして「文」と呼びました

そして一方、形声と会意は、「文」と「文」を組み合わせることです、結果として作られる混合文字を「字」と呼びました

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

六書で象形は、存在する何かの形を象り作られた文字によって示される絵文字であり、特に六書の感覚のピクトグラムです

漢字の閉集合で大雑把に６００が形象の模倣による象形文字でした、オブジェクトの線を引いて描画することの様式化です

最古のキャラクター（書記体系の文字）で含まれ、少しが紀元前１２世紀の甲骨文字へ遡り、最も初期の形に由来しました

象形文字は、形を象り描かれた文字体系の記号であり、そして、絵文字と最大の違いが表語機能を有しているかどうかです

甲骨文字の書記体系は、ほとんどを象形で組み立てました、歴史的に漢字の原型が象形文字の派生と考えるかもしれません

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

六書で指事は、抽象的概念を点や線の位置関係によって示されている表意文字であり、特に六書の感覚のイデオグラムです

漢字で小さな数の「一」「二」「三」が筆画の数の充当で表され、六方位の「上」「下」は、線の規準の指示を表しました

反義語の「末」と「本」は、象形文字の「木」の部分で線によって指摘され、終点と起点（物事の終始）について示します

表意文字である指事（指摘される事柄）が象形文字的記号の図像的変更による字形を通して抽象的発想を表現していました

指事は、意味を形に置き換える文字です、表意文字の典型が数字記号であり、表語機能の無い図像（絵文字）を含みました

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

六書で形声は、逐語的に声の形のことであり、同じ発音でも意味の違いを区別できる音符－意符から成り立つ混合文字です

形声文字が六書の一つであり、既存の文字を組み合わせて一方で音声と他方で意味を表しました、漢字の組成の８０％です

時々、語根表音文字と呼ばれ、中国語文字の９０％以上を形作りました、判じ物のように組み合わせる決意から作成します

しかし、完全な表音文字と異なり、意符で意味に関連するかもしれません、話し言葉の音声文字で決定文字を担うでしょう

形声は、殷王朝の甲骨から音符－意符で記され、発音記号を持つ文字が決定文字の意味の要素で埋め合わせて補正しました

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

六書で会意は、既存の幾つかの文字から意味することをつなげて様子や状態を表すことを試みた表意文字的な混合文字です

象形文字や指事文字を第三の意味のため組み合わせました、会意が、また、連想的混合文字や論理的集積文字と呼ばれます

例えば、漢字の「各」は、元来、到着を意味しました、甲骨文字で「凵」「口」（住居の壁）と「夂」（足）に似ています

戸へ向かう足取りから到着の意味を暗示しました、しかし、会意の「各」が、かなり昔の時点で各々の意味に借用されます

国字は、漢字文化圏で漢字に倣い作られる表語文字であり、日本で主に会意文字として作られ、表意文字的な使用法でした

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

六書で転注は、その用字法の内容について現在に至るまで確かな定説の無い、漢字の造字法における６つの原理の一つです

転注の内容に関する説明が六書に詳しい許慎の『説文解字』で不足するため例字も少なく、中国文献学の二千年の謎でした

派生同族語説は、「考」と「老」が共通の語源的部首（語根）の派生として部分の修正で異なり、意味で相互に関係します

類似する意味と字源的に同じ部首を持つ漢字かもしれず、原義が時間を通して変化して発音と意味で外れたかもしれません

『説文解字』によると「轉の者の注、建てる一つの首の類い、同じ意を受ける相（互い）であり、考老、また、是でした」

▢▢▢ CHINESE CHARACTER CLASSIFICATION ▢▢▢

六書で仮借は、語を表す漢字の無いため既存の同音や類似音の文字を借りて記した漢字の造字法における六原理の一つです

特に一字で表記され、定着して後に伝わる文字でした、当て字の一種として既存の漢字における運用方法の原則を表します

仮借文字が別の同音異義語や近い同音異義語の形態素を書くため借用／使用された漢字であり、新たな字義で定着しました

元の字義は、仮借から他の字義を表すようになることで失われ、新しい文字が音声に対する本来の字義のため作成されます

既にある漢字の運用原理であり、文字の音声借用による新たな字義の使用頻度で圧倒され以前の字義を使わなくなりました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で一画は、表語文字を構成する１つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

一部、丨部、丶部、丿部、乙部、亅部は、文字の分類のため『康熙字典』に収録された一つの筆画から構成される部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象（対象）は、心的活動に成り変わり、萬物を完了する一つのようです、意識内容を与える人の様々に思い巡らしました

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で一は、水平の筆画を図像的な位置関係で表して数字の１を意味する書記素です、総画が 1 画の一部の部首でした

漢字の造字法で指事は、抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「一」の解字は、数字の１を表現している一つの線を引いた形であり、あるいは、「弌」の簡略化として古文の字形でした

「上」や「下」の横棒が基準線の意味を持ちます、相変わらず、まだ、より上か下かということで意味を表現していました

『説文解字』によると「惟る太い始の初め、道の於（あぁ）の一を立てます、造り天地を分け、化する萬物に成りました」

▢▢▢ ONE ▢▢▢

部首分類で一部は、康熙字典の１番目の部首であり、偏旁の意符として一に関連することで示されます（丁・七・万・丈）

一部が構成要素で一を筆画に持つ漢字を収録しました、「一」は、横棒で基準を表現する指事であり、始まりを意味します

因みに、日本語訳は、中国語で主にＡ＋Ｃ＋Ｂ、そして、英語で主にＣ＋Ｂ＋Ａで翻訳され、化することの成ることでした

『老子・道德經』によると「道が一を生み、一の二を生みます」「天を以て清を得る一つ、地を以て寧を得る一つでした」

『唐韻』によると「於（あぁ）の切の（分かつ）悉です」『集韻』によると「益を分かつ悉、𠀤（並）ぶ入聲の漪でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で丨は、垂直に上下を貫く線の形を図像的な位置関係で表しています、総画が１画の丨部（こんぶ）の部首でした

漢字の造字法で指事は、抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「丨」が進むことか退くことを意味していました、下から上まで読み進めることであり、そして、上から下に退くことです

漢字は、縦書きが前提の筆順を持ち、漢文は、文字を上から下へ進める表記を行い、行が右から左へ続き長文を作りました

『説文解字』によると「上下、また、通ります、引く、而、上行き讀む囟の若く、引く、而、下行き讀む𨓆の若くでした」

▢▢▢ LINE ▢▢▢

部首分類で丨部は、康熙字典の２番目の部首であり、偏旁の意符として丨に関連することで示されます（个・中・串・丰）

丨部が構成要素で丨を筆画に持つ漢字を収録しました、「丨」は、説文で上下を通ることであり、分類のため作字されます

「丨」は、上下の相通じること（上と下の互いに通じ合うこと）であり、例えば、読書で書字方向の上下へ引っ張りました

「囟」が赤ちゃんの完全に閉じていない頭蓋骨の隙間です、「𨓆」の異体字は、「退」であり、後方へ引き寄せられました

『集韻』によると「古を分かつ本であり、讀む袞（皇帝の着用する儀式服）の若くです、象る數は、また、之の縱でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で丶は、小さな灯火の姿を象り、古代の句読点を意味する書記素です、総画が１画の丶部（ちゅぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「丶」が火粉・水滴・砂粒の象形かもしれません、あるいは、文章の区切りで止まることを示している指事かもしれません

また、「主」の古体であり、そして、「丶」は、篆書体から見つかり、小さな物体の象形として多くの文字に含まれました

『説文解字／主』によると「鐙中の火、また、主です、したがって（从）、紋であり、象形、従う丶が丶の聲の亦でした」

▢▢▢ DOT ▢▢▢

部首分類で丶部は、康熙字典の３番目の部首であり、偏旁の意符として丶に関連することで示されます（丸・丹・主・丼）

丶部が構成要素で丶を筆画に持つ漢字を収録しました、「丶」は、小さな何かの象形であり、「主」（ｚｈｕ）の音符です

『唐韻』によると「知の切の（分かつ）庾（穀倉）」※知（ｚｈｉ）の声母と庾（ｙｕ）の韻母を組合わせ丶の音を表した

『集韻』によると「冢を分かつ庾、並（𠀤）ぶ主の音、有する絕止の所、丶は、また（也）、而（そして）、識の之です」

『六書正譌』によると「古文の字の主（ｚｈｕ）、鐙中の火が、また、丶であり、象形、借り爲される字を主宰しました」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で丿は、右から左に向かう曲線を図像的な位置関係で表現しています、総画が１画の丿部（へつぶ）の部首でした

漢字の造字法で指事は、抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「丿」が、通常、「撇」（ｐｉｅ：捨て去る）として読みました、斜線や曲線のような細長く連続する位相次元を表します

また、集韻で「瞥」（ｐｉｅ：瞬間的に視線を投げかける）の音として言及され、そして、殀（夭折）のような意味でした

『説文解字』によると「右は、また、戾（悖る）であり、象る之の形が左に引きます、凡そ、丿は、丿が屬する皆でした」

▢▢▢ BEND ▢▢▢

部首分類で丿部は、康熙字典の４番目の部首であり、偏旁の意符として丿に関連することで示されます（乃・久・之・乏）

丿部が構成要素で丿を筆画に持つ漢字を収録しました、「丿」は、説文で引っ張ることであり、分類のために作字されます

強情であることは、しかし、瞬間的な事柄でした、直ぐに捨て去られ、それから、引き続く何かの事柄へ引き寄せられます

『徐鍇曰』によると「其の爲（為）される文を舉（挙）げる首であり、也（また）、而（そして）、申す體（体）でした」

『広韻』によると「普が分かつ蔑です」『集韻』によると「匹（動物の助数詞）は、分かつ蔑、𠀤（並）ぶ瞥の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で乙は、成長する植物の姿を象り、二番目を意味する書記素です、総画が１画の乙部（おつにょう）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「乙」の文字が草木の屈曲しながら芽吹く様子の象形でした、そして一方、「乚」は、旁の位置に置かれるときの字形です

字源に関する解字は、しかし、物のつかえて進まない様子の指事、あるいは、箆として用いた獣の骨の象形など様々でした

『説文解字』によると「象る春の艸木が而（そして）出る冤曲です、陰气の彊（強）い尚、其の出る乙、また、乙でした」

▢▢▢ SECOND ▢▢▢

部首分類で乙部は、康熙字典の番目の５部首であり、偏旁の意符として乙に関連することで示されます（乚・九・乞・也）

乙部が字形分類で乙を含むと見なしました、「乙」は、草木の芽の出る象形であり、十干の二番目（五行の木性の陰）です

『唐韻』によると「於（あぁ）を分かつ筆でした」『集韻』によると「億（亿：非常に多い数）を分かつ姞（謹む）です」

『蘇軾詩』によると「得る如く乙の虎の挾（挟）むことでした」（蘇軾：国政の改革に関連して二度にわたり流罪を被る）

『韻會』『正韻』によると「益を分かつ悉です、𠀤（並）ぶ鳦の音、十の名の幹（十干）、東方の木、また、行きました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で亅は、鈎針の形を象り、何かを引っ掛ける先を曲げた棒状の器具を意味します、総画が１画の亅部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「亅」の文字が鉤の部分を下に持つ形として見なされました、そして一方、説文で鉤の逆さまの形を象るとして解説します

鉤は、何かに引っ掛けるために先の曲がる部分を使用する棒状の器具であり、牽引・捕獲・掛置のような目的で備えました

『説文解字』によると「鉤の逆の者が之の亅を謂う、象形、おおよそ、亅は、亅が之に屬した皆です、讀む橜の若でした」

▢▢▢ HOOK ▢▢▢

部首分類で亅部は、康熙字典の６番目の部首であり、偏旁の意符として亅に関連することで示されます（了・予・争・事）

亅部が鈎針に関する意符で使われました、「亅」は、鉤の逆の形である象形であり、韻書で𠀤其月切として参照しています

「亅」の文字は、音符（ｊｕｅ）で「橜」「橛」と同じであり、そして、「橛」（木＋厥）が木製の杭や楔を意味しました

『説文』によると「衢（大通り）を分かつ月（一年における１２カ月）です」※亅（ｊｕｅ）、衢（ｑｕ）、月（ｙｕｅ）

『広韻』『集韻』によると「𠀤（並）べた其を分かつ月であり、音の橜（木製の杭・楔：ｊｕｅ）でした」※亅（ｊｕｅ）

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二画は、表語文字を構成する２つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

二亠人儿入八冂冖冫几凵刀力勹匕匚匸十卜卩厂厶又は、『康熙字典』に収録された二画の筆画で組み立てられる各部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動（記号）で線の過程を描いて生まれます、意識内容が初めに始まり、次から分けて至り、組み立てました

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で二は、二つの平行線を図像的な位置関係で表現して二つを意味する書記素です、総画が２画の二部の部首でした

漢字の造字法で指事は、抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「一」と「三」の文字を比較してください、そして、「二」の文字が二つの平行線であり、数の２、次、倍を意味しました

「二」は、地が之の始まりの數であり、即ち、偶（人の像）である兩畫（二画）であり、また、而（そして）に変わります

『説文解字』によると「二は、地が、また、之の數、従って（从）、一の偶、おおよそ、二は、二が之に屬する皆でした」

▢▢▢ TWO ▢▢▢

部首分類で二部は、康熙字典の７番目の部首であり、偏旁の意符として二に関連することで示されます（于・云・互・五）

二部が二・次・倍のことに関する意符で使われました、「二」は、横棒の二つで表した指事であり、数字の２を意味します

『荀子・議兵篇』によると「權（権）は、於（あぁ）、一者强の出ること、權が、於（あぁ）、二者弱の出ることでした」

『史記・韓信傳』によると「此れ所謂、於（あぁ）、天下で功の無二、而（そして）、また、略（謀）の不世出の者です」

『唐韻』『集韻』によると「並（𠀤）ぶ而（ｅｒ）を分かつ至（ｚｈｉ・ｄｉｅ）であり、音の樲（ナツメの実）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で亠は、字源で屋根か人頭の形を象るかもしれない、頭と同じ音符の書記素です、総画が２画の亠部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「亠」が「丶」と「一」（点と横）の筆画を組み合わせました、起源は、屋根の形（高）や人の頭部（亦）として様々です

後漢の『説文』で部首として言及されません、遼の『龍龕手鑑』、金の『五音篇海』、明の『字彙』で収録するようでした

『字彙』によると「徒（弟子）は、分かつ鉤（先で曲がった器具）、音の頭です、義の闕（望楼）でした」※亠（ｔｏｕ）

▢▢▢ LID ▢▢▢

部首分類で亠部は、康熙字典の８番目の部首であり、偏旁の意符として亠に関連することで示されます（亡・交・亥・京）

亠部が義闕に関する意符で使われました、「亠」は、部首のため用いられる意味の無い文字であり、「頭」と同じ音符です

部首分類で「亠」「冂」「干」「爻」のような文字は、象形に起源を持つけれども、意符よりも字形分類のため作りました

明の梅膺祚で編纂された『字彙』が現在の主流である画数順に２１４部首を並べる形であり、亠部を含み、義闕と述べます

『康熙字典・七』によると「亮（人＋京の会意／形声：明るいこと・明らかなこと）の原字は、亠口冖儿から作りました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で人は、側面から見た立つ人の腕と脚を強調した姿を象り、現在の字形で足を強調する姿を象り人間を意味します

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

「人」は、甲骨文字で腕と足を持つ側面から見た人の象形です、「大」（遠く外へ伸ばした腕を持つ人）と比べてください

通志・六書略で「人」の字形がヒトの立つ姿と考えられました、そして一方、「儿」の字形は、ヒトの歩く姿と見なします

『説文解字』によると「人は、天地が、また、之の性で最も貴い者、此れ文を籒む（籒文）、象る之の形の臂と脛でした」

▢▢▢ MAN ▢▢▢

部首分類で人部は、康熙字典の９番目の部首であり、偏旁の意符として人に関連することで示されます（亻・𠆢・仁・仄）

人部が生物学的に種として存在する人間に関する意符で使われました、「人」は、甲骨文字でヒトの腕と足の姿の象形です

人の多くは、信仰体系から生活様式を整えているかもしれません、抽象的な象徴から多様な事象の様々な解釈を行いました

『礼記・禮運』によると「人者が、天地の德、隂陽の交、鬼神の會、五行は、また、之の秀氣、又の人の一、君の也です」

『唐韻』によると「如は、分かつ鄰でした」『集韻』によると「而を分かつ鄰です、𠀤べた仁の音でした」※人（ｒｅｎ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で儿は、兒の文字で臼を省略した簡略形として立つ人の姿を象り、子の意味です、総画が２画の儿部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

説文で「人」の古文奇字として述べられ、また、「兒」の簡略形でした、「人」（人の足に類似する形）と比べてください

篆刻文字で「儿」が「兒」で在る下の人の部分によって表現され、その屈曲している字形は、そして、仁愛の人の象形です

『説文解字』によると「儿は、また、仁の人、古文奇字の人であり、象形、孔子、曰く：在る下の人、故に屈して詰めた」

▢▢▢ LEGS ▢▢▢

部首分類で儿部は、康熙字典の１０番目の部首であり、偏旁の意符として儿に関連することを示します（兄・充・兆・先）

儿部が人間に関する意符で使われました、「儿」は、人の立つ姿か人の歩く姿の象形であり、子供や若者を意味しています

『集韻』によると「𠀤べた而（ｅｒ）を分かつ鄰（ｌｉｎ）でした、音の仁（ｒｅｎ）です」※儿（ｒｅｎ）、兒（ｅｒ）

『集韻』によると「居の切の拜、音の戒、仁、また、人」『鄭樵・六書略』によると「人で立人を象り、儿で行人を象る」

『戴侗・六書故』によると「人儿は、二字の非であり、特に因む所の合わさり、其の勢が而（そして）の變（変）でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で入は、矢頭を図像的な位置関係で表現して入ること・入れることを意味します、総画が２画の入部の部首でした

漢字の造字法で指事は、抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「入」が何かの外から中まで移動することでした、甲骨文字の形は、上向きの矢頭のような図像で入ることを示しています

入ることは、何かの場所・範囲・状態の外から中まで移動することでした、利益を得るため境遇に身を置くかもしれません

『説文解字』によると「入が、また、內（内側）です、象られ、また、したがって（从）、上の俱（共）である下でした」

▢▢▢ ENTER ▢▢▢

部首分類で入部は、康熙字典の１１番目の部首であり、偏旁の意符として入に関連することを示します（內・全・兩・兪）

入部が入ることに関する意符で使われました、「入」は、矢頭の指事であり、何かの場所・範囲・状態に移動することです

『玉篇』によると「入り、また、進みました」『礼記・少儀』によると「物事の君は、量であり、入り、そして、後です」

『檀弓』によると「孟獻子が、そして（而）、不入で𧝓（禫：祭）を比べて御しました」※礼を弁える魯の孔子と同時代人

『唐韻』によると「人の分かつ執（捕らえること）です」『集韻』によると「日の分かつ汁（搾り取られる液体）でした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で八は、二つの曲がる線の意味することをつなぎ、分かれることを意味させます、総画が２画の八部の部首でした

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わせて作る表語文字です

「八」が分かれ開いていることであり、曲がる線の二つで表現しました、後で同音異義語のために数字の８へ借用されます

他の解字で別れて背き合う人の姿の象形を仮定され、分かれて開くことを表すけれども、元の意味は、廃れてしまいました

『説文解字』によると「八が、また、別です、象る之の形は、分別（分かれて別れる：道理の判断）の相背くことでした」

▢▢▢ EIGHT ▢▢▢

部首分類で八部は、康熙字典の１２番目の部首であり、偏旁の意符として八に関連することを示します（公・六・共・兵）

八部が分かれて開くことに関する意符で使われました、「八」は、別れて背き合う人の姿の象形であり、分かれることです

『徐曰』によると「數である八の之、兩（二）の相背く兩、是は、また、別でした、少ない數の隂、木が、また、數です」

『唐韻』によると「博の分かつ拔（抜くこと）でした」『集韻』によると「布の分かつ拔であり、並（𠀤）ぶ捌の音です」

『唐書・李懷光傳』によると「德宗は、以て（用いる）懷光の外孫の爲される後、燕（つばめ）の八八でした」※中興の治

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で冂は、遥か遠くにある境界や関門を象り、広いことを意味させます、総画が２画の冂部（けいぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「冂」が遥か遠くの境界や関門（国境や城郭）の景色の象形かもしれません、都市から遠く離れた郊外の地を意味しました

境界は、領域を分ける区切りであり、政治地理学で主権の適用される範囲として都市の郊外の遥か遠くに存在して隔てます

『説文解字』によると「邑外の郊を謂う、郊外の野を謂う、野外の林を謂う、林外の冂を謂う、象り、また、遠界でした」

▢▢▢ WIDE ▢▢▢

部首分類で冂部は、康熙字典の１３番目の部首であり、偏旁の意符として冂に関連することを示します（内・円・冊・再）

冂部が遠くの境界に関する意符で使われました、「冂」は、国境や城郭の象形であり、都市の郊外の遠く離れた広い地です

『集韻』によると「涓（ｊｕａｎ：小さな水の流れ）を分かつ熒（ｙｉｎｇ：微かな光）でした、音の扃（閂・門）です」

『集韻』によると「欽を分かつ熒、音の褧（裏地の無い衣）、また、遠でした」「戸を分かつ茗、音の迥、また、空です」

『集韻』によると「古は、冋が作り、象ることは、國の邑であり、今文で坰（都市の郊外）が従（从）う土を作りました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で冖は、布で物を覆うか物を覆う布の形を象り、覆うことの意味です、総画が２画の冖部（べきぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「冖」の派生文字が「冪」でした、「冖」（覆い）＋「幕」（上部を覆う垂らした布）から成り、布で覆うことの意味です

覆うことは、全体を隠すように包み込む行為であり、説文の定型文の幾つかで冖と同様に冂（遠くの境界）を見かけました

『説文解字』によると「覆いであり、したがって（从）、また、一の下に垂れます、凡そ、冖は、従う冖が屬す皆でした」

▢▢▢ COVER ▢▢▢

部首分類で冖部は、康熙字典の１４番目の部首であり、偏旁の意符として冖に関連することを示します（冗・写・冠・冥）

冖部が覆うことに関する意符で使われました、「冖」は、布で物を覆う様子の象形であり、外側に被せることを意味します

『唐韻』『集韻』によると「並（𠀤）ぶ莫を分かつ狄（古代中国の北方の民族）でした、音の覓（求める・尋ねる）です」

『玉篇』によると「以て（用いる）巾（布切れ）で物を覆いました」（玉篇：ほぼ説文と等しいけれども検索で工夫する）

『正字通』によると「今は、羃が作り、楷書は、冪が作ります、小篆は、幎（巾＋冥）が、したがって、巾を作りました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で冫は、水の凍る様子を象り、凝固させた水である氷を意味します、総画が２画の冫部（ひょうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「冫」が「氷」の簡略化による部首の文字でした、また、「減」から引き出される「减」における「氵」の簡略化の形です

また、「冰」（氷）の原字でした、古今韻会挙要によると「仌」の本字であり、説文によると水の凝固する様子の象形です

『説文解字』によると「冫は、また、凍であり」「また、冰」「本が仌を作り」「象ることは、之の形が水の凝固でした」

▢▢▢ ICE ▢▢▢

部首分類で冫部は、康熙字典の１５番目の部首であり、偏旁の意符として冫に関連することを示します（冬・冷・凄・准）

冫部が温度の寒冷や水の凝固に関する意符で使われました、「冫」は、水の液体から氷の個体になる様子の象形の起源です

氷は、固体の状態にある凍らせた水のことであり、冬の寒い温度が液体の水を結び付けて凝固させ、周囲の熱を奪いました

『唐韻』によると「筆は、分かつ陵です」『集韻』によると「悲が分かつ陵であり、並（𠀤）ぶ平聲の逼（迫る）でした」

『韻會』によると「本字は、仌が作り、今の文で冰を作ります、仌の字の偏旁で書く冫を作りました」※韻會：元代に編纂

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で几は、小さな机の形を象り、座って凭れ掛るような家具を意味する書記素です、総画が２画の几部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「几」が座り凭れ掛かるため使う小さな台（机）の象形でした、現代の中国で「幾」の簡略形として用います（別字衝突）

両端に足を持つ四角い台と別字の「几」（羽を立てる様子）は、鳥が、また、この短い羽の飛ぶ几几として述べられました

『説文解字』によると「踞（うずくまること・しゃがむこと）は、また、几（座り凭れ掛かる小机）です、象る形でした」

▢▢▢ TABLE ▢▢▢

部首分類で几部は、康熙字典の１６番目の部首であり、偏旁の意符として几に関連することを示します（凡・処・凰・凱）

几部が机や卓に関する意符で使われました、「几」は、腰を下ろして凭れる古代の小さな台の象形であり、机を意味します

説文の注釈者は、人であることが、また、所（斤で戸を守る会意：何かを行う物理的空間）に凭れて坐ると述べるでしょう

『劉歆・西京雜記』によると「漢制、天子の几の玉、冬に其の上に加える綈錦、謂う几の之の綈（粗く厚い絹糸織）です」

『廣韻』によると「居は、分かつ履（靴）です」『集韻』によると「舉（挙げること）が分かつ履（足に履く物）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で凵は、口を開けた様子を象り、入物や窪みを意味させる書記素です、総画が２画の凵部（かんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「凵」が口を大きく開いた様子の象形でした、他の解字によると「坎」の本字であり、陥没した地面の象形として表します

受ける入れ物は、その引き受けることの無い身体を承けて載せた虚ろな者の中であり、また、存在する器で用いられました

『説文解字』によると「張り伸ばして、また、口です、象形、おおよそ、凵が、したがって、凵は、之に屬する皆でした」

▢▢▢ RECEPTACLE ▢▢▢

部首分類で凵部は、康熙字典の１７番目の部首であり、偏旁の意符として凵に関連することを示します（凶・凸・凹・出）

凵部が開口部の外観に関する意符で使われました、「凵」は、口の開く様子か陥没した地面の象形として入れ物の意味です

『唐韻』によると「丘は、分かつ范（範）でした」『集韻』によると「口が分かつ范、並（𠀤）べた坎（窪み）の音です」

『集韻』によると「苦を分かつ紺（深青色）であり、音の勘（審議して決定する）でした、義（正しいこと）の同じです」

『正字通』によると「魏校、曰く：凵は、受けることが之の器の物でした」（魏校の思想：木必有根や水必有源と考える）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で刀は、刀の形を象り、大きな片刃だけの刃物を意味する書記素です、総画が２画の刀部（とうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「刀」の文字が旁の位置のとき、多くで「刂」に変化しました、説文で「兵」（武器を両手で持つ象形）は、同じことです

刀は、片側に刃の無い刀剣型の武器の種類であり、打撃力を重視する刀、素早さを重視する剣と位置づけるかもしれません

『説文解字』によると「また、兵であり、象形、おおよそ、刀が、したがって、刀は、之に屬する皆、都の切の牢でした」

▢▢▢ KNIFE ▢▢▢

部首分類で刀部は、康熙字典の１８番目の部首であり、偏旁の意符として刀に関連することを示します（刃・分・切・刈）

刀部が刃物の性質や行為に関する意符で使われました、「刀」は、刀の形に象形であり、大きな片刃の刀剣類を意味します

刀は、中国の単刀術と双刀術が片手で扱いました、説文の注釈者は、象る刀の背が、そして（與）、刃であると言及します

『史記・平準書』によると「龜貝金錢刀布は、いずくんぞ（焉）、この幣（貢物・通貨）の興る（発生する）ことでした」

『正韻』によると「都（ｄｕ）の切（分かつ）の高（ｇａｏ）です、𠀤・並ぶ平聲の到（ｄａｏ）でした」※刀（ｄａｏ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で力は、体の側面の外で曲がる腕を象り、物事の変化する原因を意味しています、総画が２画の力部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「力」の他の解字が刃先の分かれた農具の象形であり、他に働きかけて変化を生じる機能の意味へ借用したかもしれません

力は、物事の変化の原因となる何かであり、あるいは、その状態を変化させる機能・作用に関して象徴として参照しました

『説文解字』によると「また、筋（⺮＋肋）です、象る之の形である人の筋、治め曰く力の巧みさ、能の大災の圉でした」

▢▢▢ POWER ▢▢▢

部首分類で力部は、康熙字典の１９番目の部首であり、偏旁の意符として力に関連することを示します（功・加・劣・助）

力部が力量や力を入れる行為に関する意符で使われました、「力」は、腕の筋肉の盛り上がる様子の象形として表現します

『孟子』によると「聖人は、焉んぞ、旣（既）に竭（尽くす）の目力でした、旣竭（既に尽くす）が、焉んぞ、耳力です」

『前漢・司馬遷傳』によると「力の誦（唱えること）は、徳の聖（聖德）、猶も其の意が不能の宣の盡（尽きる）でした」

『唐韻』『集韻』によると「並（𠀤）ぶ林（ｌｉｎ）は、分かつ直です、陵（ｌｉｎｇ）で聲を入れました」※力（ｌｉ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で勹は、体を曲げて物を抱え込む人の形を象り、包むことを意味する書記素です、総画が２画の勹部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

包む（つつむ・くるむ）が物の外側を覆うことであり、紙や布のような何かで周りを取り囲み、物を中に入れて被せました

「勹」は、「句」「旬」のような混合文字を構成します、おおよそ、包むことは、したがって、包むこれに属する皆でした

『説文解字』によると「また、裹みます、勹は、象ることが曲がる形の人であり、有される包裹（包むこと）の所でした」

▢▢▢ WRAP ▢▢▢

部首分類で勹部は、康熙字典の２０番目の部首であり、偏旁の意符として勹に関連することを示します（勿・匂・包・匍）

勹部が包むことに関する意符で使われました、「勹」は、体を曲げて物を抱える人の象形であり、物の外側を覆うことです

説文で「勹」は、「裹」として述べられ、その文字が意符の「衣」と音符の「果」から成る声の形の「亠＋果＋𧘇」でした

植物で苞は、花の基部の部位であり、蕾を包んだ葉のことであり、多くの場合、普通の葉よりも小さくて緑色をしています

『唐韻』『集韻』によると「並（𠀤）ぶ布を分かつ交（足を組んでいる人の象形）であり、音の苞（蕾を包む葉）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で匕は、匙の形を象り、液体や粉末を掬い取る器具のことを意味します、総画が２画の匕部（ひぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

縦画を貫かない横画の「匕」が匙の象形であり、しかし、説文で縦画を貫く横棒の「匕」は、人の転倒した姿の象形でした

「匕」は、漢字の起源で匙状の小刀（匕首）を意味します、匙が食品を掬い取る道具であり、硬い食品の切断も可能でした

『説文解字』によると「匕の相は、また、與、比べ敘です、亦、用い取る飯の所以であり、一の柶（木＋四）の名でした」

▢▢▢ SPOON ▢▢▢

部首分類で匕部は、康熙字典の２１番目の部首であり、偏旁の意符として匕に関連することを示します（化・北・匙・匘）

匕部が匙や変化に関する意符で使われました、「匕」は、匙の象形であり、説文の人の転倒した姿の象形で変化の意味です

『刺客傳』によると「荆軻の至る秦は、圖（図）り獻（献）る燕の督亢の地です、圖を窮して見ること、而、匕首でした」

『三國志・劉先主傳』によると「先の方（繋いだ舟：方向）食の生が失われる箸の匕です、また、首の匕（匕首）でした」

『唐韻』によると「𤰞（卑：柄杓を手で持つ形を象る）を分かつ履（靴）です」『集韻』によると「補を分かつ履でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で匚は、箱の形を象り、物を入れるための容器を意味する書記素です、総画が２画の匚部（ほうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

甲骨文字で「匚」の字形が物を受ける器の象形として表現されていました、意符として入れ物に関することを示すでしょう

箱は、物を入れる容器であり、保管や輸送に利用されます、当然、入り口が器物に存在して開封の仕組みで工夫されました

『説文解字』によると「受けることは、之の器（入物）が物であり、象形です、凡そ、匚は、従う匚が之に属す皆でした」

▢▢▢ BOX ▢▢▢

部首分類で匚部は、康熙字典の２２番目の部首であり、偏旁の意符として匚に関連することを示します（匠・匡・匣・匪）

匚部が入れ物に関する意符で使われました、「匚」の文字は、物を受ける器の象形であり、物を入れる箱を意味しています

匚（箱）は、器の行う方向のそれであり、古代の通る筐から作られました、箱の中身が神仙説話で語られるかもしれません

『唐韻】によると「府を分かつ良でした」『集韻』によると「分の切ること（割ること）の房、並（𠀤）べた方の音です」

『通雅』によると「匚（入れ物）は、古（過ぎ去る過去の時代）に筐（籠）が爲しました」※通雅：中国の明時代の語学書

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で匸は、物を隠す様子を象り、秘匿の場所や箱を意味する書記素です、総画が２画の匸部（けいぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「匸」が中国の簡化字や日本の新字体で「匚」に改められ、また、字書の多くは、匚部の部首へ統合されるかもしれません

秘匿の行為を意図するならば、最も単純な方法は、諺の「木を隠すなら森」のように物事の所在を隠してしまうことでした

『説文解字』によると「衺徯が、また、有所の挾藏です、したがって（从）、この𠃊（隱・隠）の有する一を覆しました」

▢▢▢ ENCLOSURE ▢▢▢

部首分類で匸部は、康熙字典の２３番目の部首であり、偏旁の意符として匸に関連することを示します（匹・区・医・匿）

匸部が隠すことに関する意符で使われました、「匸」の文字は、物を隠す様子の象形であり、秘匿の場所を意味しています

秘匿の行為は、しかし、暗号理論によると統計的性質を手掛かりに頻度分析から黙示可能で反する思いへ開かれていました

『唐韻』によると「胡を分かつ禮です」『集韻』によると「戸が分かつ禮でした、並ぶ上聲の奚（漠然とした物事）です」

『精薀』によると「匚は、受物が、また、之器、匸は、𢉀が、また、物、匸は、而、意相の反が、與、匚形の近似でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で十は、纏めることを丨の膨れた中央部の図像的な位置関係で表現します、あるいは、算木の象形かもしれません

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及でした

表意文字の「十」を作る筆画は、１つの単一の要素へ圧縮する発想であり、数字で十進法の１０の意味を入手するでしょう

漢字として「十」が数字の１０と共に十分な状態を表します、なぜなら、１０は、数えることで使われる大きな単位でした

『説文解字』によると「十は、數が之を具えます、一で東西を爲され、丨で南北を爲され、則る四方の中央を具えました」

▢▢▢ TEN ▢▢▢

部首分類で十部は、康熙字典の２４番目の部首であり、偏旁の意符として十に関連することを示します（千・午・半・卍）

十部が数字の１０に関する意符で使われました、「十」は、丨の中央部の膨れた指事であり、十進法の１０を意味させます

説文で易（変化）は、数を生む一のあぁ（感動）、成る十のあぁでした、丨の纏めて膨れた中央部を後で一に置き換えます

『易・繫辭』によると「天の九が十の地でした」『唐韻』によると「是を分かつ執」『集韻』によると「寔は、分かつ入」

『陸游老學菴筆記』によると「鼂は、詩で以て道です：煩君が殷に勤める意の一日、示される我は、感遇詩が十年でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で卜は、甲骨を焼いて作る細かな割れ目の形を象り、占いを意味する書記素です、総画が２画の卜部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

おそらく、遠い昔の中国で占いに使われた骨のヒビの象形であり、古代人が亀裂の形から天意を伺い、吉凶を判断しました

亀裂は、典型的に一つの活動から複数を作り、時々、幾つかの甲骨で行い、占師が占いで答え、学ぶために亀裂を読みます

『説文解字』によると「灼で剝ぐ、また、龜、象る之の形の炙龜であり、一を曰く象る龜の兆は、また、之の縱橫でした」

▢▢▢ DIVINATION ▢▢▢

部首分類で卜部は、康熙字典の２５番目の部首であり、偏旁の意符として卜に関連することを示します（占・卡・卦・卧）

卜部が占いに関する意符で使われました、「卜」は、甲骨を灼いて生まれる亀裂の象形であり、物事の吉凶の判断方法です

古代中国の熱を用いた肩甲骨の亀裂で最古の証拠は、紀元前四千年に遡り、亀甲の重要な用途が殷文化遺跡まで現れません

『春秋・元命包』によると「古（過ぎ去る昔の時代）は、卜が司る怪しい主でした」※卜を解釈する正確な方法の不明です

『広韻』『集韻』によると「並（𠀤）んだ博（ｂｏ）は、分かつ木（ｍｕ）であり、音の樸（ｐｕ）でした」※卜（ｂｕ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で卩は、跪く人の様子を象り、権威の象徴性を表している書記素です、総画が２画の卩部（せつぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「卩」が割り符として言及され、甲骨文字から人の跪く形の解字でした、「令」（亼＋卩）の幾つかの形と比べてください

似ている字形は、また、卩部で収録されているかもしれません、しかし、解字で転注の他の独立して派生した文字の形です

『説文解字』によると「瑞が、また、信でした、象る之の形の半分です、隷（所属）の卪（卩＋丶：割符）を作りました」

▢▢▢ SEAL ▢▢▢

部首分類で卩部は、康熙字典の２６番目の部首であり、偏旁の意符として卩に関連することを示します（印・危・即・卵）

卩部が跪いた人に関する意符で使われました、「卩」の文字は、人の跪く姿／割り符の形の象形であり、割符を意味します

説文で「卩」の文字は、「𢎛」（弓＋丶）で作られ、「卩」（𢎛）が後から別の字源の「節」（竹＋即）と混同されました

『正譌』によると「卩を象る卩形の骨です」「故に爲される符（公文書）の卩字、また、借りられ、隷の節を作りました」

『韻會』によると「卩（ｂｕ）は、不同が、そして（與）、阝（阜の部首の字形）です、阝の邑（巴：ｂａ）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で厂は、崖地の姿を象り、山崖、そして、工房を意味する書記素です、総画が２画の厂部（かんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「厂」が崖地の象形であり、「崖」「岸」の原字であり、「廠」（工場）の簡体字でもあり、中国語で工場を意味しました

崖は、垂直に近い傾斜の地形のことであり、山岳地、川沿い、岸沿いで見られ、崖を超えて流れる川を滝と呼び慣わします

『説文解字』によると「山石が巖（大きな岩）の之の厓（厳しく切り立つこと）であり、人の居の可です、象る形でした」

▢▢▢ CLIFF ▢▢▢

部首分類で厂部は、康熙字典の２７番目の部首であり、偏旁の意符として厂に関連することを示します（厄・厘・厚・原）

厂部が崖や巌に関する意符で使われました、「厂」は、岩の張り出している崖の景色の象形であり、切り立つ崖の意味です

『唐韻』によると「呼は、分かつ旰（日暮れ）です」『集韻』によると「虛が分かつ旰であり、並（𠀤）ぶ漢の音でした」

『唐韻』によると「呼は、分かつ旱です」『集韻』によると「許の分かつ旱であり、並ぶ䍐の音であり、義の同じでした」

『六書本義』によると「厂（山崖・工房）であり、水の厓が者の高さです、岸と同じである厈（厂や岸の異体字）でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で厶は、自分の周りを巡ることを図像的な位置関係で表して会話の主体を示している一人称を意味した書記素です

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及でした

「厶」は、物を囲い込み自分で所有する様子を象り、手を伸ばすことや手の伸びることを意味します、「私」の本字でした

私・我が話し手に参照する文法範疇の言葉です、韓非子は、述べ、穀倉の造字で舞い上がり、自身の営む私事を行いました

『説文解字』によると「姦（淫乱）は、また、衺（邪）です、韓非、曰く：倉の造字の頡であり、自營の厶を爲しました」

▢▢▢ PRIVATE ▢▢▢

部首分類で厶部は、康熙字典の２８番目の部首であり、偏旁の意符として厶に関連することを示します（𠫔・去・县・参）

厶部が私的であることに関する意符で使われました、「厶」は、甲骨文字で三角の字形で表現され、私事を意味しています

「厶」は、字源で複数の起源を有すると考えられ、「已」の派生、曲げた腕の象形、繭の象形に関する文字を混用しました

曲げた腕の象形から「厷」へ成り、繭の象形から「私」に成ります、また、「句」と「勾」における「口」と「厶」でした

『唐韻』によると「息が分かつ夷（弓＋大）です」『集韻』によると「相は、分かつ咨（諮）であり、𠀤ぶ私の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で又は、手を象り、同じことや新たに何かを加えることを意味させる書記素です、総画が２画の又部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「又」が「右」の古字でした、手の形の象形として新しく加わることです、各々の爾儀を敬い、天命は、また、ありません

手は、手首から指先の部分であり、外界へ物理的に働きかける大部分を荷い、利き手が人類の比率で主に右手を使いました

『説文解字』によると「また、手であり、象形です、三の者の指、手の多くである之の𠛱、略は、また、不過の三でした」

▢▢▢ AND ▢▢▢

部首分類で又部は、康熙字典の２９番目の部首であり、偏旁の意符として又に関連することを示します（及・友・双・反）

又部が手と係わることに関する意符で使われました、「又」は、手の形の象形であり、新しく加わることを表現しています

手は、その即物的な働きかけで思い通りになり、古くから病んだ人に優しく触れることで良い心理的効果をもたらしました

『詩経・小雅』によると「人が聖の之の齊であり、飮酒の克の溫かさです、彼の不知の昏、壹醉で富む日（太陽）でした」

『唐韻』によると「于（あぁ）は、分かつ救です」『集韻』によると「尤（もっとも：道理にかなう）が分かつ救でした」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で三画は、表語文字を構成する３つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

口囗土士夂夊夕大女子宀寸小尢尸屮山巛工己巾干幺广廴廾弋弓彐彡彳は、『康熙字典』に収録された三画から成る部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動で復活した線によって満足します、意識内容（解釈）で共に過ごす一つの第一性・第二性・第三性でした

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で口は、開いた口のような何かを象り、食物の取入れ部位を意味する書記素です、総画が３画の口部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「口」が口に似ている形を象り、生物の消化管の最前端を意味しました、それから、転じて出入り場所の意味に派生します

口は、消化管の最前端の食物を取り入れる最初の体内であり、味わい楽しむ場所として人生を活気付ける何かの一つでした

『説文解字』によると「人の所以（出現するに至るまで辿ってきた理由）の言が、また、食です、象る形でした（象形）」

▢▢▢ MOUTH ▢▢▢

部首分類で口部は、康熙字典の３０番目の部首であり、偏旁の意符として口に関連することを示します（古・句・叩・叫）

口部が口の部分や口の動きに関する意符で使われました、「口」は、食物の取入れ部位の象形であり、消化管の最前端です

生物の口腔は、消化系の入り口であり、食物を取り込むため発達した筋肉を持ち、多くで歯のような裁断構造を備えました

『李陵傳』によると「捕え得る口の生、言の李陵の敎（教）え、爲した兵の單于、以て漢軍の備えです、また、姓でした」

『唐韻』によると「苦が分かつ后です」『集韻』によると「去（ｑｕ）は、分かつ厚さ（ｈｏｕ）でした」※口（ｋｏｕ）

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で囗は、特定の区域に回らすことを図像的な位置関係で表され、周りを取り囲むことを意味であり、圍の原字です

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及でした

「囗」は、区域を取り囲んだ指事です、あるいは、一周りする様子を象り、周囲を囲むこと・囲まれた領域を意味しました

取り囲むことが外から中を区切り、周りを取り巻いて連なることで塞ぐことです、字彙で「國」の原字として言及しました

『説文解字』によると「また、回り、象る回の帀（巡らすこと）は、また、之の形です、註詳が畫（区切り）の九でした」

▢▢▢ ENCLOSURE ▢▢▢

部首分類で囗部は、康熙字典の３１番目の部首であり、偏旁の意符として囗に関連することを示します（四・回・因・団）

囗部が囲うことや囲まれることに関する意符で使われました、「囗」は、巡らすことの象形であり、囲むことを意味します

「囗」は、古の國の字であり、作る囗の皆であり、蓋倉が、また、頡（舞い上がる）所を制しました、註詳の畫の八つです

『商子・弱民篇』によると「民は、囗强が弱いこと、囗强の弱い民であり、有する之の囗の道、務める弱民に在りました」

『字彙』によると「古に作られた之の方である方圓です、○（真・良）按（押さえること）は、考証が此說の無しでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で土は、轆轤の土の塊か土を盛る形を象り、土壌を意味する書記素です、総画が３画の土部（どぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「土」が土壌や大地を意味していました、甲骨文字の形は、大地を表現する横画の上で◇のような柱状の造形物を持ちます

甲骨文字の「土」は、積まれた土塊か轆轤で盛られる土の象形と考えられ、「社」の本字として何かを祀るかもしれません

『説文解字』によると「地が、また、之を吐く生物者、二を象り、この下の地、地の中の之、土物は、また、出形でした」

▢▢▢ SOIL ▢▢▢

部首分類で土部は、康熙字典の３２番目の部首であり、偏旁の意符として土に関連することを示します（圧・在・圭・地）

土部が土の種類・地形・境域に関する意符で使われました、「土」は、地中を象る「二」から生まれ出る「丨」を表します

土壌は、地球の陸地の表面を覆う生物活動に影響された物質層であり、供給する地表の地形、気候、動植物相の反映でした

『易経・離彖傳』によると「百穀（様々な穀物）の草木（植物）が、あぁ（乎）、土は、麗しいこと（美しいこと）です」

『書経・禹貢』によると「徐州は、惟うに土の五色が厥（人称代名詞：石塊）を貢ぎました」※禹貢：古代の中国地理の書

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で士は、斧のような小型の鉞の形を象り、支配力を握る男性の意味です、総画が３画の士部（しぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

中国古代社会で士が支配力を握る男性を意味した語であり、そして、後に学芸に秀でた知識人を意味するようになりました

「士」は、ある説によると男性の性器の象形かもしれません、けれども、一から始まり十で終わる会意として言及されます

『説文解字』によると「士が、また、事です、數は、あぁ、一の始め、終る十のあぁ、したがって、一が十に従いました」

▢▢▢ SCHOLAR ▢▢▢

部首分類で士部は、康熙字典の３３番目の部首であり、偏旁の意符として士に関連することを示します（壬・壮・声・売）

士部が男性に関する意符で使われました、「士」の文字は、一から始まり十で終わる会意であり、兵士や士大夫の意味です

士は、古代中国社会の統治階層でした、貴族政治から中央集権の移行に伴い、読書人の文人官僚から士大夫を成立させます

『前漢・李尋傳』によると「拔擢が士の天でした」※李尋：哀帝から事あるごとに意見を聞かれるも最後で聞き入れられず

『広韻』『集韻』によると「並（𠀤）ぶ鉏（携える小刀）を分かつ里であり、音の仕です、四民の爲される首の士でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で夂は、人の両脚であるクと何かによって後へ続く㇏の図像的な位置関係で表され、後から行くことを意味します

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及でした

「夂」は、下向きの足跡を象る「夊」の異なる字形です、「止」を比べてください、甲骨文字で類似する字形を持ちました

「止」が３つの爪先と足裏の上向きの足を持ちます、「𡕒」は、下向きの足を持つけれども、左向きの足先で異なりました

『説文解字』によると「したがって（从）、また、後で至ります、象る人の兩脛は、之者が後で有して推して致しました」

▢▢▢ GO ▢▢▢

部首分類で夂部は、康熙字典の３４番目の部首であり、偏旁の意符として夂に関連することを示します（处・夅・夆・夈）

夂部が下降・停止・後退に関する意符で使われました、「夂」は、下向きの足先の象形から降ることの意味かもしれません

『説文解字』によると「○按は、不同が、そして、夊字であり、夊の右畫、あぁ外の長出、夂の右畫、あぁ中の短縮です」

『集韻』によると「陟（登ること）は、分かつ移であり、音の㨖（刺す・奪う）でした」※夂（ｃｈｕ）、陟（ｃｈｉｈ）

『集韻』によると「古文が字の終わりです、註（補足）の詳しさ、五つの畫（区切り）の糸（細い絹糸の意味）部でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で夊は、下向きの足跡を象り、歩みの遅いことを意味する書記素です、総画が３画の夕部（すいぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「夊」が「夂」の異なる形でした、甲骨文字で３つの爪先と足裏から組み立てる上向きの足跡の「止」と比較してください

人の両脚の「ク」に「乀」を入れ、引きずる何かを表して歩みの遅いことを意味します、篆書で現在の文字に近い形でした

『説文解字』によると「行くこと遲（遅）く夊夊の曳くことです、象る人は、また、兩脛の有する所の躧（草鞋）でした」

▢▢▢ GO SLOWLY ▢▢▢

部首分類で夊部は、康熙字典の３５番目の部首であり、偏旁の意符として夊に関連することを示します（夌・変・复・夏）

夂部が行くことに関する意符で使われました、「夂」は、足の形の象形であり、「夂」と異なり右払いの筆画で突き出ます

甲骨文字で「夂」と「夊」は、同形であり、意味の違いが混合文字の配置と考えられ、上部の「夂」と下部の「夊」でした

『唐韻』によると「息を分かつ遺です」『集韻』によると「山を分かつ垂であり、並ぶ衰の音であり、行く貌の遲でした」

『広韻』によると「楚は、分かつ危です」『集韻』によると「初が分かつ危であり、並ぶ吹の音であり、義の同じでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で夕は、月の文字と同じく三日月を象り、夕方を意味する書記素です、総画が３画の夕部（せきぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

甲骨文字で「夕」が「月」と同様の文字であるけれども、少し異なる三日月を象り、日暮れから夜半の時間帯を表しました

半分だけ姿を現した月を象ります、夕方は、西へ沈み始める太陽のため次第に暗くなり、一日の活動の終了を意識しました

『説文解字』によると「また、莫です、従（从）う月が見える半であり、おおよそ、夕は、従う夕の之に属する皆でした」

▢▢▢ EVENING ▢▢▢

部首分類で夕部は、康熙字典の３６番目の部首であり、偏旁の意符として夕に関連することを示します（外・多・夜・夢）

夕部が夜の時間や活動に関する意符で使われました、「夕」は、説文で月の半分だけ現れた象形であり、夕方を意味します

薄暗い夕暮れの事象は、迫りくる闇夜のため人の不安をかき立てました、月見草が黄昏時に咲くけれども、一日で萎みます

『唐韻』『集韻』によると「並（𠀤）んだ祥を分かつ易であり、音の席でした、晨（朝）の對の之であり、また、暮です」

『齊諧記』によると「桂陽の武丁は、仙道の有すこと、謂う曰く弟：七月七夕、織女が牽牛の引き受ける渡河で暫詣でた」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で大は、可能であるとして腕を遠く外に伸ばす人を図像的な位置関係で表します、大きなことを意味するでしょう

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及でした

「大」は、より低い位置で腕を持つ人を象る「小」の対義語です、「尢」を比較してください、曲がる足の人を象りました

「文」を比べてください（胸の入墨と腕を外に伸ばす人）、「夭」を較べてください（走る体を傾けて腕を外に伸ばす人）

『説文解字』によると「大が天大地大であり、また（亦）、大の人、故に人形の大を象ること、古文は、また、大でした」

▢▢▢ BIG ▢▢▢

部首分類で大部は、康熙字典の３７番目の部首であり、偏旁の意符として大に関連することを示します（天・太・夫・夭）

大部が人や大小に関する意符で使われました、「大」は、正面から見た腕を外へ広げる人の象形として広い空間や状態です

「人」は、側面から見る人であり、「大」が大人を象り、正面から見た人であり、後で抽象的な大きいことを意味しました

『老子・道德經』によると「域（境地）は、四つの大で中を有します、道の大、天の大、地の大、王が、また、大でした」

『莊子・天地篇』によると「不同は、この謂う大が同じです」『唐韻』によると「徒（弟子）を分かつ蓋（覆い）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で女は、膝を付くか立ち上がる女性を象り、男性と対比される性別を意味します、総画が３画の女部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

甲骨文字の「女」で取り囲む筆画が乳房の左であり、しかし、現在の字形は、回転して向きを変え、乳房の右を消しました

「母」は、乳首の点画を含み、後の字形で乳房の両方を保ちます、「女」の文字が、本来、図像的に類似して発展しました

『説文解字』によると「婦（女＋帚）は、また、人であり、象形、王の説を育みます、おおよそ、女が女に属す皆でした」

▢▢▢ FEMALE ▢▢▢

部首分類で女部は、康熙字典の３８番目の部首であり、偏旁の意符として女に関連することを示します（奴・奸・好・如）

女部が女性・婚姻・姓名に関する意符で使われました、「女」は、女性の跪く姿の象形であり、男性と対比される性別です

甲骨文字は、「女」の字形が膝を付く姿で乳房を強調しました、生物学的に子を産み授乳できる人間の性別を表しています

『山海經』によると「嶧は、この山の臯であり、その水、焉んぞ出ること、東に流れ注ぎ、この水が、あぁ、激女でした」

『唐韻』によると「尼は、分かつ呂（並んで続く）です」『集韻』によると「碾の分かつ與であり、並ぶ上聲の茹でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で子は、大きな頭と広げた両腕を持つ赤ん坊を象り、子供を意味します、総画が３画の子部（しぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「子」が親の対義語として生まれた者／育てられた者の意味であり、また、十二支の第一であり、無関係な鼠を充てました

子は、親の傍に就くことで里を分かち、また、祖先の似姿を残します、梓が古代に百木の長と呼ばれ、子と同じ音符でした

『説文解字』によると「十一月は、動く陽氣です、萬物が入る滋（茂ること）であり、以て稱（量ること）を爲しました」

▢▢▢ OFFSPRING ▢▢▢

部首分類で子部は、康熙字典の３９番目の部首であり、偏旁の意符として子に関連することを示します（孔・字・存・孝）

子部が出産・育児に関する意符で使われました、「子」は、子供の形の象形であり、親から生まれた幼子・幼児の意味です

子供と大人の境界は、属する社会で何かの通過儀礼を伴うかもしれません、現在、習慣が多くの国家で廃れてしまいました

『史記・殷本紀』によると「契は、母が、そして、生まれ、吞鳦の子です、故に子氏の曰くであり、また、姓の複でした」

『唐韻』によると「卽の分かつ里です」『集韻』によると「祖の分かつ似であり、並ぶ梓（木王・百木の長）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で宀は、家の屋根を象り、建物の上部の構造物を意味する書記素です、総画が３画の宀部（べんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

家屋が人の居住する構築物であり、けれども、現在の定住生活の様式は、最近の話であり、有史以前に移動式の住居でした

屋根は、建物の上部を覆う構造物であり、太陽の強い日差しを遮ることのように、外の天候の変化から防ぐ役割を荷います

『説文解字』によると「交（混和）の覆うことが、また、深（氵＋㓁＋木）の屋（竪穴式住居を覆う頂部：家屋）でした」

▢▢▢ ROOF ▢▢▢

部首分類で宀部は、康熙字典の４０番目の部首であり、偏旁の意符として宀に関連することを示します（宇・守・安・宋）

宀部が家屋や屋根に関する意符で使われました、「宀」は、建物を上で交差して覆う屋根の象形であり、家屋を意味します

従事する宀の凸の高さは、下の𠕄で人を住まわせ、故に穴の文字でした、家の御殿の制度が安寧であり、皆、之に因みます

『廣韻』によると「武の分かつ延でした」『集韻』によると「彌を分かつ延であり、並んだ綿の音です」※宀（ｍｉａｎ）

『田藝衡曰』によると「古者は、野處の穴居であり、未だ宮室で有され、先に宀の有り、そして（而）、有穴の後でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で寸は、脈の触診の位置を図像的な位置関係で表すか長さの測定に手を当てる様子を象り、長さの単位を表します

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示す図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及でした

「寸」は、篆書文字が右下から伸びる前腕の手首を曲げて水平線に覆い被さります、「手」「九」「爪」を比べてください

説文で「又」（手の象形）から離れて脈打つ所の「一」で距離を表しました、手首の脈所は、中国で寸口と呼ばれています

『説文解字』によると「十が、また、分かつ、人手の一寸を卻く、動𧖴の寸口と謂い、したがって、又の一に従いました」

▢▢▢ INCH ▢▢▢

部首分類で寸部は、康熙字典の４１番目の部首であり、偏旁の意符として寸に関連することを示します（寺・対・寿・封）

寸部が長さや決まり、しかし、多くで手の動作に関する意符で使われました、「寸」は、指幅を基準とする長さの単位です

古代中国で寸は、指幅を基準に２ｃｍ前後を表しました、そして、尺貫法で一寸＝１０分か１／１０尺＝３．０３ｃｍです

『家語』によると「布（石头剪子布）指が寸を知りました」※孔子家語：論語に収録されなかった孔子一門の説話とされる

『唐韻』『集韻』によると「倉を分かつ困（難儀）です」『正韻』によると「村を分かつ困であり、並ぶ去聲の村でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で小は、より低い位置で腕のある人を象り、小さなことを表します、総画が３画の小部（しょうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

対照的に「大」の文字が外へ広く伸ばした腕を持つ人の象徴化でした、甲骨文字で「小」は、３つの細長い点で描かれます

「小」が抽象的に小さな空間や状態の意味でした、より古い解字で３つの小さな点の指事か三粒の砂の象形かもしれません

『説文解字』によると「物は、また、この微かです、したがって、八が亅に従い、見ることは、これが、そして、分けた」

▢▢▢ SMALL ▢▢▢

部首分類で小部は、康熙字典の４２番目の部首であり、偏旁の意符として小に関連することを示します（少・尓・尖・尚）

小部が微小に関する意符で使われました、「小」は、低い位置で手のある人の象形として狭い空間や場所を占めることです

説文で「小」は、篆刻文字に基づき「亅」と「八」の会意として誤って考慮されました、甲骨文字の「少」が４つの点です

『白居易・懺悔偈』によると「若い輕さの重さ若く、無い大で小の無しでした、了を得る不可であり、是の懺悔の名です」

『徐曰』によると「亅は、始めに、また、見ることです、八が、また、分かたれ、始まり、可を分かち、また、別でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で尢は、跳ねるか崩れるため脚を曲げる人を図像的な位置関係で表します、足の障害で歩行の不自由なことでした

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

篆書文字の「尢」と「大」を比べてください、「大」は、真直ぐな脚を持つ人の象形でした、現在の形で僅かに異なります

道蔵歌で真符を光で照らすように日月の華やかな暉きの明らかさを述べました、億兆の劫の不同が千載の尤を禁じています

『説文解字』によると「尤（特異・突出）は、乙（第二）の部から在り、また、異なり、したがって、乙が聲の又でした」

▢▢▢ WEAK ▢▢▢

部首分類で尢部は、康熙字典の４３番目の部首であり、偏旁の意符として尢に関連することを示します（尤・尨・尭・就）

尢部が身体の障害に関する意符で使われました、「尢」は、片足の曲がる人の象形であり、足に障害を持つ人を意味します

『徐曰』によると「乙の欲して出づることは、閡ざされ、そして、見ました、則り顯（顕）か、また、其の尤の異者です」

『唐韻』『集韻』によると「羽は、分かつ求（裘を腰で締める）でした」『韻會』によると「疑が分かつ求（探索）です」

『正韻』によると「于（あぁ）の分かつ求でした、並ぶ郵の音です」『正字通』によると「尤の字の本（元・基）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で尸は、足を曲げる人の横から見た姿を象り、屍を意味する書記素です、総画が３画の尸部（しぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「尸」は、人の横たわる姿の象形であり、死体を表現しました、後に精神を持つ身体から分かれて肉体に焦点を合わせます

甲骨文字の形で座るか横たわる姿として様々に解釈され、部首の字形が、通常、「人」や「亻」の異なる形に由来しました

『説文解字』によると「尸（亡骸）は、また、𨻰（陳：並べること）です、象る之の形が臥（臣＋人：横になる）でした」

▢▢▢ CORPSE ▢▢▢

部首分類で尸部は、康熙字典の４４番目の部首であり、偏旁の意符として尸に関連することを示します（尺・尻・尼・尽）

尸部が身体の部分に関する意符で使われました、「尸」は、人の横たわる様子の象形であり、死体や亡骸を意味しています

屍は、死んだ人の体であり、死を迎え、生命活動を停止している状態でした、遠い古代の時間から特別な祭祀で葬られます

『広韻』によると「式（模範・様式）の分かつ之（指示語）でした」『集韻』によると「升（上昇する）の分かつ脂です」

『朱子曰』によると「氣が合わさり、質であり、則り散り、あぁ、復聚の者の庶、此の敎え、之に至り、また、主でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で屮は、植物の新たな成長する様子を象り、草の芽を意味しています、総画が３画の屮部（てつぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「屮」は、芽生える草木の象形であり、植物の芽の出始めることを表しました、今日、芽生えが物事の始まりも意味します

芽生えは、植物が種子の種皮を破って芽を出すことであり、発芽で植物の活動（発芽・成長・結実・枯死）を開始しました

『説文解字』によると「艸木（草木）は、また、初生です、象り出る形の丨であり、有する枝が、また、莖（茎）でした」

▢▢▢ SPROUT ▢▢▢

部首分類で屮部は、康熙字典の４５番目の部首であり、偏旁の意符として屮に関連することを示します（屮・屯・屰・㞣）

屮部が草に関する意符で使われ、収録文字として多くありません、「屮」は、草木の発芽の象形であり、芽生えの意味です

『前漢・鼂錯傳』によると「屮茅の臣は、知ることが無識（見識の無い）でした」※晁錯：反発を受け呉楚七国の乱を招く

『徐鉉曰』によると「屮（芽生え）は、上下が、また、通ります、象る萌芽の艸木は、通徹が、また、地上のことでした」

『広韻』によると「丑（手で掴む様子）は、分かつ列です」『集韻』によると「敕が分かつ列であり、並ぶ徹の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で山は、山岳の形を象り、あるいは、三つの山の頂を図像的な位置関係で表した高く盛り上がる地形を意味します

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

「山」は、甲骨文字で垂直の筆画よりも３つの三角で表現されます、「丘」を比べてください（とりわけ初めの頃の字形）

山が傾斜して周囲よりも高く盛り上がる標高の高い地形の言及です、山へ対する信仰は、世界の多くの地域で生まれました

『説文解字』によると「山は、また、宣します、宣の氣を散らして萬物を生み、有する石が、また、そして、高さでした」

▢▢▢ MOUNTAIN ▢▢▢

部首分類で山部は、康熙字典の４６番目の部首であり、偏旁の意符として山に関連することを示します（岐・岡・岩・岳）

山部が山の種類・部分・形状に関する意符で使われました、「山」は、山の象形であり、傾斜して周囲よりも高い地形です

山は、居住や農耕に余り適さず、必ずしも人の生活に適している場所ではありません、また、民間信仰で恐れの対象でした

『孔子・丘陵歌』によると「喟く慮ること然り迴り、題の泰山の彼です、鬱たる其の高さ確か、梁甫の連なる迴りでした」

『広韻』によると「所が分かつ閒（門の間から月の光の射し込むこと）です」『集韻』によると「師は、分かつ閒でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で巛は、水の流れの形に象り、水の流れる地形を意味する書記素です、総画が３画の巛部（せんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「巛」が川を意味しました、両岸の間を水の流れる様子と考えられる「川」の本字であり、「水」の文字と比べてください

川は、絶えず水の流れ下る細長い地形であり、地球規模の水循環の一部です、流れる水の源が究極的に降水の起源でしょう

『説文解字』によると「巛（川）は、貫き穿つ（貫穿：深く極める・学問に通じる）通ることであり、また、流水でした」

▢▢▢ RIVER ▢▢▢

部首分類で巛部は、康熙字典の４７番目の部首であり、偏旁の意符として巛に関連することを示します（川・州・巠・巣）

巛部が川の流れに関する意符で使われました、「巛」は、水の流れの象形であり、水の流れる地形（川）を意味しています

「巛」の文字を構成している「𡿨」は、一つで「回る」の意味を持ち、異体字が「畎」（田畑の水路）「𤰝」「圳」でした

『書経・虞書』によると「濬う𡿨巜は、巛を距てさせます、言の深い𡿨巜が、また、この水會によって爲される巛でした」

『書経・舜典』によると「今の文の𡿨巜は、畎澮（田畑の小溝・水路）を作り、巛の川を作ります、文が同じ異義でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で工は、刃身のような薄い平板かカギ型の物差を象り、あるいは、穴を開けることを図像的な位置関係で表します

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

「工」は、曲尺や定規の象形として考えられ、労働者と工作や工具の意味です、物差が建築や服飾の分野で利用されました

東アジアで尺貫法は、広く使われ、元々、身体尺に由来します、人によって長さが異なり、後の時代に公定尺を定めました

『説文解字』によると「巧みなことは、また、飾りです、象られ、また、人の有する䂓榘（規則の物差し：定規）でした」

▢▢▢ LABOUR ▢▢▢

部首分類で工部は、康熙字典の４８番目の部首であり、偏旁の意符として工に関連することを示します（左・巧・巨・差）

工部が工作や工具に関する意符で使われました、「工」は、定規の象形であり、素材から別の役に立つ何かを作ることです

『書経・堯典』によると「允（誠信）は、百工の釐（治理）でした、また、共工（中国神話に登場する水神）の官名です」

『魏志・管輅傳註』によると「人物が輅の辨、析の否の臧さ、說の義に近く、彈む直で曲げ、拙は、そして、不功でした」

『唐韻』によると「古を分かつ紅です」『集韻』によると「沽を分かつ紅であり、並ぶ公（公平であること）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で己は、糸巻きの形を象り、自分自身のことを意味している書記素です、総画が３画の己部（きぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「己」が転注文字の「紀」の本字として糸巻きの形を象るかもしれません、「紀」（記録）を本来の「己」から創りました

また、「己」は、自分のことを言及します、十干・天干の一つ（六番目・第六位）を表すために後で借用され意味しました

『説文解字』によると「己の中が宮であり、象る萬物は、また、辟藏の詘形です、己の戊を承り、象られる腹の人でした」

▢▢▢ ONESELF ▢▢▢

部首分類で己部は、康熙字典の４９番目の部首であり、偏旁の意符として己に関連することを示します（巳・巴・巷・巻）

己部が主に音符として使われ、「巳」の混合文字も収録しました、「己」は、糸巻きの象形として自分のことを意味します

『詩経・商頌』によると「韋（背）き既に伐たれ顧みる昆（兄）の夏桀の吾でした」※商頌：殷の祭祀を継承した宋の廟歌

『礼記・坊記』によると「君子の貴人は、賤の己が而（そして）であり、先人は、後の己が而です」※坊記：不義を防ぐ礼

『唐韻』によると「居は、分かつ擬（計画する）です」『集韻』によると「苟（かりそめであること）が分かつ起でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で巾は、布切れに糸を付けて身に帯びる様子を象り、小さな布を意味しています、総画が３画の巾部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

手巾が身なりを整えることの一つとして日常的に用いられている布切れであり、手を拭くことや汗を拭うことに使いました

それぞれの時代を通して持ち物から人物の富貴を推測されます、説文で楚の言うところの「𢁥」（分＋巾）は、大巾でした

『説文解字』によると「佩（胴締で佩びる飾り）が、また、巾です、したがって、冂であり、丨は、また、象る糸でした」

▢▢▢ KERCHIEF ▢▢▢

部首分類で巾部は、康熙字典の５０番目の部首であり、偏旁の意符として巾に関連することを示します（市・布・帆・希）

巾部が織物の種類や形状に関する意符で使われました、「巾」は、腰に帯びる儀礼用の布の象形であり、布切れの意味です

佩巾は、儀礼で腰に帯びた布切れでした、玉篇（中国の南北朝）で本来が拭物を用い、後の人に著しく、あぁ、頭の之です

『急就篇註』によると「巾の者は、一がこの巾の幅でした、所以（理由）、また、裹頭（頭を包み両眼を出す装い）です」

『集韻』によると「並ぶ居を分かつ銀であり、䘜（手巾・佩巾）の音でした」※巾（ｊｉｎ）、居（ｊｕ）、銀（ｙｉｎ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で干は、刀や矢を防ぐ棒の形を象り、身を守る武器や怒らせることを意味します、総画が３画の干部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「干」が盾や犯を表しました、また、音声学的借用として「乾」と「幹」の簡略形から乾燥させることの意味を適用します

盾は、刃物の斬撃や弓矢の射撃から身を守るため対抗する防具であり、一方、怒りが目的を達成できない時にも起きました

『説文解字』によると「干（反対）は、また、犯であり、従って、入る反、従う一です、凡そ、干の干に属する皆でした」

▢▢▢ DRY ▢▢▢

部首分類で干部は、康熙字典の５１番目の部首であり、偏旁の意符として干に関連することを示します（平・年・幸・幹）

干部が主に音符として使われました、「干」の文字は、防御だけではなく攻撃にも用いられる二股に分かれた棒の象形です

『呉越春秋』によると「干は、者の將であり、吳が、また、人でした、莫邪は、干將が、また、この妻です」※干将・莫耶

『後漢・董卓傳』によると「乗る青蓋の金華、瓜を画く轓の両、時の人の号竿で車を摩り、言は、服飾が近く天子でした」

『唐韻』によると「古は、分かつ寒です」『集韻』によると「居が分かつ寒さであり、並ぶ竿の音でした」※干（ｇａｎ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で幺は、細かく撚り合わせた糸を象り、小さいを意味する書記素です、総画が３画の幺部（ようぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「幺」が撚り合わされた短な糸の象形でした（小さい）、あるいは、説文で産まれたばかりの子について述べます（幼い）

糸は、自然界から得られる繊維を纏めて捩じることで紡ぎ出され、細やかな作業で形に成り、重要な用途が待っていました

『説文解字』によると「幺（細かい縒り糸）は、また、小さいです、象り（表象）、この形が子を初めて生むことでした」

▢▢▢ SHORT THREAD ▢▢▢

部首分類で幺部は、康熙字典の５２番目の部首であり、偏旁の意符として幺に関連することを示します（乡・幻・幼・幽）

幺部が小さな／微かな何かに関する意符で使われました、「幺」は、子の初生の形、あるいは、糸束の象形かもしれません

『前漢・食貨志』によると「徑（小路）の七分の重さ、曰く、幺（小さな／微かな）錢であり、三銖（重さの単位）です」

『唐韻』によると「於は、分かつ堯です」『正韻』によると「伊の分かつ堯であり、並んだ邀の音でした」※幺（ｙａｏ）

『白居易・琵琶引』によると「先ず爲されることが後の六幺であり、霓裳（虹のように美しい裳）です、また、姓でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で广は、崖を利用して建てられた家屋を象り、広いことを意味します、総画が３画の广部（げんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「廣」（広がる）が「广」と「黃」の形声であり、また、「广」の字形は、「炗」（光）＋「田」を取り除く簡略化でした

「广」の文字は、象形文字の形で崖を利用する家屋を象り、岩屋を意味しています、その家の屋根を描いているようでした

『説文解字』によると「殿（宏壮な建造物）が、また、この大きな屋です、したがって（从）、广であり、黃の聲でした」

▢▢▢ HOUSE CAVE ▢▢▢

部首分類で广部は、康熙字典の５３番目の部首であり、偏旁の意符として广に関連することを示します（庁・広・庄・床）

广部が家屋の種類や住宅の部屋に関する意符で使われました、「广」は、崖を利用した住居の象形であり、岩屋の意味です

窰洞は、切り立つ崖面を使い作られる横穴式住居であり、現代の黄土高原でも見られ、仰韶文化の洞窟型住居に遡りました

『唐韻』によると「並ぶ古が分かつ晃（明亮）です、光の聲の上でした」『広韻』によると「廣（広）は、また、闊です」

『易・繫辭』によると「廣の大きさ（広大）で天地を配しました（合わさる）」※繫辭：周易の卦を体系的・統一的に説明

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で廴は、十字路の象形の行から左半分の彳の下部を延ばして図像的な位置関係で表します、長い道程を行きました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「廴」は、長い道程を行くこと、そして、引き延ばすことを表しました、また、「引」と同系であり、弓矢を引くことです

歩幅の大きな歩行が全身を利用して飛び跳ねるように足を運び、比較的、長身の脚の長い人に効果的な足を使う移動でした

『説文解字』によると「廴は、長く、また、行くことです、したがって（从）、彳（前に進む）が引っ張られる之でした」

▢▢▢ LONG STRIDE ▢▢▢

部首分類で廴部は、康熙字典の５４番目の部首であり、偏旁の意符として廴に関連することを示します（延・廷・建・廻）

廴部が道を歩くことに関する意符で使われました、「廴」は、十字路の象形に由来する「彳」の文字を長く引き延ばします

歩行は、足（脚）を持つ動物の用いる移動方法であり、長い道程を行く、大きな歩幅の私の用いる行いを耐えて忍びました

『唐韻』によると「余が分かつ忍でした」『集韻』によると「以は、分かつ忍であり、並んだ引の音です」※廴（Ｙｉｎ）

『玉篇』によると「今は、引（引っ張ること）が作りました」※玉篇：中国の南北朝時代、梁の顧野王によって編纂される

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で廾は、二つの手の形を象り、両手で捧げ持つことを意味させます、総画が３画の廾部（きょうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

両手が人体の左右の肩から出ている長い部分であり、人の手から様々な物を誕生させ、今を変える二つの手の作る事でした

説文で、今、變（変）わる廾（二つの手）を作ることです、揚（高くあげる）雄（勇ましい）の說は、廾が従う兩手でした

『説文解字』によると「竦（うやうやしいこと）は、また、手です、したがって（从）、が、また、従（从）いました」

▢▢▢ TWO HANDS ▢▢▢

部首分類で廾部は、康熙字典の５５番目の部首であり、偏旁の意符として廾に関連することを示します（廿・弁・弄・弊）

廾部が両手で持つこと・捧げることに関する意符で使われました、「廾」は、両手で捧げ持つ象形であり、それを表します

（左手）＋又（右手）の会意かもしれません、音符で「拱」「恭」「蛩」に通じ、「卄」は、別字で２０を意味しました

『唐韻』によると「居（居ること）は、分かつ悚（恐れること）であり、音が拱（手をこまねく）です」※廾（ｇｏｎｇ）

『集韻』によると「居（ｊｕ）は、分かつ容（ｒｏｎｇ）であり、並ぶ恭（うやうやしい・敬意を表すこと）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で弋は、枝のある木杭に物の掛かる様を象り、何かを捕らえることを意味します、総画が３画の弋部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「弋」が立てた枝のある木杭に物を掛ける形の象形でした、木の杭か射包み（矢の糸で鳥を絡め捕る仕掛け）を意味します

射包み（矰繳）は、矢に糸や網をつけ、弓で射たとき、飛んでいる鳥を絡め取り包んで落とすような狩猟用の仕掛けでした

『説文解字』によると「弋が、また、橜、象る折木の著しい形の邪鋭です、従（从）う𠂆、象物の挂は、また、之でした」

▢▢▢ CATCH ▢▢▢

部首分類で弋部は、康熙字典の５６番目の部首であり、偏旁の意符として弋に関連することを示します（弌・弍・式・弑）

弋部が杭に関する意符で使われ、しかし、収録文字として多くありません、「弋」は、枝のある木杭に物の掛かる象形です

矰繳之説は、韓非子・五蠹で語られ、射包みで飛ぶ鳥を絡め取るが如く、孰れ、為にならないことを用いて人を説きました

『周禮・夏官・司弓矢』によると「矰（矢＋曾）矢は、茀（艹＋弗）矢が弋射の用いる諸（多くのこと・あまた）でした」

『唐韻』によると「與、分かつ職（務）です」『集韻』によると「逸の分かつ職であり、並んだ翊（飛ぶ様）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で弓は、弦の弾力を利用して矢を遠く飛ばす武器の形を象り意味する書記素です、総画が３画の弓部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「弓」は、弦の弾力で矢を飛ばす武器の象形であり、弓の意味と共に語義を引伸して曲げることや曲がることを表しました

弓が細長い素材の両端に弦を張って作られ、弾性から得られる強い反発力によって矢を飛翔させ、遠方の標的を射抜きます

『説文解字』によると「弓は、以（道具を用いる仕事）の窮する（行き詰まり困り果てる）遠くの近くです、象形でした」

▢▢▢ BOW ▢▢▢

部首分類で弓部は、康熙字典の５７番目の部首であり、偏旁の意符として弓に関連することを示します（弔・引・弘・弛）

弓部が弓の種類・性質・部分に関する意符で使われました、「弓」は、弦で矢を飛ばす武器を象り、その道具を意味します

弓矢は、狩猟の道具として非常に一般的であり、また、武器として使われる他に儀礼や呪術の道具としても用いられました

『釋名』によると「弓が、また、穹（弓形）でした、張り、然也（その通り）、之の穹（上昇）穹（高く広い天空）です」

『西域記』によると「鼓の小者は、五百の弓が聞こえました」※大唐西域記：玄奘の記す当時の中央アジア－インド見聞録

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で彐は、ブタの鼻先の様子を象り、突き出た鼻を意味する書記素です、総画が３画の彐部（けいぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「彐」は、ブタの頭の意味であり、本来、「彑」の字形として作られました、ブタの尖った鼻先が上に現れている象形です

多くの動物で突き出た鼻先は、鼻腔の強い嗅覚感覚と関連しました、豚が硬い鼻先を使い、土を掘り返して食物を探します

『説文解字』によると「彐は、彑が本作です、豕の頭の之は、象られる其の銳（鋭）さが、また、そして、上を見ました」

▢▢▢ SNOUT ▢▢▢

部首分類で彐部は、康熙字典の５８番目の部首であり、偏旁の意符として彐に関連することを示します（彑・当・彗・彙）

彐部がブタに関する意符で幾つか使われ、主に「彐」「彑」「⺕」の字形を収めました、「彐」は、動物の頭部の意味です

例えば、猪は、その扁平な鼻の力がかなり強く、大きな石を動かすほどでした、また、鼻先を突き上げるように攻撃します

『唐韻』『集韻』によると「並んだ居（ｊｕ）は、分かつ例（ｌｉ）でした、音の罽（毛織物の一種）です」※彐（ｊｉ）

『広韻』によると「彙（集める・集まる：彑＋胃）が、また、頭（感覚器や摂食器の集中する体の部分：豆＋頁）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で彡は、長く垂らした毛髪の飾りを象り、頭髪を意味する書記素です、総画が３画の彡部（さんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「彡」が毛髪の飾りの紋様に関する象形でした、北宋時代で徐鉉（篆書に通じる）の謂う所によると毛髮の之事の絵飾です

頭髪は、単に体の一部としての役割を超えて神聖視されることもあり、文化史で特別な意味合いを付与するかもしれません

『説文解字』によると「彡：毛飾が、また、畫（絵を描く）文（衣服の襟を胸元で合わせた象形）であり、象る形でした」

▢▢▢ HAIR ▢▢▢

部首分類で彡部は、康熙字典の５９番目の部首であり、偏旁の意符として彡に関連することを示します（形・彦・彩・彫）

彡部が模様や装飾に関する意符で使われました、「彡」の文字は、長い毛髪の飾りの紋様から頭髪を表すため用いられます

頭髪は、様々な社会を通して所属する集団の役割と規制に基づき頭の毛を使い作られる様式の髪形から整えられていました

『唐韻』によると「所を分かつ銜（轡）です」『集韻』によると「師を分かつ銜であり、並（𠀤）ぶ衫（衣）の音でした」

『広韻』によると「毛は、また、長（髪の長い人）です」「息（ｘｉ）が分かつ廉（Ｌｉａｎ）でした」※彡（ｓｈａｎ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で彳は、十字路を象る行の簡略形として少しずつ歩くことを意味する書記素です、総画が３画の彳部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

甲骨文字によると十字路の象形である「行」の字形が使われ、従って、「彳」と右半分の「亍」で左半分だけを用いました

「彳」の字形は、少し進むこと、少し歩いて止まることの意味です、人の脚における三つの部分の連なる様子を象りました

『説文解字』によると「小さな、また、步（歩）です、象り、また、人脛の三つの屬（属）する相（互い）連なりでした」

▢▢▢ STEP ▢▢▢

部首分類で彳部は、康熙字典の６０番目の部首であり、偏旁の意符として彳に関連することを示します（役・彼・往・征）

彳部が道や歩行に関する意符で使われました、「彳」の文字は、説文で人の脚に関する３つの部分の連なる様子の象形です

篆刻文字で「彳」は、十字路を象る「行」から少し変更された字形として現れました、また、左足の歩行を意味しています

「彳」が、また、部首の形でした、彳部で収録する「從」の略体の「従」は、しかし、説文で見かける「从」に由来します

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並）の丑（十二支の２番目・道化）を分かつ亦（繰り返される）であり、音の敕でした」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で四画は、表語文字を構成する４つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

心戈戶手支攴文斗斤方无日曰月木欠止歹殳毋比毛氏气水火爪父爻爿片牙牛犬は、『康熙字典』に収録された四画の部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動として溢れる線の休息で獲得されます、意識内容を組み立てる四つのため二つを結び合わせる一つでした

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で心は、心臓を象り、人間の感情を司る精神活動を意味します、甲骨文字と異なり、今、非常に様式化されました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

古代で心臓は、精神を司る器官と考えられ、また、日本語の「こころ」の語源が動物の内臓（凝る）に由来するようでした

説文で人の心は、土藏のような何かであるとして参照します、この土蔵の中にある身体が存在していることかもしれません

『説文解字』によると「博士（教授職を受け持つ官吏）の説は、火藏（外側を火炎で仕上げる）で以て為された（以爲）」

▢▢▢ HEART ▢▢▢

部首分類で心部は、康熙字典の６１番目の部首であり、偏旁の意符として心に関連することを示します（忄・必・忍・志）

心部が感情や思考に関する意符で使われました、「心」の文字は、人の表情や性格に関連する精神活動の働きを意味します

心は、目で見ることのできない精神作用の何か（染まらないことのできる）と共に人間の体の物理的な心臓を表現しました

『徐曰』によると「心が大火を爲します、然るに、則る心は、また、屬する火でした」※二徐：説文解字の校訂者・注釈者

『唐韻』によると「息は、分かつ林（ｌｉｎ）です」『集韻』によると「思が分かつ林（木＋木）でした」※心（ｘｉｎ）

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で戈は、棒の上にある道具や武器を図像的な位置関係で表します、下の筆画の長い垂直の棒で斜めに曲がりました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「戈」は、長い柄の矛先に鉤状の両刃を持つ武器の象形でした、剣を直角に長柄へ取り付けたピッケル状の古代の武器です

戈が古代の東アジアで戦車戦や戦舟戦に使われ、すれ違う時に鋭い刃で引っ掛けて斬るか長兵の打撃的用法で戦われました

『説文解字』によると「平頭は、また、戟です、从（従）の弋であり、一の橫、象る形、凡そ、戈の戈に属する皆でした」

▢▢▢ HALBERD ▢▢▢

部首分類で戈部は、康熙字典の６２番目の部首であり、偏旁の意符として戈に関連することを示します（戉・戊・戎・成）

戈部が武器や戦闘に関する意符で使われました、「戈」の文字は、「弋」と「丿」で構成され、鉤状の長柄武器の意味です

東アジアの文化で武具として戈は、機動力に富む騎兵の登場に伴う戦車の重要度の低下と共に廃れ、祭具として残りました

『史記』によると「夏の後で戈氏を有す、宋の彥の戈、明の鎬の戈、また、戈の司、武職、從八品、唐天授年閒に置いた」

『唐韻』『集韻』によると「並（𠀤）んだ古を分かつ禾（ｈｅ）です、音の鍋（金＋咼）でした」※戈（ｇｗｏ：広東語）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で戶は、片扉を象り、建物や内部の部屋の出入口に取り付けた建具を意味します、総画が４画の扉部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

注意してください、「户」は、筆順で異なり、最後で「丿」を持ちました、一方、「戶」が第二で「丿」の筆画を残します

また、文字の異なる形の区別に用心してください、「戸」は、上部の筆画が左の筆画に連結されず、「戶」で結合しました

『説文解字』によると「戶が、また、護ります、半は、曰く戶の門、象る形であり、おおよそ、戶の戶に属する皆でした」

▢▢▢ DOOR ▢▢▢

部首分類で戶部は、康熙字典の６３番目の部首であり、偏旁の意符として戶に関連することを示します（戸・戻・房・所）

戶部が片扉や部屋に関する意符で使われました、「戶」は、片開きの扉の象形であり、建物の出入口で用いる扉の意味です

中国古代の邸宅で敷地や廟の入口に門（両扉）を使いました、一方、敷地内の建物や小さな出入口に戸（片扉）を用います

『釋名』によると「所以（場所を用いる：理由）の謹護（謹んで保護する）は、また（也）、閉塞（閉じて塞ぐ）でした」

『唐韻』によると「侯が分かつ古です」『集韻』によると「後は、分かつ五であり、並（𠀤）ぶ祜（示＋古）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で手は、手と指を象り、手首から指先の部分の意味です、中指の上で曲がり、各々の二つの指を水平で表しました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「手」は、他の爪・寸・九（手／爪の象形）の３つと異なり、一貫して５本の指で対照的でした、「扌」が部首の字形です

神経科学の成果によると脳の扱う身体活動に占める手の領域の割合は、実際のサイズに比べて、かなり広く割り当てました

『唐韻』によると「書（ｓｈｕ）が分かつ九です」『集韻』によると「始は、分かつ九であり、並（𠀤）ぶ首の音でした」

▢▢▢ HAND ▢▢▢

部首分類で手部は、康熙字典の６４番目の部首であり、偏旁の意符として手に関連することを示します（扌・才・扎・打）

手部が手の部分・形状・動作に関する意符で使われました、「手」は、人体の五指と手首の象形であり、手を意味させます

手は、例えば、叶うため竹へ羽根を付けて矢を作ることを可能にするけれども、また、分かつ視ることでした、その矢です

『急就篇』によると「捲いて捥ぎる節が指手の爪拇（親指）でした」※急就：漢字の学習のため韻を踏むように並べた類書

『郭璞・神噓贊』によると「腳は、あぁ、頭の屬、人面が手の無です、それは、曰く噓の號（号）、重黎が處る所でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で支は、又（手）で木の枝を持つ様を象るか意味することをつなぎます、草木の分岐であり、枝や肢の原字でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「支」の漢字は、枝（草木の分岐）を意味しました、そして、後に起きる意義として十二支（十二生肖）をあてがわれます

十二支が子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の総称であり、元々、順序を表す記号でした、草木の成長で各相の象徴かもしれません

『説文解字』によると「去る竹は、また、之の枝（分岐）です、从（したがう）の手であり、持つ竹の半（半分）でした」

▢▢▢ BRANCH ▢▢▢

部首分類で支部は、康熙字典の６５番目の部首であり、偏旁の意符として支に関連することを示します（攰・攱・攲・攳）

支部が枝分かれした何かに関する意符で使われました、「支」は、枝分かれの意味であり、また、枝を支えるため用います

「支」は、「枝」の原字であり、枝が草木植物の幹から分かれた茎や葉の総称であり、別れ出て引き続く事柄の象徴物です

『前漢・平帝紀』によると「黃支國が犀牛を獻（献）じます」※平帝：皇帝の璽綬を董賢から強奪した王莽らによって即位

『唐韻』によると「章は、分かつ移です」『正韻』によると「旨が分かつ而であり、𠀤（並ぶ）の巵（酒杯）の音でした」

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で攴は、卜（枝）の音符と又（手）の意符から成る声の形です、あるいは、手（又）に棍棒を持つ様を象りました

漢字の造字法で形声が既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表現している表音文字に言及します

「攴」は、「撲」と同義同音であり、打ち叩くことを意味しました、何かへ短い時間で作用する極めて大きな力を与えます

混合文字で叩く、攻撃、強制に関することを示しました、また、「攵」の字形を部首の「攴」の略字として右側に使います

『説文解字』によると「小が、また、擊（手＋毄）でした（打たれる）」※毄（軎＋殳）、軎：車軸の先端、殳：棒状の戈

▢▢▢ RAP ▢▢▢

部首分類で攴部は、康熙字典の６６番目の部首であり、偏旁の意符として攴に関連することを示します（攵・改・攻・放）

攴部が叩くことに関する意符で使われました、「攴」は、手（又）に棍棒を持つ様子を象り、打ち叩くことを意味させます

『五經文字』によると「石（山麓に石の転がる様）は、攵（攴の混合文字の形）で經（経典・経過・経糸）を作りました」

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並ぶ）の普（普遍）を分かつ木です、音が撲（叩く）でした」※攴（ｐｕ）、撲（ｐｕ）

『広韻』によると「並んだ匹を分かつ角、音の璞（ｐｕ）です、本来、𢻭（勺＋攴）で作り、また、楚（林＋疋）でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で文は、胸に彩色や入墨を持つ人を図像的な位置関係で表します、甲骨文字と異なる現在の形で入墨を消しました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「文」は、単に人（頭・腕・脚・胸）の輪郭を描き出しました、「大」（大人を象る）と比べてください、胸の無い姿です

説文で象形や指事の図像的文字を「文」と述べました、一方、形声や会意の「文」と「文」の混合文字を「字」と呼びます

『説文解字』によると「錯（誤り）は、また、畫（描く）でした、象る文の交わりです、凡そ、文が文の属する皆でした」

▢▢▢ LITERATURE ▢▢▢

部首分類で文部は、康熙字典の６７番目の部首であり、偏旁の意符として文に関連することを示します（斉・斎・斐・斑）

文部が模様や装飾に関する意符で使われました、「文」は、胸で交わる紋様を象り、文章・文書の意味です（字の対義語）

『論語・子張』によると「子夏、曰く、小さな人は、また、之を過ぎました、必ず文です」（過ぎたるは及ばざるが如し）

『釋名』によると「合わさる字の集まる衆が以て義と成る辭（文章・辞任）であり、如くある文繡は、また、然りでした」

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並ぶ）の無（ｗｕ）を切（分かつ）の分（ｆｅｎ）です、音が紋でした」※文（ｗｅｎ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で斗は、手に掴んだ杓を象り、柄杓・容量の単位を意味する書記素です、総画が４画の斗部（とぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「斗」が柄の付いた杓の象形であり、容積で量る道具（漢代以前に一般的な柄杓状の枡）や柄の付いた古酒器を表しました

斗（柄杓）は、古代中国の水器に由来する柄の付いた器状の水を抄う道具であり、北斗や南斗が星の配置から命名されます

『説文解字』によると「大は、また、升（体積を測る容器）でした」「十が、また、升です、象る形であり、有柄でした」

▢▢▢ DIPPER ▢▢▢

部首分類で斗部は、康熙字典の６８番目の部首であり、偏旁の意符として斗に関連することを示します（料・斛・斜・斡）

斗部が容器や柄杓に関する意符で使われました、「斗」は、柄のある器状の枓（古代の酒器）を象り、その事物を示します

『史記・李斯傳』によると「平斗は、度量が斛（古代の体積単位）でした」※人の不肖の賢、譬う如き鼠、在所の耳の自処

『前漢・王莽傳』によると「作る斗の威（脅す）は、長さ二尺五寸です」（前漢から王莽の新を通して後漢へ移り変わる）

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並ぶ）の當（引き受ける）を分かつ口であり、音が陡（急勾配）でした」※斗（ｄｏｕ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で斤は、手斧の形を象り、斧・鉞や重量の単位を意味する書記素です、総画が４画の斤部（きんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「斤」が木を切断する斧の象形であり、斧を木に近づけて切る様子かもしれません、重さの単位で斤は、約５００ｇでした

斤は、斧の絵文字表現に由来するようです、斧が少なくとも新石器時代から宗教的な重要性を持つ象徴物と見なされました

『説文解字』によると「斫（石＋斤：叩き切る）は、また、木です、象る形であり、おおよそ、斤が斤の属する皆でした」

▢▢▢ AXE ▢▢▢

部首分類で斤部は、康熙字典の６９番目の部首であり、偏旁の意符として斤に関連することを示します（斥・斧・斬・断）

斤部が斧や切り離すことに関する意符で使われました、「斤」の文字は、木を切る斧の表現であり、そのように意味します

古代中国で斧は、霊力を持つと考えられ、玉座の前で儀式に使い、また、斧が諸説ある「王」の解字の一つで関連しました

『詩経・周頌』によると「斤（斧）は、其の明るさが斤です」※周頌：祭場における舞楽の頌歌であり、祖先へ対する求福

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並んだ）の舉（挙げる）を切（分かつ）の欣（ｘｉｎ）であり、筋（筋肉）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で方は、舟をつないだ様子を象り、方形・四方を意味する書記素です、総画が４画の方部（ほうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「方」が舟をつなぐ様であり、並ぶ舟の象形でした、二艘の舟を纏めた形で矩形・四角、それから、方向を表現しています

字源は、方舟をつなぐ象形の他に様々に述べられ、鋤の形か架屍の様かもしれません、また、方が泭（筏）かもしれません

『説文解字』によると「倂せ、また、船でした、象る兩舟は、總頭の形が省です、或る汸で从（従う）の水を作りました」

▢▢▢ SQUARE ▢▢▢

部首分類で方部は、康熙字典の７０番目の部首であり、偏旁の意符として方に関連することを示します（於・施・旁・旅）

方部が方形や方向に関する意符で使われました、「方」は、並ぶ舟の象形として二艘の舟の先頭をまとめて矩形を表します

方部で旗・施・旋・游・族・旅のような文字は、「㫃」（旗の翻る様子を象る）の派生文字であり、旗や軍に関連しました

『論語』によると「子貢が人の方（矩形・方向）です」※子貢：弁舌に優れ宰相を歴任、商才に恵まれる：子張第十九２３

『唐韻』によると「府は、分かつ良です」『集韻』によると「分が切（分かつ）の房であり、𠀤（並ぶ）の芳の音でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で无は、動物の革を持ち踊る姿を図像的な位置関係で示した舞の文字から無の簡略形です、不存在を意味しました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「无」が存在しないことを意味する「無」と同じ文字（表記に差異のある）であり、解字で飾りを持ち舞う様の象形でした

説文で王は、説を育み、天の爲される无（存在しないこと）が屈める西北です、五行思想で西・北に金・水で対応しました

『説文解字』によると「𣞣（木＋亡＋木）は、また、亡です、奇字（見知らぬ文字）であり、无（無）が𣞣を通りました」

▢▢▢ NEGATIVE ▢▢▢

部首分類で无部は、康熙字典の７１番目の部首であり、偏旁の意符として无に関連することを示します（旡・既・旣・旤）

无部が存在しないことに関する意符で使われました、「无」は、説文で亡ぶことであり、従い声や音を無くして逃亡します

「无」は、「無」の簡略化と考えられ、無が存在の対立概念であり、東洋で陰陽に関連して太極を想起するかもしれません

『唐韻』によると「武（ｍｏｕ）は、分かつ夫（ｆｕ）であり、音の巫（祈祷師）でした」※无（ｍｏｕ）、巫（ｍｏｕ）

『釋文』によると「无が無の音です、易內は、此の字の皆を作りました」（易：陰陽による森羅万象の変化の過程を占う）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で日は、太陽の形を象り、惑星系の中心の恒星を意味する書記素です、総画が４画の日部（にちぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「日」の文字は、太陽の象形であり、太陽や一日を意味しました、高さが天の蔭によって御され、すなわち、日の御影です

太陽は、太古から崇拝の対象とされ、昼夜を分け、作物の恵みを与え、また、日照りをもたらす存在として認識されました

『説文解字』によると「日は、また、實（現実）です、太陽（甚だしい光）の不虧（欠けない）、之の精（精神）でした」

▢▢▢ SUN ▢▢▢

部首分類で日部は、康熙字典の７２番目の部首であり、偏旁の意符として日に関連することを示します（旦・旧・旨・早）

日部が太陽・時間・天候・気象・明暗に関する意符で使われました、「日」の文字は、太陽を象る絵文字表現に由来します

陰陽は、元来、天候と関係して陰の曇天・日陰と陽の陽射・日向の意味であり、太陽（日）と太陰（月）に適用されました

中国神話が地上を照らす十の太陽を述べ、堯は、羿を使わして１つを残して射落とします、帝へ迎える救われた民衆でした

『唐韻』によると「人の分かつ質です」『集韻』によると「入り分かつ質であり、𠀤（並ぶ）の𦨙（舟＋日）の音でした」

▢▢▢ IDEOGRAM ▢▢▢

指事文字で曰は、口から出る言葉や気息を図像的な位置関係で示します、発話の内容を導く文語を表現している文字でした

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

甲骨文字の「今」や「言」の字形は、小さな筆画（一）が言葉を表すためにも使われるようであり、「曰」でも現れました

「曰」の文字は、また、「口」と「乚」の意味することをつないで作られ、口の中から言葉の溢れ出る会意かもしれません

『説文解字』によると「また、詞（語られた言葉）です、从の聲が口の乙です、しかも象る口は、また、气を出しました」

▢▢▢ SAY ▢▢▢

部首分類で曰部は、康熙字典の７３番目の部首であり、偏旁の意符として曰に関連することを示します（曲・曳・更・書）

曰部が発話に関する意符で使われました、「曰」は、説文で口から呼気の出る様子の象形であり、話すことを表しています

説文の註釈で徐鍇は、今、話されて、試みられる言が則り口を開き、また、そして、氣を出すことであるとして述べました

『書経・堯典』によると「曰く若い稽（止まる・考える）は、曰く放勳（名）です、古の帝堯でした」※堯舜の伝説の形成

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並ぶ）の王（ｗａｎｇ）が分かつ伐（ｆａ：撃刺）です、音の越でした」※曰（ｙｕｅ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

「月」の文字は、新月や初月の三日月を象り、地球の唯一の衛星を意味します、総画が４画の月部（げつぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

注意してください、部首の「月」（つきへん）を混合文字で「肉」から派生した「⺼」（にくづき）と混同しないでしょう

「⺼」（にくづき）が「背」や「肝」のように体の部分で使われ、「月」（つきへん）と同じ線で記されるかもしれません

『説文解字』によると「月は、また、闕（望楼）です、太い之の精の隂（陰）でした」※太陰：太陽に対して述べられた月

▢▢▢ MOON ▢▢▢

部首分類で月部は、康熙字典の７４番目の部首であり、偏旁の意符として月に関連することを示します（有・朋・服・望）

月部が月や時に関する意符で使われました、「月」は、最初に見える月と考えられた新月の象形であり、太陰を意味します

また、月部は、「舟」の変形の「月」（ふなづき）も収録しました、「月」のような「⺼」（にくづき）が肉部の部首です

『史記・天官書註』によると「月の者は、隂（陰）の宗（大きな一纏まりの事物を数える：祖）である精（生気）でした」

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並）の魚が分かつ厥（その・それ）です、音の軏（突き出た楔）でした」※月（ｙｕｅ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で木は、上部で枝と下部で根を象り、木本植物を意味する書記素です、総画が４画の木部（もくぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「木」の文字が樹木の象形であり、初めの頃の甲骨文字で木本植物として解かり易く表現され、対称的な上下の表象でした

五行思想で木は、万物の５元素の一つです、東と関連付け、「東」の文字が袋の象形として地平線から日の昇る象徴でした

『説文解字』によると「また、冒です、冒、そして、生の地、東の之の行く方であり、従う屮で下の其の根を象りました」

▢▢▢ TREE ▢▢▢

部首分類で木部は、康熙字典の７５番目の部首であり、偏旁の意符として木に関連することを示します（未・札・李・果）

木部が樹木に関する意符で使われました、「木」は、硬い幹や枝を持ち深く根を張る立木を象り、樹木・木材を意味します

木は、人類の歴史を通して最も身近にある利用可能な素材や材料の一つであり、有史以前から様々な用途のため用いました

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並べる）の莫（ｍｏ）が分かつ卜（ｂｕ）であり、音の沐（氵＋木）です」※木（ｍｕ）

『徐鍇曰』によると「屮の者は、木が、また、始まり申して坼け、萬物、あぁ、微かに皆始まり、故に従う屮の木でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で欠は、口を開けて体を曲げる様子を象り、欠伸・欠けるを意味した書記素です、総画が４画の欠部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

欠伸は、不随意に起こる呼吸動作であり、発生原因や生物学的意義について未解明でした、また、伝染性が知られています

「欠」は、口を開けて体を曲げる象形でした、説文で人から出る气（気息と大気の概念を区別しない東洋哲学）を述べます

『説文解字』によると「作る欠の張る口が、また、气を悟ります、象る氣は、形が、从（したがう）の儿の上に出ました」

▢▢▢ YAWN ▢▢▢

部首分類で欠部は、康熙字典の７６番目の部首であり、偏旁の意符として欠に関連することを示します（次・欣・欧・欲）

欠部が口を大きく開く動作に関する意符で使われました、「欠」は、大きく口を開けて深く息を吸う呼吸動作を意味します

欠伸は、未だに謎が多く、覚醒と睡眠の境界から覚醒に向かうとき、その反射的な呼吸動作を容易に発生させるようでした

『唐韻』『集韻』によると「𠀤（並ぶ）の去（ｑｕ）は、分かつ劒です、謙（ｑｉａｎ）の去聲でした」※欠（ｑｉａｎ）

『韓愈・讀東方朔雜事詩』によると「噫欠は、飄風が爲します、また、伸び欠け（欠伸）、疲れる之の貌の乏しさでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で止は、足裏・足跡の形を象り、止まる・止めるを意味する書記素です、総画が４画の止部（しぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

注意してください、甲骨文字で３つの爪先と足裏の字形であり、元来、爪先の意味でした、「手」の解字と比べてください

「止」の当初の意味が「趾」の本字として爪先・足跡です、それから、語義を引伸して足を止めることの意味になりました

『説文解字』によると「下は、また、基、象る艸木の有する址（土＋止）で出します、故に爲される足を以て止めました」

▢▢▢ STOP ▢▢▢

部首分類で止部は、康熙字典の７７番目の部首であり、偏旁の意符として止に関連することを示します（正・此・武・歩）

止部が足や脚に関する意符で使われました、「止」は、足裏や足跡の象形であり、甲骨文字で爪先を上に向けている形です

「止」は、甲骨文字で「夊」「夂」（爪先を下に向ける／右に向ける）や「𡕒」（爪先を左に向ける）と異なる発展でした

『莊子・德充符』によると「人は、あぁ、流水が莫れの鑒（鑑）、そして、あぁ、止水の鑒、唯、止め、衆止の能止です」

『孟子』によると「可以（できる）は、そして、止まり止め、また、曰く、止まり、行師營、暫く、曰く次が待ちました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で歹は、人間の遺骸を象り、悪事・悪質・邪悪を意味する書記素です、総画が４画の歹部（がつぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「歹」が骨の断片（肉を削り取られた骨）の象形でした、残骨・死体・傷害に関係する文字を造り、「歺」は、異体字です

屍体は、生物が死を迎え、生命活動を停止している状態の人間や動物の体の言及であり、即物的な印象を与える言葉でした

『説文解字』によると「列骨は、また、之の殘（残）です、从（従）の半、从の冎、おおよそ、歺が歺の属する皆でした」

▢▢▢ BAD ▢▢▢

部首分類で歹部は、康熙字典の７８番目の部首であり、偏旁の意符として歹に関連することを示します（死・歿・殉・残）

歹部が死や害に関する意符で使われました、「歹」は、肉を削られ後に残る骨の象形であり、悪い（良くない）の意味です

古文によると𡰮（異体字）、同じく𣦵（異体字）であり、俗な省（察看）です、本来、𣦵を作り、隷属する歺を作りました

説文で歹は、また、おおよそ、歺は、したがって、歺が之の属する皆です、讀み若しくは、之の櫱（孫生え）の櫱岸でした

『徐鍇曰』によると「冎は、剔肉、また、置骨です、歺の殘（残）が、また、骨、故に从（したがって）の冎の半でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で殳は、道具を持つ手を図像的な位置関係で示します、故に活動の表現であり、古代の武器の杖矛を意味しました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

また、「歿」（異体字：殁・歾）の代用字である「沒」の派生した字形の「没」で「𠬛」から「殳」の簡略化で現れました

「殳」は、「又」（手）の意符と「几」（羽を立てる）の音符による会意形声として手で立てる動作を表すかもしれません

『説文解字』によると「用いられる杸（木＋殳）が、また、殊（斬首・異なる）人です、また、器は、兵でした（兵器）」

▢▢▢ LANCE ▢▢▢

部首分類で殳部は、康熙字典の７９番目の部首であり、偏旁の意符として殳に関連することを示します（殴・段・殷・殺）

殳部が殴打・破壊・攻撃に関する意符で使われました、「殳」は、刃のない棒状の戈、あるいは、人を殺すことの意味です

『周禮・夏官・司兵・掌五兵註』によると「五つは、者が兵でした、戈、殳、戟、酋矛、夷矛です」※蚩尤の発明した五兵

『詩経・衞風』によると「伯は、殳が、また、執り、爲される王は、驅る前（前駆）でした、また、之の別名が戟柄です」

『揚子・方言』によると「三つの枝の刃は、南で宛も楚が郢（都）の之の匽（隱藏）戟を謂いました」※当時の各地の方言

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で毋は、女の文字に一の印を加えて図像的な位置関係で示します、母の字形を借用して区別するため特化しました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「毋」の字形は、禁止（なかれ・するな）の意付のため「母」の書記素を借用して２つの点を１つの筆画で置き換えました

説文で「女」の中に「一」（楷書で縦棒）のある指事として言及します、女性を犯すことの禁令に由来するかもしれません

『説文解字』によると「止め之でした、其の字の女で內に一畫の有り、象る形の姦です、禁が止め、勿れの姦の令でした」

▢▢▢ DO NOT ▢▢▢

部首分類で毋部は、康熙字典の８０番目の部首であり、偏旁の意符として毋に関連することを示します（母・毎・毒・毓）

毋部が母親の事物に関する意符で使われました、「毋」は、「女」で授乳期の胸部を象る母親を意味した「母」の変形です

「毋」は、禁止・不要を示す意符であり、音符で無や莫と共通しました、しかし、「母」が毋部のほとんどの構成要素です

『礼記・曲礼』によると「毋は、敬（敬う）の不（否定）でした」『鄭註』によると「古文の毋（勿れ）が無を爲します」

『集韻』によると「微（ｗｅｉ）は、分かつ夫（ｆｕ）であり、並んで無（否定）の音でした」※ 毋（ｗｕ）、無（ｗｕ）

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で比は、人と人の意味することをつなぎ、比べるを意味した書記素です、総画が４画の比部（ひぶ）の部首でした

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わせて作る表語文字です

「比」が多くの意味の多義字であり、比較、並列、連続、結託を表しました、説文で从（従属）の逆向きの比（親密）です

いずれにしても、二人の並んでいる様子の会意でした、また、「斃」から「毙」の「敝」（破れる）の簡略化で使われます

『説文解字』によると「二人は、したがって（从）爲され、反して爲される比（人の並ぶこと）の従うこと（从）でした」

▢▢▢ COMPARE ▢▢▢

部首分類で比部は、康熙字典の８１番目の部首であり、偏旁の意符として比に関連することを示します（毕・毘・㲋・毚）

比部が比べることに関する意符で使われました、「比」は、古文で从を逆向きした字形であり、人の並ぶことを表現します

比（親しむ）は、六十四卦の第八番目の卦であり、大衆（人と人）が親しむため第七番目の卦である師（軍隊）の次でした

『前漢・高帝紀』によると「自ら度（規準）を比べて至り、之が、皆、亡びることです、更に、また、頻（頻繁）でした」

『戰國策』によると「胡服は、師比が黃金です、通り毗紕（連なる布のほつれ）を作りました」※戦術の採用（胡服騎射）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で毛は、動物の体を覆う糸状の構造を象り、毛髪や毛皮を意味します、総画が４画の毛部（もうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「毛」が動物の表皮に生えている糸状の体毛を表現しました、説文で「眉髪の属及び獣毛なり」として話に持ち出されます

生物学的に哺乳類の毛は、爬虫類の鱗や鳥類の羽毛と相同でした、体毛が一般に体表の保護と体温の保持の役割を担います

『説文解字』によると「眉（𠃜＋目）は、之の属（屬：尾＋蜀）する髪であり、及び、また、獣（獸：嘼＋犬）毛でした」

▢▢▢ HAIR ▢▢▢

部首分類で毛部は、康熙字典の８２番目の部首であり、偏旁の意符として毛に関連することを示します（毟・毫・毯・毳）

毛部が毛の種類や毛皮製品に関する意符で使われました、「毛」は、体表に生える糸状の構造（皮膚の角質化に由来）です

一部の動物の毛は、四季の極端な地域で季節による気候に対応して生え変わり、また、生息地方で保護色として働きました

『釋名』によると「毛が、また、貌であり、また、冒です、在る表で貌の別の形は、所以なり、自ら覆い、また、冒した」

『唐韻』によると「莫は、分かつ袍です」『集韻』によると「謨が分かつ袍であり、並んだ旄の音でした」※毛（ｍａｏ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で氏は、頭を下げて礼をする人を象り、親族を中心とした社会集団を意味します、総画が４画の氏部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「氏」が最初の左下の筆画で頭の御辞儀、横側の筆画の膝、中間で交差する示唆的な抽象化、戻り掃く筆画の手や衣でした

平たい小さな刀や匙の象形かもしれず、同じ食を分かつ一族の意味です、説文は、巴蜀の山の崖面から落ちそうな岩でした

『説文解字』によると「巴蜀が名の山、岸の脅は、曰く氏の傍らを著し欲す落墮者です、氏の崩れ、聞く百里の数でした」

▢▢▢ CLAN ▢▢▢

部首分類で氏部は、康熙字典の８３番目の部首であり、偏旁の意符として氏に関連することを示します（民・氓・𣱇・𣱌）

氏部が親族を中心とした社会集団に関する意符で使われました、「氏」は、共通の祖先から分かれた血縁集団を意味します

古代で血縁集団の役割名の後に使われ、そして、後世で著名な人物の姓の後や既婚女性の父姓や夫姓の後に用いられました

『史記・韓王信傳』によると「上は、乃ち、閼氏（単于の皇后）が使人を厚く残します」※楚漢戦後、止む無く匈奴へ投降

『唐韻』によると「承は、分かつ旨でした」『集韻』によると「上が分かつ紙です、並ぶ是の音、氏は、また、族でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で气は、雲気のように立ち昇る様子を象り、蒸気を意味する書記素です、総画が４画の气部（きぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「气」が湧き上がる雲気の象形であり、気体や気息でした、古文で「乞」（懇願）と同じであり、「氣」は、後の字形です

气の息吹・気体・精神でした、雲は、また、气（𠂉＋一＋⺄）です、象る形でした、一が、また、曰く、息（自＋心）です

『説文解字』によると「或いは、氣（气＋米）が作り、炁（旡＋灬）でした、更に、また、人物です、今、乞い作られた」

▢▢▢ STEAM ▢▢▢

部首分類で气部は、康熙字典の８４番目の部首であり、偏旁の意符として气に関連することを示します（気・氣・氮・氯）

气部が気体に関する意符で使われました、「气」は、蒸気のように立ち昇る様子の象形であり、雲気を表現させる文字です

气（簡体字）、氣（旧字体）、炁（異体字）、気（新字体）は、同様に息吹・気体、そして、精神を意味する書記素でした

気が中国思想や漢方医学で有名な用語であり、精神的・肉体的な気息の概念を大気の雲気・蒸気と思想上で区別されません

『唐韻』によると「去は、分かつ旣（皀＋旡）です」『集韻』によると「丘が分かつ旣（既）であり、並ぶ炁の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で水は、水流を象り、五行思想で泉から涌き出て流れる液体の状態を意味します、総画が４画の水部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「水」が水の流れの象形であり、水素と酸素の液状の化合物でした、「川」（両岸の間で水の流れる様）と比べてください

水は、人が生命を維持するため必要とされる基本的な物質の一つであり、また、人類の様々な産業活動のために不可欠です

『説文解字』によると「また、準じ、北は、行く方向、象る並ぶ流れの衆水であり、中で有する微かな陽が之の氣でした」

▢▢▢ WATER ▢▢▢

部首分類で水部は、康熙字典の８５番目の部首であり、偏旁の意符として水に関連することを示します（氵・氷・永・氾）

水部が液体・河川に関する意符で使われました、「水」は、水の流れの微かな陽気を象り、また、川、湖、海に関係します

『唐韻』によると「式（様式）は、分かつ軌（轍）です」『集韻』によると「數が分かつ軌であり、並ぶ上聲の稅でした」

『李白・游高淳丹陽湖詩』によると「龜游の上の蓮葉、鳥宿の裏の蘆花、少女の輕舟の棹、歌聲の流水の逐（追う）です」

『徐鉉曰』によると「衆は、爲される水に屈み、至る柔であり、能の堅い攻めが、故に一つ、また、其の內（内）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で火は、燃える炎を象り、継続的な酸化による光や熱を生じた現象を意味します、総画が４画の火部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「火」が部首の代わりの形で脚に位置する「灬」でした、説文で燃え上がる火（五行説の南方を司る元素）を持ち出します

火は、化学的な物質の燃焼に伴い光と熱を発生させる現象であり、考古学者の多くが火の使用を文明の象徴と見なしました

『説文解字』によると「火は、燬（火＋毀：焼け落ちる）です、南方は、そして、上が之の行く炎であり、象る形でした」

▢▢▢ FIRE ▢▢▢

部首分類で火部は、康熙字典の８６番目の部首であり、偏旁の意符として火に関連することを示します（灬・灯・灰・照）

火部が火の事物・動作・性質に関する意符で使われました、「火」は、燃え上がる炎（光や熱を伴う酸化現象）の象形です

火は、その用途として光源と熱源の二つで利用され、そして一方、象徴として火災や戦火のように破壊の比喩で使いました

『釋名』によると「火は、化け、消え化ける物です、更に言が毀（壊す・謗る）であり、物の入る中は、皆が毀壞でした」

『唐韻』『集韻』によると「呼は、分かつ果です」『正韻』によると「虎が分かつ果であり、並ぶ（𠀤）上聲の貨でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で爪は、上から抓む手を象り、指の先に生える角質の硬化した部分を意味します、総画が４画の爪部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

初期の形でツメを側面へ向ける「爪」と「手」「寸」「九」を比べてください、「爫」が部首の形で冠の位置に使いました

ツメは、指の先端の背面にある硬く変化した表皮の角質であり、人が硬い爪で飛躍的に物を掴む・挟む能力を発達させます

『説文解字』によると「また、丮（物を握る）でした、覆い曰く爪の手であり、象形です、凡そ爪が爪の属する皆でした」

▢▢▢ CLAW ▢▢▢

部首分類で爪部は、康熙字典の８７番目の部首であり、偏旁の意符として爪に関連することを示します（爫・爫・爬・爭）

爪部が手の動作に関する意符で使われました、「爪」は、手を下に向けて抓む様子の象形であり、手足のツメを意味します

よく知られている爪に関連した中国の故事成語は、「爪牙之士」（詩経・小雅）、それから、「雪泥鴻爪」（蘇軾）でした

『唐韻』『集韻』によると「並ぶ側（ｃｅ）が分かつ絞（ｊｉａｏ）です、音の抓（ｚｈｕａ）でした」※爪（ｚｈｕａ）

『広韻』によると「手足は、また、甲です」『集韻』によると「本来、㕚（手足の甲）で作り、或いは、蚤搔で作られた」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で父は、石斧を持つ手の形を象り、男性である親を意味する書記素です、総画が４画の父部（ふぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「父」が「斧」の原字であり、「｜」（斧）と「又」（手）の象形として神器である斧を持ち家族を率いる者を表しました

説文で手の杖を掲げる様子として述べられます、けれども、甲骨文字の研究から手に斧を持つ様子を象ると考えられました

『説文解字』によると「また、矩（定規）であり、家長は、者が率いて教えます、従って、また、舉（挙がる）杖でした」

▢▢▢ FATHER ▢▢▢

部首分類で父部は、康熙字典の８８番目の部首であり、偏旁の意符として父に関連することを示します（𤕒・㸖・𤕒・爺）

父部が年輩の男性に関する意符で使われました、「父」は、父親（親である男性）や血族で世代の上の者を意味しています

父親は、子供を保護して責任を持ち、多くの有意義な利益を与えました、そして、同時に社会や自身へ利益をもたらします

『史記・馮唐傳』によると「文帝の過ぎる輦（手車）が問い、曰く、馮唐：父老の何かの自らで郞（郎中署長）を爲した」

『釋名』によると「父は、また、甫（始まり：男の名の下に加える尊称）です、始生が者の已（止める・終わる）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で爻は、切込か記号を表す乂の積み重ねた二つを象り、交わることを意味します、総画が４画の爻部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

あるいは、「爻」がＸの二つ（乂＋乂）を重ねて意味することをつなぎ作られた交わることを意味する会意かもしれません

爻は、『易』の八卦を構成する陰陽記号でした、甲骨文字から「學」（学）の本字として建物の千木を象るかもしれません

『説文解字』によると「また、交わりです（混ざり合う）、象る易（変化）が、また、六爻の頭（開始）で交わりました」

▢▢▢ DIAGRAMS FOR DIVINATION ▢▢▢

部首分類で爻部は、康熙字典の８９番目の部首であり、偏旁の意符として爻に関連することを示します（𤕜・爼・爽・爾）

爻部が交わることに関する意符で使われました、「爻」は、易で八卦を構成している記号であり、「學」で学問の象徴です

爻（こう）は、長い横棒（─）と途切れた短い横棒（－－）の２種類から成り、陽爻と陰爻が対立する二面性を表しました

３つ組み合わせた三爻で八卦、六爻で六十四卦を作ります、易が陰陽の対立と統合による森羅万象の変化法則を説きました

『唐韻』によると「胡は、分かつ茅です」『集韻』によると「何が分かつ交であり、並ぶ肴（ｙａｏ：酒肴）の音でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で爿は、寝台や長椅子を縦にした形を象り、木の幹の半分を意味する書記素です、総画が４画の爿部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「爿」が木を裂き二つにした半分の意味を後に生じたと考えられ、甲骨文字から本来の意味を牀（寝台）と見なされました

説文で牀（ｃｈｕａｎｇ）は、爿（ｑｉａｎｇ：寝台や長椅子の象形）の聲（声）であり、したがって、木（ｓｈｕ）です

『説文解字』によると「無しが文字の爿（木を裂き二つにした半分）であり、故に其の妄（でたらめ）を知ることでした」

▢▢▢ SPLIT WOOD ▢▢▢

部首分類で爿部は、康熙字典の９０番目の部首であり、偏旁の意符として爿に関連することを示します（丬・牀・牁・牆）

爿部が木を裂いて二つにした半分に関する意符で使われました、「爿」の文字は、部首の形で主に声符として用いられます

説文の注釈で徐鍇によると、「爿」は、この省に則る牀であり、象る人の衺（斜め）が倚著（寄り添う）の身の有所でした

新加九経字様・雑辨部で「鼎」の下は、木を裂いて炊くことに象り、爿の左と片の右として木の切れ端の意味を言及します

『周伯琦正譌』によると「爿が疾を分かつ羊であり、判り、木でした、木の半です、左半の爿の爲、右半の片の爲でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で片は、木の半分の形を象り、薄く平たい何かを意味する書記素です、総画が４画の片部（へんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「片」が薄く平らな幅広いものを意味しました、木切れのように薄くすることを示すため木の半分の象形で表現しています

『説文解字』によると「判（判定）は、また、木であり、それから、木の半分でした、おおよそ、片が片の属する皆です」

『唐韻』『集韻』によると「並ぶ匹（布の二織り）は、分かつ見（ｊｉａｎ）であり、偏の去聲でした」※片（ｐｉａｎ）

▢▢▢ SLICE ▢▢▢

部首分類で片部は、康熙字典の９１番目の部首であり、偏旁の意符として片に関連することを示します（版・牋・牌・牒）

片部が薄く平たい何かに関する意符で使われました、「片」は、二つ揃いの一方や完全ではない物の切れ端を意味させます

『論語』によると「片言で者（近称指示詞）のできる折獄（裁判や判決）です、其れは、また、与える由（子路）でした」

『論語注疏・顏淵』によると「孔子、曰く：片が猶も、また、偏ります、聽獄は、両辞の必須であり、以て是非で定めた」

『白居易詩』によると「綠芽（新茶）の十片は、春の火の前です」『蘇軾詩』によると「建てることが三十片の茶でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で牙は、上と下で互い違いに組み合わさるキバを象り、歯を意味した書記素です、総画が４画の牙部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

上下の歯が互い違いに嚙み合わさる様子を象りました、「牙」の文字は、中国語で口の中の組み合わさる歯全般の意味です

歯と牙を使い分ける場合、歯は、前歯、牙が奥歯でした、「牙」は、近代日本語の用法が犬歯のように尖る形状の言及です

『説文解字』によると「牡（牛＋土）は、また、齒であり、象られる上下、この形が相錯（向かい合い入り組む）でした」

▢▢▢ TOOTH ▢▢▢

部首分類で牙部は、康熙字典の９２番目の部首であり、偏旁の意符として牙に関連することを示します（㸦・㸧・𬌗・牚）

牙部が歯に関する意符で使われました、「牙」は、中国語で歯の総称、日本語で細長い錐形の大きな尖った歯に言及します

元来、古代中国語の用法で「歯」と「牙」を使い分ける場合、歯は、前歯（門歯）、そして、「牙」が奥歯（臼歯）でした

『唐韻』によると「五は、分かつ加です」『集韻』によると「牛が分かつ加でした、並んだ芽の音です、また、齒でした」

『戰國策』によると「投じられる骨の之の一つです、軽（輕：車＋巠）く起きる牙の相（互いに向かい合うこと）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で牛は、印象的な角を持つ頭部を象り、ウシを意味する書記素です、総画が４画の牛部（ぎゅうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「牛」の代わりの字形が「牜」であり、そのとき、左の部首で使われました、牛は、古代に祭祀の生贄として用いられます

人の生活に身近な動物である牛は、印象的な角と大きな体を持ち、世界各地で様々な民俗・文化の主題として扱われました

『説文解字』によると「大の牲です、牛が件でした、件は、事が、また、理です、象る角頭は、この形が三封の尾でした」

▢▢▢ COW ▢▢▢

部首分類で牛部は、康熙字典の９３番目の部首であり、偏旁の意符として牛に関連することを示します（牜・牝・牟・牡）

牛部がウシや牛に類似した動物に関する意符で使われました、「牛」は、説文で二つの角、頭、肩、尾として述べられます

「牛」は、日本語で意味論的固有語の「ウシ」の音写に使われ、日本の牛が弥生時代か古墳時代に大陸から持ち込まれます

牛は、古くから祭祀の生贄として用いられました、血や肉が神々や祖霊に捧げられ、〝犠牲〟の文字で部首の形を残します

『説文解字：注』によると「徐鍇、曰く、件は、若しの言が、また、物の一件二件であり、封は、高が、また、起でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で犬は、側面から見たイヌの形を象り、右上の点の筆画によって耳を表現します、総画が４画の犬部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「犬」の文字が、一方、「犭」の字形で上の頭部と下の後足の姿に成り、文字は、むしろ、抽象的な演出とみなされました

孔子（儒家の始祖）は、そのように言います、視ることは、この文字が犬であり、如く描かれ、また、狗（小さな犬）です

『説文解字』によると「狗（犭＋句）は、また、之の有する縣蹏（犬にある肉中に隠れる爪）の者であり、象る形でした」

▢▢▢ DOG ▢▢▢

部首分類で犬部は、康熙字典の９４番目の部首であり、偏旁の意符として犬に関連することを示します（犭・状・狙・獣）

犬部が獣類に関する意符で使われました、「犬」は、大きなイヌであり、一般的に「狗」（小さなイヌ）と区別されません

この動物に対する形態素は、現代中国語で全般的に狗だけ使われ、日本語で犬（意味論的固有語のイヌの音写）を用います

『書経・旅獒』によると「犬馬に非ず、家畜ではなく、其の土性（五行）でした」※人を玩び徳を喪い、物を玩び志を喪う

『唐韻』『集韻』によると「並ぶ苦（ｋｕ）が分かつ𥌭 （目＋縣）です、圈（ｑｕａｎ）の上聲でした」※犬（ｑｕａｎ）

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で五画は、表語文字を構成する５つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

玄・玉・瓜・瓦・甘・生・用・田・疋・疒・癶・白・皮・皿・目・矛・矢・石・示・禸・禾・穴・立は、五画の各部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動の雨の降る線で分かれる開始を疑います、意識内容で抱く古を天と地の仕組みのように今で構成しました

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で玄は、幺と一の意味することをつなぎ、深遠を意味する書記素です、総画が５画の玄部（げんぶ）の部首でした

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「幺」（細かく撚り合わせた糸）と「一」の会意であり、また、細い糸の少し見える様でした（即ち、ほとんど見えない）

「玄」は、天地玄黄（易経・坤卦文言伝）で参照され、黒色（天）を表します、説文が黒に赤のあるものを玄と云いました

『説文解字』によると「幽かは、遠く、黑と有する赤色で爲された玄のそれです、象る幽か、入り覆い、また、之でした」

▢▢▢ DEEP ▢▢▢

部首分類で玄部は、康熙字典の９５番目の部首であり、偏旁の意符として玄に関連することを示します（𤣥・玅・玆・率）

玄部が奥深くて微妙なことに関する意符で使われました、「玄」（𤣥）は、部首に用いる多くで声符として用いられました

康熙字典は、「玄」の文字を点の省略した「𤣥」で示します、康熙帝の諱が玄燁のため避諱して欠画した末筆で収めました

『列仙傳』によると「𤣥（玄）は、宿であり、河の人の閒（門から月光の差し込む様子：間）です、また、名が山でした」

『神仙傳』によると「老子（道家の哲学者）は、上三皇の時、𤣥中法師を爲します、下三皇の時、金闕帝君を爲しました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で玉は、複数の玉を紐で連ねた様子を象り、翡翠・宝石を意味させる書記素です、総画が５画の玉部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「玉」が複数の宝石（希少な鉱物）を紐で連ねた象形でした、代わりの形は、王であり、そのとき、部首として使われます

歴史的に「玉」は、字源で関連の無い「王」（古い表現で人を示す）と非常に似ているため「丶」を導入して区別しました

『説文解字』によると「玉の象ることがこの連なる三の玉であり、丨で貫きます、おおよそ、玉は、玉の属する皆でした」

▢▢▢ JADE ▢▢▢

部首分類で玉部は、康熙字典の９６番目の部首であり、偏旁の意符として玉に関連することを示します（玩・珈・珍・珠）

玉部が玉石や玉器に関する意符で使われました、「玉」は、３つの玉を連ねた形を象り、宝石・美しい石を意味しています

中国の宝飾文化で玉は、特に翡翠が珍重され、一般に「玉」を翡翠の意味でも使い、今日、硬玉や軟玉として知られました

『史記・𨻰丞相世家』によると「如くある玉耳の冠であり、また、曰く玉食が珍食です」※陳平：劉邦の謀略に長けた軍師

『後漢・光武紀』によると「陳留太守の玉况は、大司徒で爲しました」※哀帝が丞相から大司徒へ改称、後漢に司徒へ改称

▢▢▢ JADE ▢▢▢

『説文解字』の作者の許慎（５８－１４７）は、「玉」（部首で𤣩：字源で関連の無い）を天地人三才を貫く形と述べます

「石が者の之の美でした、玉の五つの徳を有すること、潤う用いられた溫の澤であり、仁は、また、この方（向き）でした

　䚡（角＋思：角にある骨）は、可以（よろしい・行ってもよい）の中にある知であり、義が、また、この方（向き）です

　其の声は、楊（ヤナギ）の舒、専ら、聞くことの以遠（ある地点より更に遠いこと）であり、智が、また、この方でした

　不撓は、折られること、そして、勇が、また、この方です、銳廉は、不技であり、そして、絜が、また、この方でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で瓜は、蔓に実のなる様子を象り、主に栽培された果菜類を意味する書記素です、総画が５画の瓜部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「瓜」がウリ科の蔓性一年草の言及であり、また、その実を意味しました、一般に東方へ伝来した食用のメロンの総称です

瓜は、早くにユーラシア大陸の全域に伝播した食用の果菜類であり、メロンが在来品種よりも芳香や甘みの強い品種でした

『説文解字』によると「また、㼌（瓜＋瓜）であり、象形です、おおよそ、瓜は、したがって、瓜の属している皆でした」

▢▢▢ MELON ▢▢▢

部首分類で瓜部は、康熙字典の９７番目の部首であり、偏旁の意符として瓜に関連することを示します（㼌・瓠・瓢・瓣）

瓜部がウリ科植物に関する意符で使われました、「瓜」は、蔓に実のなる様子の象形であり、ウリ科の蔓性植物の総称です

『前漢・王莽傳』によると「有する瓜田儀でした（有する儀式の瓜田です）」※帝位を簒奪した王莽の新で農民反乱の続発

『前漢・食貨志』によると「菜茹（野菜スープ）は、瓜瓠（ウリとヒサゴ）と果蓏（木の実と草の実）が有する畦でした」

『唐韻』によると「古は、分かつ華です」『集韻』によると「姑が分かつ華であり、並んだ騧の音でした」※瓜（ｇｕａ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で瓦は、重ね合わせた半円形の瓦の形を象り、素焼き土器を意味する書記素です、総画が５画の瓦部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「瓦」が素焼きの土器の総称であり、特に素焼きの紡錘を参照しました、また、土器を屋根に使うとき、瓦当と呼ばれます

素焼き土器は、低い温度で焼成された古代の陶器として最もよく知られ、軟質であり、壊れやすく、多くが地味な色でした

『説文解字』によると「土器の已は、この總名（総称）が燒（火＋堯）です、凡そ、瓦は、従って、瓦が属する皆でした」

▢▢▢ TILE ▢▢▢

部首分類で瓦部は、康熙字典の９８番目の部首であり、偏旁の意符として瓦に関連することを示します（瓶・甍・甓・甕）

瓦部が陶磁器に関する意符で使われました、「瓦」は、重ねた半円形の素焼き土器の象形であり、軽く焼き固めた土器です

『史記・廉頗傳』によると「秦軍は、勒兵の鼓譟、武安が盡震の屋瓦でした」（秦軍は廉頗と相如が健在な趙に侵攻せず）

『唐韻』『集韻』によると「並ぶ五の分かつ寡（配偶者を亡くした人物）です」※瓦（ｗａ）、五（ｗｕ）、寡（ｇｕａ）

『韓愈・元和聖德詩』によると「皇帝は、勤が儉であり、盥は、陶瓦が濯ぎ、斥遣は、華が浮き、好む絺紵の此れでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で甘は、口の中に物のある様子を象り、甘い・甘さ・甘味を意味する書記素です、総画が５画の甘部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「甘」は、口の中に何かのある象形であり、美味いと感じること、味の良いこと、あるいは、味の甘いことを表現しました

口に物を入れ長く味わう様、あるいは、首枷（鉗）などの象形文字、意味が同音の植物名「苷」に由来するかもしれません

『説文解字』によると「甘は、また、美です」『徐曰』によると「物が、また、この甘美（快く楽しいこと）な者でした」

▢▢▢ SWEETNESS ▢▢▢

部首分類で甘部は、康熙字典の９９番目の部首であり、偏旁の意符として甘に関連することを示します（甚・𫞪・甜・甞）

甘部が味の良いことに関する意符で使われました、「甘」は、甘さの意味であり、部首に用いる多くで声符として現れます

『莊子・徐無鬼』によると「甘（廿＋一）は、寢（宀＋爿＋𠬶）であり、○（星）の按（扌＋安：押さえること）でした」

『唐韻』によると「古（ｇｕ）が分かつ三（ｓａｎ）です」※甘（ｇａｎ）：廿（十を二つ横に並べる）＋一：古・現・未

『集韻』によると「沽（ｇｕ）は、分かつ三です、並ぶ平聲の感（ｇａｎ）でした」※平声：中国語の音韻学で四声の一つ

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で生は、屮（芽）と一（地面）の意味することをつなぎ作られます、生命、誕生、生きることを表す書記素でした

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「生」は、土の上に草の生え出る形を象るかもしれません、あるいは、草の生え出る形と土の意味をつなぐかもしれません

草木が生長することを表しました、あらゆる生物の成長であり、生まれることの意味から更に発生・出生・誕生・生産です

『説文解字』によると「生は、また、進（辶＋隹）めることであり、象る艸木（草木）が土の上に生まれ出ることでした」

▢▢▢ LIFE ▢▢▢

部首分類で生部は、康熙字典の番目の１００部首であり、偏旁の意符として生に関することを示します（𤯓・産・甥・甦）

生部が意符で成長に関連しました、「生」の文字は、草木の生長の表現であり、部首に使われる多くで声符として用います

生は、生命の伝統的な概念として生きる事や生きている状態でした、死の対義語として対比する時によく用いられています

『李白・戲杜甫詩』によると「借問（借りた問い：ちょっと尋ねてみる）が太く痩せた生であり、別れの来ることでした」

『杜甫詩』によると「平生（生涯・日常）は、幽興（奥深い情趣）が爲すことです、未だに惜しまれる遥かな馬蹄でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で用は、桶の形を象るかもしれない使用・適用を意味した書記素です、総画が５画の用部（ようぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「用」は、柵（犠牲の動物を飼う）を象るかもしれません、板と卜（板に穴をあけ棒を通す）の組み合わせかもしれません

使用の意味が道具を役立たせること（利用）であり、また、賃金や権限によって他人を労務に就かせること（雇用）でした

『説文解字』によると「可は、また、施行であり、従う卜が従い中です、衞（守る）は、説が宏（広くて大きい）でした」

▢▢▢ USE ▢▢▢

部首分類で用部は、康熙字典の番目の１０１部首であり、偏旁の意符として用に関することを示します（甩・甫・甬・甭）

用部が意符で使用に関連しました、「用」は、用いることであり、任用、統治、効用や作用、資材、更に原因を表現します

説文で「用」は、「卜」（占い）と「中」（当る）の組み合わせであり、卜占によって当り施行することを可能にしました

『論語』によると「禮（礼）が用（用いる）の之であり、和（和らぐ）を貴で爲します、更に、また、貨（貨物）でした」

『杜甫詩』によると「古来の才の爲すことは、用いられることが大難（非常に悪い出来事）です、また、用いる功でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で田は、農地を象り、田畑や水田を絵文字のように表現します、穀物を栽培するため耕される土地を意味しました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「田」は、農地や耕地を意味しました、四つの「口」が区切られた農耕地であり、それから、畦道の形を「十」で表します

本来は、五穀を植える耕作地の全てについて「田」として言及しました、穀物を栽培するため制度的に区画された農地です

『説文解字』によると「また、𨻰（陳）でした、樹は、曰く田が穀であり、象る口の四です、十の阡陌で之を制しました」

▢▢▢ FIELD ▢▢▢

部首分類で田部は、康熙字典の１０２番目の部首であり、偏旁の意符として田に関することを示します（由・甲・男・町）

田部が意符で農耕や田畑に関連しました、「田」は、農業で使われる耕作地の象形であり、区画された農地を表しています

一般に農耕地は、平地で大きな面積を確保できる場合であっても、管理上、有効として一定の面積で区切って栽培しました

『史記・田敬仲完世家註』によると「敬仲が斉の奔であり、用いた陳田は、相近の二字の聲であり、遂に田氏を爲します」

『韓愈・越裳操』によると「孰荒れ、門は、あぁ、孰治まり、田が、あぁ、四海で均しく既にあり、越裳の臣の是でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で疋は、その上の部分で脹脛か太腿、そして、下の止で足の形を象ります、膝から下の脚を意味する書記素でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「疋」は、上部の上脚（乛：乙の異なる形）と足（止）の象形文字でした、定（宀＋正）や乏（一＋止）を比べてください

元来、「疋」の上部が丸い形であり、今、一の線の形へ簡素化します、現在の字形は、図像的に「正」の金文のようでした

『説文解字』によると「また、足です、弟は、職（務め）が子であり、問う疋（脚の動作）は、止まることが何かでした」

▢▢▢ FOOT ▢▢▢

部首分類で疋部は、康熙字典の１０３番目の部首であり、偏旁の意符として疋に関することを示します（𤴔・疎・疏・疑）

疋部が意符で脚の動作に関連しました、「疋」は、足の反対にある足を描くかもしれません、また、反物の長さの単位です

疋は、織物の長さの単位でも使われ、一疋で反物の２反分の長さでした、１反が着物を一着仕上げることのできる布地です

『唐韻』によると「所は、分かつ菹でした」『集韻』によると「山（ｓｈａｎ）が分かつ於（ｙｕ）です」※疋（ｓｈｕ）

『晉書・南陽王模傳』によると「苞は、安定（地名）の奔（駆け回る）であり、太守の賈疋がこの納（受け取る）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で疒は、具合が悪く寝台や担架を象ります、一方、図像的に冫＋广として現れ出るけれども、解字ではありません

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「病」のため人が「爿」に寝ている会意かもしれません、この部首を取り込む「病」や「疲」の文字を普通に見かけました

古代に病気は、超自然と関連付けられ、治癒で祈祷を用いることもあり、現代でも無病息災を願う年中行事として残ります

『説文解字』によると「疒が、また、倚（頼る）でした、人は、疾病が有します、象り、この形が倚であり、明白でした」

▢▢▢ SICK ▢▢▢

部首分類で疒部は、康熙字典の１０４番目の部首であり、偏旁の意符として疒に関することを示します（病・症・痛・痩）

疒部が意符で疾病に関連しました、「疒」は、説文で寝台を表す爿と横棒の構成から病気で寝台に寄りかかる様を象ります

「疒」は、甲骨文字で寝台に人の横たわる様であり、病気を罹うこと、また、寄りかかることを意味すると考えられました

『唐韻』によると「女（ｎｏ）が分かつ戹です」※疒（ｎｅ，ｃｈｕａｎｇ）『広韻』によると「士は、分かつ莊でした」

『集韻』によると「仕（ｓｈｉ）は、分かつ莊（ｚｈｕａｎｇ）です、並ぶ牀（ｃｈｕａｎｇ）の音であり、義同でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で癶は、右足と左足を象り、下肢を意味した書記素であり、発（發）の原字です、総画が５画の癶部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

古文で右足（止）と左足（止の鏡文字）を描きました、左右の足を続けざまに激しく動かして歩き始める事かもしれません

「癶」は、足を表す「止」の変形であり、両足を外に向けることを意味します、偏旁の意符として足の動作へ関わりました

『説文解字』によると「足の刺さること、また、癶であり、それから止まる𣥂です、おおよそ、癶が癶の属する皆でした」

▢▢▢ LEGS ▢▢▢

部首分類で癶部は、康熙字典の１０５番目の部首であり、偏旁の意符として癶に関することを示します（癸・発・登・發）

癶部が意符で足の運びに関連しました、「癶」は、右足と左足の象形であり、歩き始めるか足を外に向けることの意味です

『唐韻』『集韻』によると「並ぶ北（ｂｅｉ）は、分かつ末（終端：ｍｏ）です、音声の鉢（ｂｏ）でした」※癶（ｂｏ）

『元包經』によると「𥃩（目＋匕：眼）が癶癶の北です、傳（伝わること）曰く：兩人は、また、互いに背いた（相背）」

『六書本義』によると「兩（両：二つ）は、張ることの足です、有する所は、また、撥ねて（分けて動かす）除きました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で白は、ドングリの形を象ります、ドングリの身の色から可視光線の乱反射の知覚である現在の意味に成りました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「白」の文字は、本来の意味することを失いました、自（元来、鼻の意味であり、今、自己を意味する）と比べてください

物体が全ての波長の可視光線を乱反射するとき、人の目に白く見えます、それから、白は、色知覚の白色を表していました

『説文解字』によると「西方の色であり、陰で事を用い、物の白の色です、入る二つは、合わさり、二つが陰の数でした」

▢▢▢ WHITE ▢▢▢

部首分類で白部は、康熙字典の１０６番目の部首であり、偏旁の意符として白に関することを示します（百・的・皆・皇）

白部が意符で光や明に関連しました、「白」は、陰を表す「入」と陽を表す「二」を組み合わせた会意文字かもしれません

甲骨文字で水滴のような何かに線の入る形です、髑髏、太陽、灯火、ドングリ、あるいは、親指の形を象るかもしれません

白は、五行説で西方の色であり、陰を成す事に使われ、物の白色を現しました、入と二（陰の数）の組み合わせを説きます

『荀子・正名篇』によると「説くことが行うことではありません、規則である白は、そして、冥（暗）の窮する道でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で皮は、頭のある動物から毛皮を剥ぐ手を象ります、革（鞣した皮）に似ている獣皮の字形が左上へ移動しました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

現在の字形で抽象的になり、古字を見る限り、獣皮を表す「革」の文字の半分と手を表す「又」を組み合わせる会意でした

「皮」が皮膚、表皮、地表などに言及します、「又」を意符として「為」の省略形を声符とする形声として言及されました

『説文解字』によると「剥ぎ取った獣の革であり、謂う之の皮です、それから、また、爲される聲の省（活動域）でした」

▢▢▢ SKIN ▢▢▢

部首分類で皮部は、康熙字典の１０７番目の部首であり、偏旁の意符として皮に関することを示します（皰・皴・皷・皺）

皮部が意符で皮膚に関連しました、「皮」は、剥ぎ取る獣の皮膚であり、説文で「又」の意符と「為」の省略形の形声です

「皮」は、また、左上の獣皮を斜めに身に纏う様かもしれません、皮が動物の皮膚を剥ぎ取り使用する製品を表現しました

『論語』によると「射は、皮が主ではなく、爲される力は、科（量り分ける）が同じではなく、古は、また、之の道です」

『莊子・讓王篇』によると「冬は、衣皮毛が日（太陽）であり、また、侯（矢で的を射る：貴人に伺候する）の皮でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で皿は、食品を盛るため作られた容器を象り、食物を盛るための器を意味します、総画が５画の皿部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「皿」が食物を盛る容器の意味であり、そのような鉢・碗・杯などの器の象形でした、また、引伸して容器全般を表します

皿は、食品を盛るために都合よく作られた食器であり、浅い皿で汁気の少ない食品、深い皿で汁気の多い食品を納めました

『説文解字』によると「飯を食べること、また、この器であり、象る形です、そして、同じ意味である豆（高坏）でした」

▢▢▢ DISH ▢▢▢

部首分類で皿部は、康熙字典の１０８番目の部首であり、偏旁の意符として皿に関することを示します（盃・盆・益・盛）

皿部が意符で食器・容器に関連しました、「皿」は、碗・杯・鉢・皿・盥などの総称であり、食物を盛る食器を意味します

日本で皿は、主に浅く平たい容器として椀や鉢よりも低い食器を参照するけれども、本来の意味に比べて特殊な用法でした

『唐韻』によると「武が分かつ永です」『集韻』によると「眉の分かつ𣱳であり、並ぶ上聲の明でした」※皿（ｍｉｎｇ）

『孟子・滕文公下』によると「牲殺は、皿が器です、衣は、不備が服であり、不敢（特段ではない）は、祭が用いました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で目は、光を受容する感覚器の形を象ります、象形文字から様式化する今の字形が９０度回転させて描かれました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「目」の文字が瞼によって形作られる枠の部分を含み、一方、「眼」の文字で目の中の黒白部分（眼球）だけを示しました

目は、光を受容する感覚器です、視覚（五感の一つ）が眼で受容される光の情報によって中枢神経系の働きから生じました

『説文解字』によると「人は、眼であり、象る形であり、重なり、また、童子です、おおよそ、目が目の属する皆でした」

▢▢▢ EYE ▢▢▢

部首分類で目部は、康熙字典の１０９番目の部首であり、偏旁の意符として目に関することを示します（盲・直・相・盾）

目部が意符として、また、目の動作や状態、そして、視覚に関連しました、「目」は、人の顔にある目の形の象形文字です

「目」の文字は、視覚器官、あるいは、その周囲の部位を意味しました、目を瞼と眼の境界の内側部分として認識されます

『論語・顔淵篇』によると「請う、其の目が問いました」（顔回：後継者として将来を嘱望されるも孔子に先立ち没する）

『前漢・高帝紀』によると「范増は、沛公が數目（重瞳）の羽を撃ちます、更に、また、含んでいる怒りで側を視ました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で矛は、幅広で両刃の剣状の穂先を持つ武器の形を象り、長柄武器を意味します、総画が５画の矛部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

矛が武器の一種でした、長柄の尖端に両刃の剣を備え、元来、戦車戦で使う武器（攻撃範囲の拡大と角運動量の打撃）です

中国や日本で矛は、槍と区別され、他の地域で槍の一形態と見なされ、刺突力に優れ、集団戦に向く槍の形へ進化しました

『説文解字』によると「酋（族長）が、また、矛です、建（建てる）は、あぁ、車が兵、長さで丈の二つ、象る形でした」

▢▢▢ SPEAR ▢▢▢

部首分類で矛部は、康熙字典の番目の１１０部首であり、偏旁の意符として矛に関することを示します（矜・矞・䂊・矡）

矛部が意符で長柄武器に関連しました、「矛」は、長柄で剣を備える形を象り、「戈」と同様に、元来、戦車兵の武器です

矛は、古い歴史を持つ武器の一つでした、日本の国産み神話が天沼矛を登場させ、大地をかき混ぜるために使われています

戦国七雄の時代で楚人の誉れは、堅さ、盾であり、物の禁止で能力を陥らせ、また、誉める利の矛、物の無しで陥りません

『韓非子・難一篇』によると「或ること曰く、矛の用いた子、陥る盾の子、如何、人、応える能力なく、矛盾の説でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で矢は、弓で使われた発射体を象り、弓の弾力を用い発射した武具です、総画が５画の矢部（しぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「矢」が弓につがえて放つ発射体の鏃・箆・羽根の象形でした、矢と箭を区別するとき、「矢」の木製と「箭」の竹製です

矢の誕生伝説は、古者の夷牟（大＋弓・得ようとする）の初めが矢を作りました、諺の矢は、「光陰矢の如し」が有名です

『説文解字』によると「弓弩は、また、矢です、それから、入り、象る之の形が鏑（かぶら）、括（くくる）、羽でした」

▢▢▢ ARROW ▢▢▢

部首分類で矢部は、康熙字典の１１１番目の部首であり、偏旁の意符として矢に関することを示します（知・矩・短・矮）

矢部が意符として、また、真直ぐなことや長さに関連しました、「矢」は、弓や弩に用いられる矢を意味して表しています

『荀子・解蔽篇』によると「浮いて泳ぎ矢を作った」『史記・廉頗傳』によると「一飯三を矢で遺す、また、姓の複です」

『史記・孔子世家』によると「肅愼の貢は、矢石砮が粗く（楛）、長尺を咫で有します、又、矢が嚆び、響く、箭でした」

『莊子・在宥篇』によると「焉んぞを知る曾史は、また、之を爲さない桀紂の嚆史です、一作が矢の嗃（口＋高）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で石は、崖（厂）のすぐ下にある岩石（口）を象ります、厂が丆へ歪み、別の解字で崖や山の洞窟を想定しました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

通説によると山の麓に転がる石の様を象りました、「厂」（崖）＋「口」（祭祀に用いる器）の会意であるかもしれません

「石」が岩より小さく、砂よりも大きい、鉱物質の塊を参照します、古代から何らかの境界を表現するために置かれました

『説文解字』によると「山は、また、石であり、在る厂の口がこの下を象る形です、おおよそ、石の石に属する皆でした」

▢▢▢ STONE ▢▢▢

部首分類で石部は、康熙字典の１１２番目の部首であり、偏旁の意符として石に関することを示します（砂・研・砕・砦）

石部が意符で岩石や鉱物に関連しました、「石」は、岩石の意味であり、説文で崖の厂の下にある岩石の口を表しています

「石」の文字は、岩石の形で大小を限定していません、一方、和訓の「いし」が主に小さな岩石について参照していました

『郭璞』によると「鰒は蛤が似る、有鱗は殻が無い、一面は石が附く、細孔は雜が雑ざり、或る七は、八の或ることです」

『唐韻』『集韻』によると「常（ｃｈａｎｇ：共通する特性）に分かつ隻（ｚｈｉ：一つのもの）でした」※石（ｓｈｉ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で示は、祭壇の形を象ります、际（境界となるところ）が際の文字の簡略化であり、祭の部分を示で表現しました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

上部の「一」は、物であり、下部の𡭕」が物を乗せる高杯でした、現在、有力な説として「高杯に物を乗せ示すこと」です

許慎は、「天、象を垂れて吉凶をあらわす、人に示す所以なり」と述べ、二に従い、三つの垂れる日・月・星を表しました

『説文解字』によると「観るは、文が、嗚呼、天であり、用いる察は、変わるが時です、示された神は、また、事でした」

▢▢▢ SHOW ▢▢▢

部首分類で示部は、康熙字典の１１３番目の部首であり、偏旁の意符として示に関することを示します（礻・礼・社・祀）

示部が意符で祭祀に関連しました、「示」は、祭壇を象り、物を人に見せることや考えを他に表すことの意味で使われます

天は、象が垂れ、見は、凶が吉であり、所以は、また、示が人であり、それから、二は、三が垂れ、日月、また、星でした

『書経・武成』によると「示す天下は、服が無く、与え通り視ます」『史記・晋世家』によると「示す明るく目を細めた」

『前漢・高帝紀』によると「視る項羽は、東の意向が無しでした」※項籍：秦末の武将、秦を滅ぼして西楚の覇王を名乗る

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で禸は、獣の足跡の表現であり、また、臀部を意味する書記素です、総画が５画の禸部（じゅうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

獣の足の地面を踏んだ象形の「ム」と声符の「九」を表しました、篆書などで「ム」の筆画を終端で輪状の一つで記します

形声文字の「蹂」（𧾷＋柔）が古文の「禸」として足裏の柔らかい部分で踏むことか足裏の部分で柔らかく踏むことでした

『説文解字』によると「獣の足は、また、踏みつける地です、象る形であり、九（ｊｉｕ：数字の９）が聲（声）でした」

▢▢▢ TRACK ▢▢▢

部首分類で禸部は、康熙字典の１１４番目の部首であり、偏旁の意符として禸に関することを示します（禹・禺・离・禽）

禸部が意符で獣に関連しました、「禸」は、足跡の意味であり、混合文字で下に置かれ、禹禺离禽で新たな偏旁となります

獣の足跡は、フィールドサインとして知られ、猟師が発見した足跡から獲物を見極め、行動を決める重要な手掛かりでした

『唐韻』によると「人（ｒｅｎ）は、分かつ九です」『韻會』によると「忍（ｒｅｎ）が分かつ九でした」※禸（ｒｏｕ）

『爾雅・釋獸』によると「狸狐は、醜の貒貈であり、其の蹯の足、其の禸の跡です」「陸が読むことの徳を明かしました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で禾は、粟の穂の垂れる様を象り、まだ茎の上にある穀粒を意味した書記素です、総画が５画の禾部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

穀物が生じる植物の穂の垂れた様を象りました、本来、イネ科植物のアワ（米の漢字も字源でアワを表す）の意味でしょう

長江文明の主食のイネは、殷周時代に華北で作られていません、それから、また、現在の主食のコムギが後から伝来します

『説文解字』によると「木は、生の王であり、それ以来、木の省（活動域）の𠂹であり、𠂹（垂）が其の穂を象りました」

▢▢▢ GRAIN ▢▢▢

部首分類で禾部は、康熙字典の１１５番目の部首であり、偏旁の意符として禾に関することを示します（禿・秀・私・秉）

禾の文字が穀物の代表であり、穀物一般の総称として使いました、説文でめでたいこと（嘉）として穀物（穀）を例えます

二月は、生の始まり、八月に何れか、そして、得られる中の時であり、故にこの禾を謂い、そして、禾が、また、木でした

『詩経・豳風』によると「十月に禾稼（穀物）を納め、黍稷（五穀）は、穋（米）が重く、禾麻豆麦です」※禾麻の麦の豆

『鮑照詩』によると「遠い食の玉は、禾（穀物）の山であり、更に禾が、また、和でした」※鮑照：後世の唐の詩人に影響

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で穴は、洞窟の入り口の形を象り、くぼんだ所を意味する書記素です、総画が５画の穴部（けつぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

あるいは、「宀」（家）と音符の「八」（わける）の会意文字かもしれません、人が入ることのできる空間を表現しました

洞穴を意味する象形文字でしょう、洞窟は、文明の発達の前から人の住居に使います、主に休息の場として用いられました

『説文解字』によると「土が、また、室（宀＋至：部屋）です、したがって、宀は、八（二つに分けた様子）の聲でした」

▢▢▢ HOLE ▢▢▢

部首分類で穴部は、康熙字典の１１６番目の部首であり、偏旁の意符として穴に関することを示します（究・穹・空・穿）

穴部が意符で洞穴や空間に関連しました、「穴」は、洞窟の住居、動物の巣穴、墓穴、それから、物で開いた穴を表します

甲骨文によると洞穴や土室の象形と考えられ、土室の家を表す「宀」と声符の「八」で構成する形声として言及されました

『孟子』によると「錐穴は、互いに覗う隙間です」※滕文公が孟子にどのような政治を行なうべきか問い、その助言に従う

『曹植・七啓』によると「此の安らかな子は、この秋が商いの歌であり、呂望は、逝くことが所以である投じる糸でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で立は、大地の上で立つ人を象ります、亦（腕の穴から落ちる水を持つ人間の表象）の指事文字と比べてください

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

「立」（𡗓）の象形文字は、すなわち、力が等しく入り、両足で体を支え、真直ぐに身体を起している姿を表現しています

「𡗓」は、地面を表す一の上に立つ人（大）を意味する会意文字であり、比喩的に物を地面に対して真直ぐ置くことでした

『説文解字』によると「立が、また、住（亻＋主：止まる・住む）です、したがって、この上に大の立つ一（𡗓）でした」

▢▢▢ STAND ▢▢▢

部首分類で立部は、康熙字典の１１７番目の部首であり、偏旁の意符として立に関することを示します（竜・竣・童・竪）

立部が意符で立つことに関連しました、「立」の文字は、異体字であり、古字の「𡗓」を大と一の意味をつないで作ります

二足で立つ人は、骨盤や下肢の形に由来しました、身体の中心軸に近い股関節と胴体の真下の下肢で左右の揺動を抑えます

『史記・平原君傳』によると「錐が囊中（袋の中）の處にあり、その末を見て立ちました、更に、また、真直ぐ起きます」

『広韻』『集韻』によると「並ぶ力（ｌｉ）は、分かつ入（ｒｕ：入れる）であり、音が力（力量）でした」※立（ｌｉ）

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で六画は、表語文字を構成する６つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

竹米糸缶网羊羽老而耒耳聿肉臣自至臼舌舛舟艮色艸虍虫血行衣襾は、六画で構成した１１８番目と１４６番目の各部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動で力強く生み出した線の翳る変化です、意識内容に修めた六つの筆画を供え、捧物の各々を果たしました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で竹は、葉を持つ二つの竹の茎か竹の葉の垂れ下がる様を象ります、古文で个（個の簡略化）＋个と似ていました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「竹」は、現在の形が个＋个よりもむしろケ（介の簡略化）＋ケと似ていました、竹の地下茎が節ごとに根と芽を備えます

葉の垂れる様子の象形文字でした、茎を木本（木）のように木質化させたイネ科の多年生常緑草本植物のタケを意味します

『説文解字』によると「冬生の草の靑であり、象形です、下に垂れ、箁（咅：膨れる・剖く）箬（広葉竹の上皮）でした」

▢▢▢ BAMBOO ▢▢▢

部首分類で竹部は、康熙字典の１１８番目の部首であり、偏旁の意符として竹に関することを示します（𥫗・竺・竿・笏）

竹部が意符として、また、竹製品に関連しました、竹は、身近な材料として様々な用途で使われ、使用法で多岐に渡ります

習俗で竹は、青々として真直ぐ伸びる様子から清浄な植物と考えられました、草木の四君子（蘭、竹、菊、梅）の一つです

歳寒三友が宋代から始まる中国の文人画で好まれる松・竹・梅の画題であり、竹は、冬の寒中でも靑々と茂り色褪せません

『史記』によると「伯夷、叔齊、孤竹は、この二子が君（王子）でした」※殷王を滅ぼす軍を起こした武王に孝と仁を説く

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で米は、実のついた稲穂の形を象ります、穀物の外皮を取り去った実の意味であり、本来、粟（アワ）の実でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

禾は、イネ科植物のアワであり、華北の主食でした、一方、長江文明は、主食がイネであり、後に黄河文明まで到来します

粟は、脱穀の後で籾殻のある実でした、その殻が玄米の果皮などを意味する糠であり、米は、籾殻が取り去られた中身です

『説文解字』によると「粟は、また、實（実）であり、象られる禾（粟の穂の垂れる様）がこの形の實（宀＋貫）でした」

▢▢▢ RICE ▢▢▢

部首分類で米部は、康熙字典の１１９番目の部首であり、偏旁の意符として米に関することを示します（籾・粉・粋・粒）

米部が意符で穀物に関連しました、「米」は、元来、アワの実の意味であり、当時の主食として古代社会の穀物の代表です

ムギは、後の時代に華北へ伝来してアワに変わって主食となりました、イネの実によって「米」を代表するようになります

イネは、中国南部から北部、南アジア、そして、日本まで伝わりました、米が稲の実から外皮を取り去った粒状の穀物です

『日本土風記』によると「倭國の十二支は、曰く、米が、この巳（草木の成長の極限に達する状態：旧暦の４月）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で糸は、糸を撚り合せた束を象ります、しかし、略字であり、会意文字の絲が繊維を細長く撚り合わせた物でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「糸」が細い絹糸を意味しました、古字の「絲」は、二つの丸い束の連なる形であり、撚り合わせ纏めた糸の形を象ります

糸は、細い絲として言及され、忽が蚕の一回に吐く単位でした、十忽は、絲であり、糸が絲の半分ならば、五忽の細さです

『説文解字』によると「細さ（優れている小さな物）は、また、絲（シルク）でした」※絹：蚕の繭から得られる生物繊維

▢▢▢ SILK ▢▢▢

部首分類で糸部は、康熙字典の１２０番目の部首であり、偏旁の意符として糸に関することを示します（糹・糺・系・糾）

糸部が意符で糸や縄に関連しました、「糸」は、新字体であり、本来、「絲」（糸＋糸）の会意文字が糸を意味しています

糸は、繊維、縫製、織物、そして、綱や縄のため撚り合わせる非常に長い繊維でした、今日、様々な素材から製造されます

『徐鍇』（９２１－９７５）によると「一つの蚕の所は、忽ち、吐いて行いました、十忽が絲を爲します（作り上げる）」

『集韻』によると「新（ｘｉｎ）は、分かつ兹（ｚｉ）であり、絲の或る省（実行に関連する活動域）が糸を作りました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字では、蓋のある壺の形を象ります、罐の新字体であり、旧字体が音符の雚を加えて小型円筒状の土器の意味でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

胴が太く口の小さな酒類や飲料を入れる素焼きの器である蓋付きの容器の形でした、液体を入れる容器の意味を表現します

「缶」は、現在、金属製の容器として認識するけれども、元来、液体を入れておく容器である素焼きの甕（ほとぎ）でした

『説文解字』によると「瓦（素焼き土器）は、器です、場所で酒漿（酒類のとろりとした液体）が用いられ盛られました」

▢▢▢ JAR ▢▢▢

部首分類で缶部は、康熙字典の１２１番目の部首であり、偏旁の意符として缶に関することを示します（𦈢・缸・缺・罐）

缶部が意符で液体を入れる容器に関連しました、「缶」は、口で小さく胴で大きい液体を入れる容器（ほとぎ）の意味です

説文は、瓦器、所以盛酒漿、秦人の鼓は、用いられる節歌のこれであるとして述べました、「瓦」が素焼き土器の総称です

『広韻』によると「方は、分かつ久でした」『集韻』によると「俯が分かつ九であり、並べる音の否（ｆｏｕ）です」※缶

『前漢・楊惲傳』によると「仰天は、缶が撫でる（慰める）ことでした」※楊惲：外祖父である司馬遷の『史記』を広める

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で网は、アミの形を象り、網の原字として繊維を寄り合わせた様です、古文で綱の原字の冈が少し似た字形でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

鳥獣魚類を捕らえる糸や縄を編んで作る網を意味しました、覆うことの「冖」と網目の「メメ」の会意文字かもしれません

「罔」が「网」の異体字として後の起字であり、けれども、仮借で無いの意味を生じ、「網」を本来の意味のため作ります

『説文解字』によると「厨房の生贄の場所は、用いた漁が結縄であり、したがって、冂は、下を象り交わる文が網でした」

▢▢▢ NET ▢▢▢

部首分類で网部は、康熙字典の１２２番目の部首であり、偏旁の意符として网に関することを示します（罔・罠・罪・罫）

网部が意符で猟具や漁具、網に掛かることに関連しました、「网」は、捕獲・採取に用いる糸や縄で編まれた網の意味です

網は、柔軟な糸や縄を用いて格子状に結んで編み込んで作られる道具でした、その用途・形状に応じて幾つか分類されます

『広韻』によると「文が分かつ兩でした」『集韻』によると「文は、分かつ紡であり、並べられ網（ｗａｎｇ）の音です」

『篇海』によると「网字は、三譌が有り：本作の网の𦉳、また、作る冈の𠔿、更に、また、作る𦉰の罒で譌を作りました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で羊は、ヒツジの頭部を正面から見た形を象ります、甲骨文の字形が角を持つ頭部だけを描写する象形文字でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

ヒツジが中国で古くから飼育され、人の生活に密接な家畜でした、六畜（馬・牛・羊・鶏・犬・豚）の一つに挙げられます

毛を織物、肉を食用、乳を飲用や食品に使い、現在でも中国は、世界一の羊飼養国として羊乳や羊肉が一般的な食材でした

『説文解字』によると「羊は、また、祥（示＋羊：幸せ）です、それから、𦫳（𠁥）を象り、この形が頭、角、尾でした」

▢▢▢ SHEEP ▢▢▢

部首分類で羊部は、康熙字典の１２３番目の部首であり、偏旁の意符として羊に関することを示します（羌・美・羚・羞）

羊部が意符でヒツジや食品に関連しました、「羊」は、説文で頭・角・足・尾のような全体の象形として述べられています

孔子、曰く、牛は、この字の羊であり、用いる形の舉でした、羊が古代社会で一般的な生贄の動物として神へ奉げられます

『屈原・離騷』によると「いささか（幾つか）、用いる相（互い）の羊は、逍遙（気ままにあちこちを歩き回る）でした」

『史記・梁孝王世家』によると「齊（斉しい）は、羊勝の人です、名が官でした」※羊勝：梁王武の食客、大臣暗殺を謀る

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で羽は、鳥の翼にある羽の形を象り、羽根や羽毛を意味する書記素です、総画が６画の羽部（うぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

鳥の翼にある長い毛の羽根を表現する象形です、広く鳥毛に言及しました、また、翼の意味として使われるかもしれません

説文が短い毛の羽毛に相当した文字を収録するけれども、現在、使われません、「羽」は、本来、長い毛の羽根の表現です

『説文解字』によると「鳥は、また、長い毛でした、象形です、おおよそ、羽が、したがって、羽の属している皆でした」

▢▢▢ FEATHER ▢▢▢

部首分類で羽部は、康熙字典の１２４番目の部首であり、偏旁の意符として羽に関することを示します（羽・翁・翅・翌）

羽部が意符で鳥や翼、鳥の飛翔に関連しました、「羽」は、曲がる羽根の主軸から毛の出ている形として長い毛を象ります

羽根や羽毛は、文化伝統で装身具として多用されました、宗教的・呪術的に意味付けられ、後に審美的な理由で使われます

『広韻』『集韻』によると「並べて、王（ｗａｎｇ）は、分かつ矩（ｊｕ）であり、音が禹（ｙｕ）でした」※羽（ｙｕ）

『書経・禹貢』によると「齒革は、毛が羽です」「蒙（覆う・蒙る）は、其の藝（特別な技・植物を植える）が羽でした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で老は、耂（長い髪の老人）＋匕（杖）の意味することをつなぎ作られます、杖に寄り掛かる老人を表現しました

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「老」（老い）と「孝」（孝行）で上部にある構成要素を比較してください、「耂」は、長い髪の腰を屈める人の姿でした

「考」（審査）と共通の起源を持ち、「老」が轉注文字（特定の意味の漢字を音の違う他の類似する意義へ転用）の例です

『説文解字』によると「考であり、七十は、老が述べます、匕は、人の毛、言が、また、必須である髪の変化の白でした」

▢▢▢ OLD ▢▢▢

部首分類で老部は、康熙字典の１２５番目の部首であり、偏旁の意符として老に関することを示します（耂・考・耄・者）

老部が意符で老いに関連しました、「老」は、年老いたことの意味であり、また、衰える様や老練である様を表しています

甲骨文を見ると髪の薄い背を屈める老人の杖をつく様を象りました、説文は、人、毛、匕の会意と述べます（考：耂＋丂）

『列子・天瑞篇』によると「老は、また、耄（老＋毛：老い耄れること）でした、また、姓（名字に使われる漢字）です」

『班固・西都賦』によると「十分な其の一端が未だ得られない、故に不能は、また、徧舉（あまねく持ち上がる）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で而は、顎鬚や頬髭の形、あるいは、結髪せずに髪を振り乱している様を象ります、耏や髵の本字かもしれません

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

長く伸びた毛を象り、頬髭を表現しました、古代社会で毛を剃ることは、刑罰の一つであり、剃髪の人が罪人を意味します

「需」は、髪を振り乱して雨乞いを行う巫女の様かもしれません、「而」が元の意味を失い、仮借した音の意味で残ります

『説文解字』によると「頬は、また、毛を持ち、象り、この形が毛でした」※古代の美意識で鬚を蓄えることを良しとする

▢▢▢ AND ▢▢▢

部首分類で而部は、康熙字典の１２６番目の部首であり、偏旁の意符として而に関することを示します（𦓎・耏・耐・耑）

而部が意符で頬髭に関連しました、「而」は、また、接続詞として、語や句、文と文をつなぎ、副詞と被修飾語を結びます

例えば、孔子の姿は、髭を伸ばした中高年の男性として描かれ、伝統的な美意識が立派な鬚を蓄えることを良しとしました

『周禮・冬官考工記・梓人』によると「作られ、この而は、鱗です、おおよそ、而が、したがって、而の属する皆でした」

『論語』によると「學（学）は、これが時で習います」「好まない犯される上は、乱れる者が、そして、好み作りました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で耒は、元来、鋤の溝である交差すた３つの筆画か三叉を持つ鋤の形を象ります、下部の２つが後の簡略化でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

農地を耕すため土を掻き起こして草を刈る農具の鋤と柄を意味しました、木の散乱を表現する「丯」で鋤く様子を象ります

また、手が耕す曲がった木の部分であり、それから、丯（乱れた様子）は、木を推（扌＋隹）しました（鋤：農地を耕起）

『説文解字』によると「古（いにしえ）の者の𡍮（垂）を作る耒㭒（農作業に使う道具）は、また、用い振るう民でした」

▢▢▢ PLOW ▢▢▢

部首分類で耒部は、康熙字典の１２７番目の部首であり、偏旁の意符として耒に関することを示します（耕・耗・耜・耡）

耒部が意符で農具や耕作に関連しました、「耒」は、説文で「木」によって雑草を表す「丯」を鋤く様子を象ると述べます

元来、中国で鋤は、〝くわ〟であり、〝すき〟と同様に農作業や土木工事で土を掘り起こすため使用する農具や道具でした

『禮・月令』によると「孟（四季の最初の月）は、この月が春であり、辰の択ぶ元であり、天子は、耒耜が親を載せます」

『広韻』『集韻』によると「並ぶ、盧（ｌｕ）は、分かつ對（ｄｕｉ）であり、音が類（ｌｅｉ）でした」※耒（ｌｅｉ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で耳は、音を感じる感覚器を象ります、耳介が取り囲む口に成り、そして、内側軟骨で二の線を与えて任せました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「耳」の漢字が人体の器官で聴覚を司る耳の意味であり、その形の象形でした、一方、耳朶を右下の隅の十で表現させます

聴覚は、音波を感じて生じる感覚であり、音の信号を神経活動の情報へ変換しました、情報を構築して意味を作り出します

『説文解字』によると「主（領域や組織を支配する）は、また、聴いた（聽：耳＋𡈼＋𢛳）」（何かを介さず耳に入れる）

▢▢▢ EAR ▢▢▢

部首分類で耳部は、康熙字典の１２８番目の部首であり、偏旁の意符として耳に関することを示します（耶・耽・聖・聞）

耳部が意符で耳、聴覚、音声に関連しました、耳は、聴覚を司る器官の意味であり、また、物の両側にある把手の比喩です

古代で青銅器の鼎は、横木を通すか鉤で引掛けて運ぶための１対の把手（持ち手）を持ち、耳（双耳）と呼ばれていました

『史記・高祖紀』によると「そして、まとめる父老であり、法が耳の三章です」※法三章：法を簡略で緩やかなものとする

『後漢・明帝紀』によると「西南は、牢が哀れ、担う耳であり、僬僥（短人）は、種が諸であり、前後で献じて貢ました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

形声文字で聿は、意符の𦘒と音符の一から成る声の形です、あるいは、筆（毛の束を軸の先端に持つ筆記具）を象りました

漢字の造字法で形声が既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表現している表音文字に言及します

後に用いられた「筆」の原字として文字を記す文具の意味であり、けれども、現在、語調を整える助詞の機能で残りました

「聿」の漢字の字源・解字は、筆を手で持つ形を象ると考えられます、けれども、𦘒と一の形声文字であるかもしれません

『説文解字』によると「所（場所）で用いる書が、また、この器でした」（楚謂之聿、吳謂之不律、燕謂之弗、秦謂之筆）

▢▢▢ BRUSH ▢▢▢

部首分類で聿部は、康熙字典の１２９番目の部首であり、偏旁の意符として聿に関することを示します（肀・粛・肅・肆）

聿部が意符で筆や書くことに関連しました、「聿」は、筆の意味であり、そして、後の「筆」によって竹冠を取り付けます

筆は、毛（繊維）の束を軸の先端に取り付け字や絵を書く道具でした、東アジアで文字の様式上の美（書）が意識されます

『唐韻』によると「余（わたし：ｙｕ）は、分かつ律（ｌｕ）でした」『集韻』によると「允（ゆるす）が分かつ律です」

『左思・吳都賦』によると「陵を絶ち、聳え立つことは、高く険しく、その後ですぐに越え、険しさが起伏の多さでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で肉は、動物の胴体における肋骨を象ります、あるいは、切り分けた肉の一切れ／切り取られた肉片を象りました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「肉」の文字は、動物の肉の意味であり、人間の肉が「肌」で表され、しかし、漢代の以降に肉で人の筋肉を意味しました

部首の字形は、「月」や「⺼」であり、『康熙字典』が月部の「月」、舟部「月」（服・朕）、肉部の「月」を区別します

『説文解字』によると「胾（切り分けた肉の一切れ）の肉を象る形であり、本来、作る𠕎（冂＋仌）として書かれました」

▢▢▢ FLESH ▢▢▢

部首分類で肉部は、康熙字典の１３０番目の部首であり、偏旁の意符として肉に関することを示します（肋・肌・肓・腐）

肉部が意符で人間や動物の体に関連しました、「⺼」は、部首で使われる肉の代わりの字形であり、月へ似ているでしょう

月と⺼は、しかし、字源で区別されます、月（有・朋・望・朗・朝）と肉（肋・肌・肓・肖・肘）の意味を比べてください

また、肉の部首の形「⺼」が祭、然、將として加える点を持つ「夕」と似ている対角へ捩じれた形で現れるかもしれません

『史記・孝文帝紀』によると「法の有する肉は、三が𠛬（幵＋刂）でした」※文景の治：賞賛される文帝と景帝の統治期間

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で臣は、下の方向を見ている人の縦の目を象ります、官吏である下僕（家来）を意味する比喩として使われました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「臣」は、奴隷を意味していました、貴人の前で畏まり目を伏せる様（主人の前で体を屈して服す奴隸の様子）を象ります

古文が人の縦の目で表現していました、郭沫若の『甲骨文字研究』によると、人の伏せているとき、縦になる目の様子です

『説文解字』によると「臣は、また、引っ張りました、事が、また、君（支配者）です、象ることは、形が屈服しました」

▢▢▢ MINISTER ▢▢▢

部首分類で臣部は、康熙字典の１３１番目の部首であり、偏旁の意符として臣に関することを示します（臤・臥・臧・臨）

臣部が意符で平伏する人の動作に関連しました、「臣」は、目に関係する意味が部首として使われる場合に表れるようです

「臣」は、広く被支配階層の庶民に用いられ、また、官吏も意味しました、そして、君主に対するときの一人称へ成ります

『前漢・王陵傳』によると「陳平が述べる謝（感謝・謝絶）でした－主臣」（王陵や陳平：楚漢戦争で劉邦を天下に導く）

『道藏歌』によると「昇る景色の東の西であり、恣に目見える因縁の善です、常に融け地官の無い、皆、皇臣の聖でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で自は、元来、鼻について象ります、自分の鼻を指さす手振りが中国と東アジアで自身や自己について示しました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

伝統的な仕種の結果、人の鼻の象形で記され、それ故に「自」が自分の指事文字であり、また、「鼻」の漢字の本字でした

「自」は、鼻の本来の意味を失います、「白」を比べてください、元々、ドングリの表現であり、現在、白に言及しました

『唐韻』『集韻』によると「疾（ｊｉ）の分かつ二（ｅｒ）です、音が字（言語記号）でした」※自（ｚｉ）、字（ｚｉ）

▢▢▢ SELF ▢▢▢

部首分類で自部は、康熙字典の１３２番目の部首であり、偏旁の意符として自に関することを示します（𦣻・臭・臱・臲）

自部が意符で鼻、嗅覚、呼吸に関連しました、「自」の漢字によって自分の動作・行為の受け手である自身を表しています

「自」は、人の鼻を象り、おおよそ、自が、したがって、自の属する皆でした、派生文字の「鼻」で本来の意味を示します

『易・需卦』によると「自我（自分に対して）は、寇（外から攻めこむ）の致すことであり、敬愼が、また、不敗でした」

『易・乾卦』によると「天は、健（すこやか）が行くことです、君子は、不息が用いる自を強いることでした」※自彊不息

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で至は、矢と地面の表現であり、矢が目標の地点に達して地面に突き刺さる形です、至ることを意味していました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

また、飛んでいる高所から地上に至る鳥を表現するかもしれません、大地を表す最も下の一と下を向く鳥の会意文字でした

飛ぶ鳥が、また、そのとき、高い下にまで至る地であり、それから、一は、また、地（土＋也）のようです、象る形でした

『説文解字』によると「何も無い上を立ち去ります、また、そして、至り下までやって来ました」※地：土＋也（サソリ）

▢▢▢ ARRIVE ▢▢▢

部首分類で至部は、康熙字典の１３３番目の部首であり、偏旁の意符として至に関することを示します（𦤳 ・致・臺・臻）

至部が意符で到達することに関連しました、「至」は、地点や時点、あるいは、段階や地位などへ行き着くことの意味です

あるいは、限界に行き着きました、また、甲骨文の解釈は、矢の先が下を向いて地面に刺さる形を表現するかもしれません

『莊子・逍遙遊』によると「古く年を経て述べます、至る人は、己を無くしました」※逍遥：気ままにあちこちを歩き回る

『列子・力命篇』によると「墨杘（狡猾な無賴）の至る單です」『亢倉子・臣道篇』によると「至る人が情を忘れました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で臼は、脱穀や製粉を行う道具を象り、うすを意味した書記素です、総画が６画の臼部（きゅうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「臼」の文字が穀物を搗くための道具である臼を意味していました、器具の内部に穀物の粒の残される様子の象形文字です

穀物の脱穀や製粉に用いる道具の臼（うす）は、挽き臼と搗き臼の２種類であり、動力が人力、水力、風力など様々でした

『説文解字』によると「古者は、行なう臼が掘る地であり、後は、木石が穿ちます、象る形であり、中の米を象りました」

▢▢▢ MORTAR ▢▢▢

部首分類で臼部は、康熙字典の１３４番目の部首であり、偏旁の意符として臼に関することを示します（𦥑・舁・舅・興）

臼部が意符で脱穀や製粉を行う道具に関連しました、臼と𦥑の少し異なる２つの偏旁を構成要素として持つ漢字を収めます

「𦥑」は、両手を組み合わせることの意味として上から伸びた両手の形を象り、部首の意符で両手の動作へ関連させました

『沈約・捉搦歌』によると「粟榖が石臼の難しい舂（穀物の殻を取り除くために搗く）を付けます」※捉搦：捉え搦め取る

『韓愈・元和聖德詩』によると「遂に顚倒は、自にあり、若い杵が臼を投げ、叶う渚の下でした」※韓愈：儒教精神の復興

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で舌は、口から上へ向かって浮かび上がる股状の舌を象ります、更に舌が乱と辞で𤔔の簡略化として使われました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

古文の字形が口の中から舌を出している象形と考えられました、舌先の分かれていることから蛇の舌を象るかもしれません

人間や動物の口の中にある器官の舌を意味します、解字は、声符＋意符の「干」と「口」から成る形声文字かもしれません

『説文解字』によると「舌は、口にあり、場所で用いる言であり、別が、また、味のそれでした」※所以（理由）である言

▢▢▢ TONGUE ▢▢▢

部首分類で舌部は、康熙字典の１３５番目の部首であり、偏旁の意符として舌に関することを示します（舎・舐・舒・舖）

舌部が意符で舌の動作や味覚に関連しました、「舌」の文字は、動物の口の中である器官の筋肉の突起物を意味しています

説文は、「干」と「口」から成る形声と述べるけれども、舌が口の中から出ている象形と考えられ、蛇の舌かもしれません

『周語』によると「座ることの外にある諸門であり、そして、これが使われる舌の人體（人の体）に委ね与えられました」

『釋名』によると「舌は、また、巻かれ、可を用いる（してもよい）ことが食物を巻く制度であり、使われ、落ちません」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で舛は、夊（下向きの足）と𡕒の意味することをつなぎ作られます、爪先で互いに面する二つの足を表現しました

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「舛」（夊＋𡕒）は、相反や齟齬の意味でした、また、「夂」「夊」「𡕒」が互いと比べて異なるけれども、足を表します

注意してください、舛の左足は、右足よりも変化した形を持ち、門のような右足の字形の鏡像が初期の文字に似ていました

『説文解字』によると「對（土を突き固める：対）は、また、臥せています、それから、互いの背中が夕㐄（舛）でした」

▢▢▢ OPPOSE ▢▢▢

部首分類で舛部は、康熙字典の１３６番目の部首であり、偏旁の意符として舛に関することを示します（舜・舞・䑞・䑟）

舛部が意符で両足に関連しました、「舛」の夕（右足）やヰ（左足）は、止と同じ足の象形であり、楷書における変形です

左右に開いて反対に向く足の様子を象るでしょう、相反することや食い違うことの意味であり、相対して寝ている事でした

「舛」（爪先で互いに面する足）と「夅」（下向きの足）を比べてください、夅は、下向きの足（降りる）の形を象ります

『王融・靜行詩』によると「遵うことが多い舛（叛く）を塗る毎にあり、顧省（顧みて省みる）は、憂え無い能力でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で舟は、水上輸送の乗物の形を象り、舟や船を意味した書記素です、総画が６画の舟部（しゅうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

木を刳り抜き作られる舟を象りました、漢代の以降で「船」が一般に使われ、「舟」を小型の船だけを示すようになります

古代で舟の主流は、刳舟です、それから、大型の刳舟、複材化した準構造船、そして、平底の箱型構造の船が登場しました

『説文解字』によると「舟は、また、船です、共鼓と貨狄が刳木の舟を行い、剡木の櫂を行い、用い通らずに済みました」

▢▢▢ BOAT ▢▢▢

部首分類で舟部は、康熙字典の１３７番目の部首であり、偏旁の意符として舟に関することを示します（舩・航・舫・般）

舟部が意符で船、船の工具、船の運航に関連しました、一方、「服」や「朕」のような文字の部首で舟から月へ変形します

説文で「舟」は、木を繰り抜いて作られる舟の形を象り、そして、おおよそ、舟が、したがって、舟の属している皆でした

『呂氏春秋』によると「虞姁は、舟を作ります」※呂不韋の食客の知識を集めて編纂した書物、一字千金：呂不韋伝の故事

『唐韻』『集韻』によると「職（司る）が分かつ流（流動する）でした」※舟（ｚｈｏｕ）、職（ｚｈｉ）、流（ｌｉｕ）

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で艮は、目と匕から成る声の形です、あるいは、目と匕（さじ状の小刀）の意味をつなぎ作られる会意文字でした

漢字の造字法で形声が既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表現している表音文字に言及します

「艮」は、一箇所に止まり動かないことを表すでしょう、『易』の八卦や六十四卦の一つで艮（八卦の第七）の意味でした

八卦で艮が止まることや山・手などの象徴であり、方位で東北の方角を示します、そして、十二支の丑と寅に相当しました

『説文解字』によると「艮は、甚だしく、そのとき、目の匙です、匙の目が眼のような相互の下にない、相互の匙でした」

▢▢▢ STOPPING ▢▢▢

部首分類で艮部は、康熙字典の１３８番目の部首であり、偏旁の意符として艮に関することを示します（良・艰・𦫌 ・艱）

艮部が主に音を表す声符として使われました、「艮」は、説文で很について述べられ、目を睨み合い互いに譲らない様です

「艮」は、狼（犬＋良）の本字かもしれません、振り返る人の目を怒らせた姿かもしれません、呪眼を象るかもしれません

『揚子・方言』によると「艮が磑（石＋豈：穀物などを粉にする道具）であり、また、堅（臤＋土：かたいこと）でした」

『揚子・太玄経』によると「象り守られ艮（止まり動かないこと）を有します」（太玄経の基本要因は天・地・人でした）

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で色は、人の意符と卩の意符の意味することをつなぎ作られます、そのように、色の何かのために目を向けました

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「色」の漢字は、「人」と「卩」の会意文字か象形文字と考えられ、卩が跪いた人を表している象形文字から由来しました

人の重なり交わる様子かもしれません、「色」は、顔色の意味であり、仏教が認識対象となる物質現象の全てに参照します

『説文解字』によると「顔は、気です、人の喜びがこの憂いであり、皆、顔で著しく、古くから行う顔気を言う色でした」

▢▢▢ COLOUR ▢▢▢

部首分類で色部は、康熙字典の１３９番目の部首であり、偏旁の意符として色に関することを示します（艳・艴・艶・艷）

色部が意符で顔の表情に関連しました、「色」は、爪／人（⺈）＋卩（巴）の会意であり、色知覚の色刺激を意味させます

色は、後から仏教哲学に採用されました、仏教用語として色が人の心に対して感覚をもたらす何かの存在の意味になります

『莊子・盜跖篇』によると「車馬は、行色（旅立つ前の人の様子）を有しました」※盗跖：春秋時代・魯国の盗賊団の親分

『後漢・嚴光傳』によると「帝は、それが賢く思われています、それから、命令は、これが用いて物色されて訪れました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で艸は、屮＋屮から創られ、屮（草の芽）の解源が象形であり、植物の新しい成長（発芽）の形について象ります

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出す表語文字へ言及しました

「艸」は、草の本字であり、茎と葉を持つ植物の総称として使われ、草の形に象る「屮」を二つ並べて用いた会意文字です

象形文字として「艸」が草の芽の並んで生えている形を表しました、部首で「艹」に簡略化され混合文字で組み合わせます

『説文解字』によると「それから、草の芽（草）は、二つであり、おおよそ、艸が、したがって艸の属している皆でした」

▢▢▢ GRASS ▢▢▢

部首分類で艸部は、康熙字典の１４０番目の部首であり、偏旁の意符として艸に関することを示します（艹・䒑・芋・芍）

艸部が意符で植物に関連しました、特に樹木ではない草本植物と関係するような何かの派生文字へ混合文字を組み立てます

草は、太く堅い幹を持つ木にならない植物の言及でした、また、木と草の定義がより具体的に茎の構造の違いに基づきます

『唐韻』によると「采（選び取る）は、分かつ老でした」『集韻』によると「直（真直）が分かつ列であり、音の徹です」

『儀礼・士相見禮』によると「在野の規則は、この臣下が言うことには草の茅でした」※茅葺：茅を材料に葺く家屋の屋根

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で虍は、虎の頭部と前足の形を象り、猛獣のトラを意味した書記素です、総画が６画の虍部（こぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

古文で「虎」の文字がトラを側面から見た形を象りました、象形文字で「虍」の部分は、頭部と前足と考えられるでしょう

「虎」は、説文がトラの皮に関する表象として縞の形に言及します、その独特な縞模様の斑紋を意味していると考えました

『説文解字』によると「虎は、また、文（紋様：文芸）であり、象形です、おおよそ、虍が従う虍の属している皆でした」

▢▢▢ TIGER ▢▢▢

部首分類で虍部は、康熙字典の１４１番目の部首であり、偏旁の意符として虍に関することを示します（虎・彪・虐・虔）

虍部が意符でトラに関連しました、「虎」の解字は、また、儿（几：床几）でトラの装束を被る者の座る姿かもしれません

東アジアで文化的にトラは、獰猛な野獣として武勇や王者と関連付けられ、一方、凶悪・危険・残酷の比喩として現れます

『唐韻』によると「荒（荒地：ｈｕａｎｇ）は、分かつ烏（カラス：ｗｕ）であり、音が呼（ｈｕ）でした」※虍（ｈｕ）

『六書正譌』によると「象られ、その文章の屈曲です」『通志・六書略』によると「象る虎は、形が刳られる肉皮でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で虫は、ヘビを象り、元来、毒蛇のタイプを表現します、現在、細長い虫や昆虫を意味させる虫が蟲の略字でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「蟲」は、生物全般（小動物、特に爬虫類）の意味で使われ、別字を構成した「虫」を古くから「蟲」として混用しました

仮定される親指の大きさの頭と三寸の広さの一つで毒蛇の名であり、虫が臥、細、微、行・毛・蠃・貝・鱗から象られます

『説文解字』によると「おおよそ、虫は、そのとき、虫が、これに属している皆でした（同類とみなされる何かの全て）」

▢▢▢ WORM ▢▢▢

部首分類で虫部は、康熙字典の１４２番目の部首であり、偏旁の意符として虫に関することを示します（虹・蚊・蚕・蛍）

「虫」が、本来、毒を持つヘビを示しました、一方、「蟲」は、細長い虫や昆虫、また、昆虫のような何かを表しています

結局、「虫」は、細長い虫と昆虫の表現でも申し分なく成りました、「虺」の文字が元の毒蛇の意味を表すため創られます

『唐韻』によると「許すことは、分かつ偉さのことでした」※虫（ｈｕｉ）、許（ｘｕ：言＋午）、偉（ｗｅｉ：亻＋韋）

『集韻』によると「自慢が分かつ鬼です、等しく卉（草の総称）の音でした」※詡（ｘｕ）、鬼（ｋｕｉ）、卉（ｈｕｉ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で血は、生贄の容器（鉢型の器）の血液を象ります、あるいは、一（血の滴）と皿（容器）の意味をつなぎました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

器で盛る生贄の血について表現している象形文字でした、あるいは、祭器の中に血のある様子を表現している会意文字です

血液（血）は、動物の体内を巡る主要な体液であり、様々な文化で親子関係・親族関係のような遺伝に結び付けられました

『唐韻』『集韻』によると「呼（息を吐くこと）の分かつ決（決意）です、音が泬（ほとばしる）でした」※血（ｘｕｅ）

▢▢▢ BLOOD ▢▢▢

部首分類で血部は、康熙字典の１４３番目の部首であり、偏旁の意符として血に関することを示します（衂・衄・衆・𧖽 ）

血部が意符で血液や祭祀、そして、薬などに関連しました、「血」は、古代の祭祀で捧げられた犠牲の血を意味しています

「血」の漢字は、現在、人間や動物の血液の意味として広く認識しました、しかし、字義が犠牲の血から後で引伸されます

説文は、祭所が薦めた牲血を言及しました、したがって、皿と血の形の一を象り、おおよそ、血は、従う血が属した皆です

『劉向・九歎』によると「晉申生の離讒、荆和（荊軻）の泣血の氏、吳子胥は、抉眼、王子の比較が横の廃れる干でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で行は、街の交差点を象ります、元来、対称的な字形で記されるけれども、非対称な現在の形へ簡略化されました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

左半分の「彳」は、部首として広く使われました、そして一方、時折、右半分の「亍」が部首として用いて見つかりました

解字は、彳（小さな一歩）と亍（小さな一歩を踏み出した）として解釈できます、しかし、字源が混合文字ではありません

『説文解字』によると「人（行）は、また、この足の運び（步：止＋𣥂）によって急いで赴くこと（趨：走＋芻）でした」

▢▢▢ GO ▢▢▢

部首分類で行部は、康熙字典の１４４番目の部首であり、偏旁の意符として行に関することを示します（衍・衒・術・街）

行部が意符で道路や道を歩くことに関連しました、康熙字典は、「行」について歩く・進むの意味を最初で掲載しています

しかしながら、甲骨文字のような古文を見る限り十字路の形について象るでしょう、本義は、道路の意味と考えられました

「行」の字義として道路の系統が行列・交易の意味であり、それから、行くの系統は、行う・従事・巡るを表現しています

『杜甫詩』によると「どうしてなんだろう？ならば、吾甥は、流宕（浮浪）ではありません、丞相中郞が行く丈人でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で衣は、人の体を覆う服を象ります、衣部（いぶ）の漢字の構成要素として衣・衤・亠𧘇の３つの形で現れました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「衣」は、上部で肩幅、下部で袖のある前襟を斜めに合わせた形であり、上衣を衣、そして、下衣を裳の文字で表しました

日本語の表記で平仮名の「え」は、「衣」の草書体が字源であり、［ｅ］の音節を表現する音節文字として使われています

『説文解字』によると「より上は、衣（亠＋𧘇）が述べます、より下は、裳（尚＋衣）が言いました」※２部式の被服構成

▢▢▢ CLOTHES ▢▢▢

部首分類で衣部は、康熙字典の１４５番目の部首であり、偏旁の意符として衣に関することを示します（衤・𧘇・初・表）

衣部が意符で衣服、布製品、服を脱いで肌の露出に関連しました、「衣」は、上衣の意味であり、３種類の部首の字形です

「服」の漢字は、衣装の全般を表している文字であり、一方、「衣」が上半身の着衣、「裳」で下半身の着衣を示しました

『晏子・雜下篇』によると「衣は、この布が十升（１斗：尺貫法の体積の単位）です」※晏嬰：斉の名宰相として知られる

『史記・彭越傳』によると「處（処）の蜀は、衣が靑でした」※彭越：秦末期の戦乱の中で劉邦の幕下として戦功を挙げる

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で襾は、上下から包み込む様子を象り、覆うことを意味する書記素です、総画が６画の襾部（あぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

代わりの字形が「覀」（西の異体字）であり、そのとき、混合文字で上部の部首として使われ、上下の構造を作成しました

「襾」の文字は、物を覆うことを意味するでしょう、上下から包み込む、あるいは、上から蓋を被せる様子の象形文字です

『説文解字』によると「襾が、また、覆いでした」※異体字である西の解字（枝で編んだ籠）：東（上下を縛った袋の形）

▢▢▢ COVER ▢▢▢

部首分類で襾部は、康熙字典の１４６番目の部首であり、偏旁の意符として襾に関することを示します（西・要・覆・覇）

襾部が意符で覆うことに関連しました、また、「西」の文字（鳥の棲息する巣の意味から引伸して西を表す）を収録します

六書正譌（文字の形体と用法に注目した字書）は、一冂凵の筆順から上下でこれを覆っている会意文字として言及しました

おおよそ、覂（ひっくり返る）覆覈（繰り返し詳しく調べること）の同じ種類のそこに有る何かの全てなのかもしれません

『唐韻』によると「衣（ｙｉ）が分かつ嫁です」『集韻』によると「衣は、分かつ駕であり、並ぶ亞（ｙａ）の音でした」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で七画は、表語文字を構成する７つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

見・角・言・谷・豆・豕・豸・貝・赤・走・足・身・車・辛・辰・辵・邑・酉・釆・里は、七画で構成されている部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動の憂える線の望ましい開始です、意識内容が塗られた釉薬で滑らかに輝き、七つの少しの陽を放ちました

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で見は、目と儿（人間）の意味することをつなぎ作られます、元来、頭に対して大きな目を持つ人間の表象でした

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

脚の上にある目として会意文字か象形文字でした、人の目を止める様の表現として上部で目、そして、下部で人を示します

古文字は、跪いた人の上に一つの大きな目を持つ形であり、人が目を開けて物を見ている状態を強調すると考えられました

『説文解字』によると「また、視ます（示＋見：詳しく調べる）、そのとき、人（儿：息子）から目（眼の描写）でした」

▢▢▢ SEE ▢▢▢

部首分類で見部は、康熙字典の１４７番目の部首であり、偏旁の意符として見に関することを示します（见・規・覓・視）

見部が意符として見ることに関連しました、「見」の文字は、視覚機能によって外界の情報を獲得することを表しています

「見」の漢字は、印象を与える外界の表現に関して見る行為の結果へ着目しました、「視」が一般に見ることを意味します

一方、見ることの一般的な意味は、魏晋の以後に「看」でも生じ、やがて「看」が「視」に取って代わり現代へ至りました

『史記・項羽紀』によると「軍の無は、糧が見えます（軍は、見える糧が無しでした）」※糧を棄て船を沈む：鉅鹿の戦い

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で角は、動物のツノ（堅く突き出た構造体）の形を象ります、意味することが後でカドやスミに抽象化されました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「角」の文字が獣の頭に生える硬質の突起であるツノの意味でした、奇蹄類や偶蹄類などに見られる角質か骨質の突起です

人間社会で角は、強さの象徴と見なされ、特別な力があると信じられる場合も多く、様々な文化で威嚇のため使われました

『説文解字』によると「角は、獣が、また、ツノです、本来、𧢲（角の異体字） は、作り、そのとき、力が肉からでした」

▢▢▢ HORN ▢▢▢

部首分類で角部は、康熙字典の１４８番目の部首であり、偏旁の意符として角に関することを示します（𧢲 ・觚・觝・觜）

角部が意符として、また、酒杯に関連しました、角杯は、角で作られた古代の器の一種であり、酒を飲む風習で使われます

民俗伝承で架空の生物は、既成の動物に角を付けて想像される数多くの例を持ち、獬豸（かいち）がそのような一つでした

『韓愈・祭張員外文』によると「避風は、湖の太さであり、七日が角の鹿です」※避ける太湖の風は、七が鹿角の日でした

『演繁露』によると「蚩尤に率いられる魑魅は、黄帝の戦が与えます、帝命の吹角は、これが行われる龍鳴を防ぎました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で言は、口から浮かび上がる（出現する）語を象ります、刑罰で入れ墨を施す刀と口の会意や形声かもしれません

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

「辛」（刃物）＋「口」の意味することをつないで作られたかもしれません、刃物で切り開き、はっきりと述べることです

「口」は、神器（祝詞を収める器）の表現かもしれません、誓いを破るならば、針の罰（入れ墨）を受ける詛盟の辞でした

『説文解字』によると「真直ぐな語が言によって述べられます、議論（論ずる）の難しさは、言葉によって話されました」

▢▢▢ WORDS ▢▢▢

部首分類で言部は、康熙字典の１４９番目の部首であり、偏旁の意符として言に関することを示します（訁・訂・訃・計）

言部が意符として言語に関連しました、「言」の解字は、舌の文字に記号を付けて表現させている指事文字かもしれません

説文は、本来、𠱫が作ると述べます、それから、口は、声が䇂であり、䇂は、また、辠（罪）であり、犯すことが法でした

『史記・商君傳』によると「容貌の言は、華であり、至る言が実です、苦い言は、薬であり、甘い言が、また、疾でした」

『唐書・高祖紀』によると「改まる納言は、侍中が行います」※侍中：隋代に納言と改称するも唐代で以前の官名へ戻した

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で谷は、二つの山の間における渓谷を象ります、水と口の意味することをつなぎ作られた会意文字かもしれません

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

「谷」は、あるいは、「八」（水の流れる形）＋「口」（あな）の会意文字かもしれません、空いた穴へ水が流れ込みます

古文の研究から下部の「口」が両側から山の迫る渓谷の入り口でした、谷口から平野部へ水が流れ込む様子と考えられます

『説文解字』によると「泉を出て流れる川は、谷が行ないました、そのとき、見える水の半分です、出る口のそれでした」

▢▢▢ VALLEY ▢▢▢

部首分類で谷部は、康熙字典の番目の１５０部首であり、偏旁の意符として谷に関することを示します（𧮫・谺・谿・豁）

谷部が意符として山谷に関連しました、「谷」は、山の間の狭道や河川の意味であり、口から湧き出るような水の様子です

『管子・度地篇』によると「山は、その者が、この溝の一つで有る水の一つの無い水であり、命は、谷の水が述べました」

『老子・道德経』によると「江海は、能力を行なう百谷の王者の所以であり、用いられ善き下です、また、水の谷でした」

『春秋左氏傳・杜註』によると「すなわち、祝われ、また、それです、名が郡県（地方行政区）でした」※杜預と呉の滅亡

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で豆は、高杯の形を象り、植物の可食の種子を意味させた書記素です、総画が７画の豆部（とうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

高杯（食品を盛る古代の容器の種類）を象り、盛られる穀物を表しました、しかし、豆類食物の意味が仮借で後に生じます

元来、「豆」の文字は、高坏（皿を台の上に載せた形を持つ食物容器）の意味で使われ、古代の時間で普通に見かけました

『説文解字』によると「豆は、古い時代が、また、食肉の器です」（古代を通して調理や保存の容器を中心に作りました）

▢▢▢ BEAN ▢▢▢

部首分類で豆部は、康熙字典の１５１番目の部首であり、偏旁の意符として豆に関することを示します（豈・豊・豌・豎）

豆部が意符として高坏や容器に関連しました、食用のマメ科植物の種子や果実の総称としてマメの意味は、後から起きます

『後漢・郡國志』によると「唐県は、都山を有します、一つで豆山の名でした、今、関中で人の読む豆が渡り行ないます」

『南斉書・魏虜傳』によると「北魏は、九豆の和官を置きます、また、名が地でした」※北魏：４３９年に華北を統一する

『北史・周文帝紀』によると「文帝は、北魏が討伐され、至る豆は、盤にあり、抜け出るこれです、また、名が州でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で豕は、猪（豚）の側面から見た形を象ります、亥と犭の漢字に類似する起源を持ち、頭部だけの象形が彑でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

イノシシとブタの文字を中国で書き分けません、区別するとき、イノシシを「野豬」、ブタを「家豬」として記述しました

ブタが中国で古くから飼育する家畜動物です、現在、中華人民共和国は、頭数で５０％近くを占める世界一の飼養国でした

『説文解字』によると「象る毛の足は、有する尾が、そして、後です」※豚毛：細く柔らかで筆を作るのに適していました

▢▢▢ BOAR ▢▢▢

部首分類で豕部は、康熙字典の１５２番目の部首であり、偏旁の意符として豕に関することを示します（豚・象・豪・豫）

日本で肉用家畜の飼養文化が奈良時代の以降に仏教の普及で減少しました、「豬」（猪）がイノシシを表すように成ります

説文は、「彘」（射とめられた形：豬、豚、卑劣な奴）を述べました、使い尽くされ、尾が其れであり、古いことの豕です

『司馬相如・上林賦』によると「格闘は、蛤が蝦、手鉾は、氏族が猛りました、罠は、褭が騕、射は、豕が封じられます」

『韓愈・進學解』によると「作ること（作：人＋乍）は、苓（茸・塊茎・甘草）であり、イノシシ（豨：豕＋希）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で豸は、大きな口と長い身体の形を象り、足の無い虫・伝説上の獣を意味します、総画が７画の豸部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「豸」が、また、獬豸（かいち）という伝説上の善悪を裁く神獣に言及します、古代の司法官の冠は、豸冠と呼ばれました

爾雅（中国最古の語釈辞典）の釈蟲（名前や語義の解説）は、脚のあるムシを「蟲」、脚の無いムシを「豸」と言及します

『説文解字』によると「獸は、𦟝 （脊）が長く、行く脚の無い虫は、必ず豸であり、欲し持つ所が殺す形を司どりました」

▢▢▢ LEGENDARY BEAST ▢▢▢

部首分類で豸部は、康熙字典の１５３番目の部首であり、偏旁の意符として豸に関することを示します（豹・貂・貉・貌）

「豸」が大きな口を長い身体の上に置く象形でした、狙った獲物を殺そうとしているクネクネと動く長い背を有する獣です

『史記・司馬相如傳』によると「弄ばれ、豸は、解かれました」※獬豸が頭で長い一角を持ち一角獣のように言及されます

『張衡・西京賦』によると「増える嬋娟（容姿の艶やかで美しい様）は、踏み潰されている豸の手段によって在りました」

『文選・李善註』によると「貏が豸です、ゆっくり、段々と進み、容貌は、平たく、また、しなやかでなよなよしました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で貝は、子安貝の形を象り、硬い殻を持つ軟体動物を意味しています、総画が７画の貝部（ばいぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

大形の巻貝の象形文字でした、貝殻が古代中国で装飾や通貨に使われ、財物・貨幣の意味を生じます（貝殻・貝貨・宝物）

説文で海の介（貝・介在）を蟲として述べました、古い貨幣の貝は、亀（亀卜）が宝であり、周（外周）は、泉が有ります

『説文解字』によると「至る秦は、行く銭が廃する貝でした」※秦：𡗗＋禾（穀物）、銭：金（金属）＋戔（薄い・浅い）

▢▢▢ SHELLFISH ▢▢▢

部首分類で貝部は、康熙字典の１５４番目の部首であり、偏旁の意符として貝に関することを示します（贝・貞・負・財）

貝部が意符として財貨や交易に関連しました、部首の字形は、左側の偏か下側の脚の位置で左右か上下の構造を作成します

硬い殻を持つ軟体動物は、食用として肉質の利用に勝るとも劣らず、殻が有史以前から世界中で多種多様に用いられました

貝貨は、貝殻の貨幣であり、特にタカラガイが豊産、繁栄、再生、富裕などの象徴です、殷で亀甲と共に貴重とされました

『史記・平準書』によると「農工商交易は、通じる路であり、そして、龜貝金錢刀布が、この貨幣の興る、焉んぞでした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で赤は、大（人）＋火の意味することをつなぎ作られます、大火の解字に基づき火の色と赤い色を表現させました

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「大」は、可能として腕を遠く外へ伸ばした人を表す指事文字でした、一方、「火」が燃えるときに出る炎や熱を象ります

別の解字によると「火」＋「土」の意味することをつないだ会意文字かもしれません、そのような赤色を意味していました

『説文解字』によると「南方は、また、色です」※五行思想で万物が５種類の元素から成り、互いに影響を与え合いました

▢▢▢ RED ▢▢▢

部首分類で赤部は、康熙字典の１５５番目の部首であり、偏旁の意符として赤に関することを示します（赦・赧・赫・赭）

色彩で赤を表現する漢字が幾つかあり、深い色から浅い色まで「絳」「朱」「赤」「丹」「紅」の順序で知られていました

しかし、「赤」と「紅」は、混同されるようになります、赤色が主に「紅」の文字で表されるようになり、今へ至りました

『書・禹貢』によると「その貢物は、土の五色だけです」（禹貢：紀元前の中国を九州に分けて記述、清末まで影響する）

『莊子・天地篇』によると「黄帝の遊（ぶらつく）が、嗚呼、この北の赤い水でした」※五行説：北－黒－水、南－赤－火

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で走は、夭（若いこと・走る人）と止（足）の意味することをつなぎ作られます、すぐ下で足を持つ走る人でした

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「走」の漢字を構成する要素は、上部の「夭」を「土」へ簡略化され、それから、下部の「止」を「龰」として描きました

あるいは、「大（大人の姿）」と「足」の会意文字かもしれません、垂直の筆画が上部と下部の一つの筆画ではありません

『説文解字』によると「また、急ぎ進みます（趨也）、それから、若さは、止まることが、それからでした（从夭从止）」

▢▢▢ WALK ▢▢▢

部首分類で走部は、康熙字典の１５６番目の部首であり、偏旁の意符として走に関することを示します（赱・赴・起・超）

「走」が両肩を振り動かして歩く人の様であり、それから、離れ去ることを意味しました、日本語で走ることを意味します

『孟子』によると「甲冑を捨て引きずる兵は、走り、そして（然うして）でした」※棄甲曳兵：戦で負け戦意を失い逃げる

『班固・答賔戲』によると「走り、嗚呼、彼の列が、また、任せず、厠の技です、○で押さえました」※班固：漢書を編纂

『五経文字』によると「今、古典的著作は、走ります（両肩を振り動かして歩く人の様）、互いが受け継いで作りました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で足は、人体の下肢の部分を象り、足や足りるを意味した書記素です、総画が７画の足部（そくぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

膝から足先の形を象りました、「口」の部分が膝下であり、それから、「止」の部分を踝よりも下の部分の形として見ます

広義で「足」は、人体の下肢の総称であり、狭義で踝よりも下の部分でした、現代中国語で踝よりも下の部分が「脚」です

『説文解字』によると「人は、また、足のそれです、存在している下は、それから、口が止まることでした」※足：口＋龰

▢▢▢ FOOT ▢▢▢

部首分類で足部は、康熙字典の１５７番目の部首であり、偏旁の意符として足に関することを示します（𧾷・趺・趾・跂）

足部が意符として下肢の部分、足の動作や状態に関連しました、左側の偏か下側の脚の位置で左右か上下の構造を作ります

現代中国語の脚は、元来、膝から踝の部分の意味が中古以降に踝から足先を含み、やがて「足」の狭義と同じになりました

『論語』によると「巧みな言は、足の恭しさが命じた色です」※巧言・令色・足恭なるは左丘明（春秋時代の人）之を恥ず

『禮・學記』によると「学び然れども後は、不（花の萼の象形文字）足が知られました」※学びて然る後に足らざるを知り

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で身は、妊娠中の女性を象ります、妊婦を横から見た形か人の腹部の印で図像的な位置関係を示すかもしれません

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

人間の体の幹と成る部分（首より下と腿より上）に言及します、甲骨文など古文字を見ると腹部の隆起した人の象形でした

本義は、妊娠の意味と考えられ、詩経のような古典で妊娠を表しています、説文が形声として述べ、人を象どる身体でした

『説文解字』によると「また、躬（身＋弓）です、象り、この身が人でした」（躬：身体や自身を意味している形声文字）

▢▢▢ BODY ▢▢▢

部首分類で身部は、康熙字典の１５８番目の部首であり、偏旁の意符として身に関することを示します（躬・躯・躰・躱）

身部の漢字が意符として身体に関連しました、そのとき、部首の字形は、左側の偏の位置へ置かれ、左右構造を作成します

「身」は、意味が体の幹の部分から主幹となる部分の言及へ派生しました、そして、更に自分自身の参照で使われています

『孝經・開宗明義章』によると「身體髮膚は、この父母が受け取りました」※開宗明義：冒頭で全書の主旨について述べる

『唐書・選舉志』によると「なぞらい奏され受ける皆は、用いた割符を給わります、謂うことは、身がこれを告げました」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で車は、縦に長い筆画で車軸を表して図像的な位置関係で示します、上から見た乗り物の象形文字に由来しました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「車」で中央の正方形は、乗り物の車体を表現していました、そして、水平線の上部と下部が車輪を代わって示しています

地に接して回転する輪によって動く乗り物や運搬用具を意味しました、古文字を見ると馬車を上から見ている形を象ります

『説文解字』によると「車輪のある輿の総称です、車は、牙（上下の歯の嚙み合う様子）であり、牙の場所が積みました」

▢▢▢ CART ▢▢▢

部首分類で車部は、康熙字典の１５９番目の部首であり、偏旁の意符として車に関することを示します（车・軋・軌・軍）

車部の漢字が意符として車輌に関連しました、「車」は、また、風車や水車など軸を中心に回転する器具などを意味します

『屈原・離騷』によると「畦は、そして、揭車（掲げる車）が留夷（留まる東方の異民族）でした」（屈原：東の親斉派）

『後漢・光武紀』によると「詔は、公卿、司隸、州牧であり、挙がる各一人の賢良方正が遣わした公車の詣でることです」

『程曉・伏日詩』によると「平和な生活は、伏せている日が三つありました、道路は、行く車がありません」※熱客を嘲る

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で辛は、刃物類（鋭い刃物や入墨の針）を象ります、刃物で刺した痛みの表現であり、五味で辛味を意味しました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

甲骨文の研究から「辛」と「䇂」は、元来、同じ漢字として見なされ、丸鑿のような鋭い先端の刀を持つ何かの象形でした

犯罪者の刑罰として顔に入れ墨（黥）を施す刑具と考えられ、また、罪の意味を表す「䇂」で会意文字として言及されます

『説文解字』によると「秋に万物が成り、熟す時間でした、金剛は、辛い味です、その辛さが即座に泣き出す痛みでした」

▢▢▢ BITTER ▢▢▢

部首分類で辛部は、康熙字典の１６０番目の部首であり、偏旁の意符として辛に関することを示します（辜・辞・辟・辣）

辛部の漢字が意符として罪や刑罰、訴訟などに関連しました、また、後の派生文字の幾つかで辛味に関することを示します

説文は、「一」と罪の意味の「䇂」をつないで作る会意と述べ、また、辛が庚（殻竿と脱穀機）を承り、象る股の人でした

『李白詩』によると「英豪（英雄・豪傑）は、豹変（大きく変わる）が未だであり、昔から（自古）難儀で辛い多数です」

『杜甫詩』によると「生離（離れること）は、死別（別れること）が、そして、昔から（自古）酸っぱくて辛い鼻でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で辰は、鍬を持つ人を象ります、あるいは、他の解字によると二枚貝の開いた殻から足の出ている様を象りました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「辰」は、十二支の五番目（五月の初夏）であり、動植物の奮い立つ様でした、十二支の動物として無関係な龍を充てます

甲骨文を見ると三角状の物から長く伸びる毛のような何かで描かれました、二枚貝が足を砂泥に突っ込ませて砂へ潜ります

『説文解字』によると「早朝は、震え、三月（旧暦）が動く陽気です、雷は、振るう稲妻であり、 民が農業の時間でした」

▢▢▢ MORNING ▢▢▢

部首分類で辰部は、康熙字典の１６１番目の部首であり、偏旁の意符として辰に関することを示します（𨑃・辱・農・辳）

辰部が農作業の関連と声符を表しました、陰陽説で旧暦三月は、陽気の動き始め、雷の震動、民の農作業を始める時期です

説文は、辰について「乙」（芽が出る）と「匕」（変化）、それから、声符の「厂」で構成する形声文字として述べました

『公羊傳』によると「大辰のこの何かが大火です、大火は、大辰を行い、伐が大辰を行い、北辰は、大辰を行ないました」

『韓愈詩』によると「吾は、日と月を懸け、吾が星と辰を繋ぎます：日月星辰、（望み通り）叶うことは、韻が先でした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で辵は、彳（往来・あるく）と止（足・とまる）の意味することをつなぎ作られます、往来を歩くことを表現した

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わせて作る表語文字です

「辶」（二点之繞）が彳の部首の形でした、「⻌」（一点之繞）は、辶の簡略化であり、三点之繞を隷書の形で見かけます

表外漢字の字体表で印刷標準字体は、基本的に康熙字典体（二点之繞）に従いました、しかし、之繞の一点も許容されます

『説文解字』によると「忽然と行くことが、また、忽ち突然に止まりました」※乍行乍止也：乍（ものに刃物を入れる様）

▢▢▢ WALKING ▢▢▢

部首分類で辵部は、康熙字典の１６２番目の部首であり、偏旁の意符として辵に関することを示します（辶・辶・辺・辻）

辵部に属している漢字が行く、歩く、道、脚などへ関連しました、「辵」は、行きつ止まりつしながら進むことの意味です

部首で辵（チャク）は、「辶」（二点之繞）の形で現れ、左から下にかけて置かれる筆画の繞の部分へ割り当てられました

『広韻』によると「丑（道化役）が分かつ略です」『集韻』によると「敕（戒める・勅令）は、分かつ略（概略）でした」

『公羊傳・宣六年』によると「躊躇い、そして、走る（歩く）階段です」※春秋公羊伝（子夏の弟子によって伝えられた）

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で邑は、囗と卪の意味することをつなぎ作られます、代わりの形が阝であり、そのとき、右の部首に使われました

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わせて作る表語文字です

「邑」の文字が領域を表している「囗」と屈服した人を象る「巴」から人を服従させてその地に止めることを意味しました

意義は、殷の時代で〝国〟であり、周の以降で〝都に対する里や村〟でした、人々が集まり居住する場所を表したでしょう

『説文解字』によると「尊卑は、等（階級）の大小を有します、故に會意が、そのとき、卪（割符）でした」※卵：𠂑＋卪

▢▢▢ AREA ▢▢▢

部首分類で邑部は、康熙字典の１６３番目の部首であり、偏旁の意符として邑に関することを示します（那・邦・邪・邯）

邑・都・國（国）が古代の都市国家を意味しました、「邑」は、甲骨文から最も早く都市の意味を獲得します－例えば商邑

周代で諸侯の都城は、「国」であり、諸侯の子弟や卿・大夫の封城が「邑」でした、祖廟を設けた都城で「都」を称します

国家は、戦国時代の以降で領域国家と成り、郡県制へ移り変わり、広がる國が都市の意味を失い、都を総称に採用しました

『史記・商君傳』によると「安らかな能力を持つ領域は、数千年の間、邑を待ちます、また、姓が複（ふたたび）でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で酉は、酒壷の形を象ります、酒を発酵させるために使われ、それから、貯蔵するために用いられる壺の姿でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「酉」は、酒壷を表します、十二支で十月に作物を収穫して酒を製造したことから十番目へ配され、鶏を充てがわれました

現在、ほとんど、十二支以外の用法を失います、また、酉が成熟の意味であり、八月に黍の成熟から芳醇な酒を造りました

『説文解字』によると「酉は、また、就くこと（就任）です、八月に成熟する黍が可能を行う酒を醸造しました（醸す）」

▢▢▢ WINE VESSEL ▢▢▢

部首分類で酉部は、康熙字典の１６４番目の部首であり、偏旁の意符として酉に関することを示します（酊・酋・酌・配）

酉部に属している漢字が酒に関係した文字を作り、そして、発酵食品、調味料へ関連しました、酉は、古の酒壷を象ります

「酉」は、十二支の第１０位、酉の月、酉の日、酉の刻で使われ、作物が成熟の極限に達する状態を表すと考えられました

また、酉は、「酒（氵＋酉）」の元の漢字と考えられます、酒が殷・周の時代から国家の祝祭で重要な役割を果たしました

『広韻』によると「与え（與：ｙｕ）分かつ九（ｊｉｕ）です」『集韻』によると「用いて（以：ｙｉ）分かつ九でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で釆は、獣爪の分かれた形を象り、区別・弁別を意味した書記素です、総画が７画の釆部（はんぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

獣の指爪の分かれている形を象りました、猟師が動物の足跡から獲物の種類を特定できた事から弁別の意味を引き出します

足跡は、歩いた後に残される足の形であり、動物の足跡がフィールドサインとして知られ、生態学的違いから異なりました

『説文解字』によると「弁別（物事の区別を付ける）は、また、別であり、象る獣の指の爪が、また、分かれた別でした」

▢▢▢ DISTINGUISH ▢▢▢

部首分類で釆部は、康熙字典の１６５番目の部首であり、偏旁の意符として釆に関することを示します（采・釈・釉・釋）

釆部に属する漢字が弁別や分別へ関連しました、おおよそ、審、釋、悉、番の類であり、普通、悉や番を脚の部で収めます

そして一方、「采」（選び取ること）は、爪と木の会意文字であるけれども、また、釆部に属する漢字として収録しました

『唐韻』によると「蒲（ガマ）が分かつヒユであり、辨の字の本です」※釆（ｂｉａｎ）：蒲（ｂｕｏ）、莧（ｘｉａｎ）

『六書正譌』によると「本来、獣は、爪が指であり、借りて別を区別する字を行ない、凡そ、審、釋、悉、番の類でした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で里は、田と土の意味することをつないで作られ、主に村落を表します、総画が７画の里部（りぶ）の部首でした

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わせて作る表語文字です

田畑と測量を意味する「田」（耕作地）＋「土」（土塊）から成る表語文字でした、逐語的に村落や距離単位を意味します

「田」と「土」の意味をつないで作られる会意文字であり、田（区切られる農地）で土（社）を盛り祀る集団の言及でした

『説文解字』によると「また、居ます、それから田は、土がそれから、凡そ里は、それからが里であり、属する皆でした」

▢▢▢ VILLAGE ▢▢▢

部首分類で里部は、康熙字典の１６６番目の部首であり、偏旁の意符として里に関することを示します（重・野・量・釐）

里部に属する漢字が場所の関連を意味して主に声符で使いました、里は、耕作地を表す田と土地を表す土の組み合わせです

「里」は、人々の居住地の村落を表しました、また、戸数で定めた行政区分や距離の単位として用いられるかもしれません

『唐韻』によると「良（ｌｉａｎｇ）い分かつ已（ｙｉ）です」『集韻』によると「兩（両）の分かつ耳（ｅｒ）でした」

『沈約・山陰柳家女詩』によると「還る家が郷里について尋ねています、どうして、夫は、堪えて持ち続けて作りました」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で八画は、表語文字を構成する８つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

金・長・門・阜・隶・隹・雨・靑・非は、『康熙字典』に収録された１６７番目から１７５番目の八画で構成する部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動として分かれて生まれた線の互いに背く形です、意識内容が薄く広い領域で別の各々を治めて変えました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で金は、 金属鋳物の道具である楽器の形を象ります、また、缽の同じ文字として鉢の部首で缶から簡略化しました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出された表語文字へ言及します

「金」は、あるいは、土＋ハ（鉱物）＋今（含む）の声の形かもしれません、土中に含まれる鉱物から金属を意味しました

意符「土」と声符「今」を組み合わせた形声文字かもしれないけれども、金文の研究から製錬された銅塊の表現と考えます

『説文解字』によると「五つが金の色であり、黄は、これを行ない、長く埋められ久しく、不は、衣が生きることでした」

▢▢▢ GOLD ▢▢▢

部首分類で金部は、康熙字典の１６７番目の部首であり、偏旁の意符として金に関することを示します（釒・釘・釜・針）

「金」が金属一般の総称であり、青銅器時代の先秦時代で特に銅へ参照しました、青銅が黄金色や白銀色の光沢を呈します

百煉は、軽く無く、従う革が違わず、西の行く方向であり、生は、土でありました、莊子は、でも、金が数と謂うでしょう

『前漢・司馬相如傳』によると「上は、堤が金です」『前漢・李陵傳』によると「聞こえ、そして、止まる金の声でした」

『金史・太祖紀』によると「国は、金の水が有り、源は、金が産出され、故に大金を号します（叫ぶ）、また、姓でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で長は、髪の長い老人を横から見た姿を象り、長い髪に注目します、彡（長く垂らした髪飾り）と比べてください

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

視覚的に「長」の下部は、「衣」と類似しているけれども無関係です、左下の斜めの際立つ筆画を持たないで行ないました

「長」（髪の長い老人）が「短」（矢＋豆）の対義語であり、時間的・空間的な距離に相当な開きのあることを表現します

『唐韻』『集韻』によると「真直ぐは、分かち、良いことでした」※ 長（ｚｈａｎｇ）、直（ｚｈｉ）、良（ｌｉａｎｇ）

▢▢▢ LONG ▢▢▢

部首分類で長部は、康熙字典の１６８番目の部首であり、偏旁の意符として長に関することを示します（镸・长・𨱙・镹）

「長」の字源・解字で甲骨金文の研究によると靡く長い髪を持ち杖をつく老人の姿を象りました、本義は、長老の意味です

説文によると、久しく、変化に則り、亾の声、紖者が倒れ、また、亾でした、凡その長さは、長であり、これに属す皆です

『老子・道德經』によると「天地は、長く可能であり、その久しい理由でした、その不自生が故に生まれ、また遠くです」

『孟子』によると「今、交（曹交）（交際）によって用いられる長さの手段は、九尺四寸でした」※孔子の身長：９尺６寸

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で門は、外囲いで開いた出入口の形を象ります、また、同じ文字の「鬪」→「闘」のような「鬥」の簡略化でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

描かれる字形は、甲骨文字から現代まで、左右の扉を表現します、両扉の形を象り、片扉の形を象る「戸」に対照的でした

「門」の文字が住宅や城壁のような構築物の出入口、あるいは、敷地と外部の区切りを開閉する装置を意味させるでしょう

『説文解字』によると「また、聞きます、そのとき、戸は、二つあり、象る形でした」※戶：戸（門の半分・一扇の意味）

▢▢▢ GATE ▢▢▢

部首分類で門部は、康熙字典の１６９番目の部首であり、偏旁の意符として門に関することを示します（门・閂・閃・閉）

日本語で門が主として出入口の意味で使われました、しかし、中国語や朝鮮語で開閉装置の意味で用いられているでしょう

『荀子・正論篇』によると「羿（弓の名人）は、門が蜂（ミツバチ・スズメバチ）です、天下、また、善を射る者でした」

『荀卿・雲賦』によると「往来は、疲れ当惑させ、通り、嗚呼、大神です、出入り甚だしく速やか、莫れが門の知でした」

『前漢・陳勝傳』によると「一人の守丞（陳勝）、櫓門の中にあり、戦います、また、門は、橋であり、国学が門でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で阜は、小高い土山か丘陵の形を象り、小丘・豊富を表した書記素です、総画が８画の阜部（ふぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

小高い土山か大きな丘陵（台地・高原）について述べました、代わりの形が「阝」であり、そのとき、左の部首へ使います

「阝」は、一般に丘陵や集落を表す部首として用いました、意味の違いが混合文字の左右のどちらにあるかで区別されます

『説文解字』によると「阜は、山の無いことがその石でした」※𨸏：阜の古語（上部の要素だけで構成して口を三つ持つ）

▢▢▢ MOUND ▢▢▢

部首分類で阜部は、康熙字典の１７０番目の部首であり、偏旁の意符として阜に関することを示します（ 阝・阨・阪・防）

山を「石有り高い」岩山、阜を「石無く低い」土山と見なしました、「阜」の字源・解字で階梯の形を象るかもしれません

山地（大きな起伏や傾斜を持つ）の表現の類義字が多く有り、小さい方から「丘」「阜」「陵」「阿」の順で言及されます

『梁鴻詩』によると「しかし、華やかな丘陵は、季節の春であり、麦を含む矩形によって秀で卓越します」（梁鴻と斉眉）

『裴秀・大蜡詩』によると「告げられ、その何かが形に成り、一年は、物の丘陵（阜）が豊富でした」※大蜡：臘日の古称

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で隶は、篆刻文字の隷から柰（木＋示）の削除による簡略化です、一方、「肀」＋「水」と図像的に似ていました

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

「様」の右側の組成と比較してください、「隶」は、同じ様に一つの長い垂直線と左下で冫（二つの筆画）を配置しました

部首別字典の玉篇によると「隶」が逮び（捕らえ）作ります、後から追いかけ捕まえることを意味する「逮」の本字でした

『説文解字』によると「及び、更にそれから省が尾です、また、持つことは、者が尾であり、後で追いつき、これでした」

▢▢▢ SERVANT ▢▢▢

部首分類で隶部は、康熙字典の１７１番目の部首であり、偏旁の意符として隶に関することを示します（𨽸・𨽻・隷・隸）

隶部に属している漢字が追い及ぶことや付き従うことを表しました、しかし、この部首で収録する文字は、多くありません

「隶」は、手を表す又（ヨの形に変える）と尾の省略形で構成され、尻尾を掴むことです、「肀」が筆を意味していました

『唐韻』によると「徒（同じ仲間）は、分かち、耐える（我慢する）ことです」※隶（ｌｉ）：徒（ｔｕ）、耐（ｎａｉ）

『集韻』によると「待ち分かつ載せることであり、等しい音は、代でした」※待（ｄａｉ）、載（ｚａｉ）、代（ｄａｉ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で隹は、（雀のような）尾の短い鳥の形を象ります、ぶら下がる尾羽を持つトリ類の形を象る鳥と比べてください

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及しました

「隹」の右側は、積み重ねた土土の「圭」と混同されません、むしろ、筆画の余分な一つを持つ「住」のような形でしょう

また、左側が「亻」に見えるけれども、篆刻文字の簡略化であり、字源（解字）ではありません、甲骨文字を見てください

『説文解字』によると「短い尾の鳥は、また、集められた名（総称：ある範疇へ含む何かの呼び名）です、象る形でした」

▢▢▢ BIRD ▢▢▢

部首分類で隹部は、康熙字典の１７２番目の部首であり、偏旁の意符として隹に関することを示します（隻・隼・雀・雁）

隹部に属している漢字の多くが声符としても使われました、「隹」は、尾の短い鳥類として側面から見た形を象るでしょう

鳥を放つと幸運が訪れると古代中国の民間信仰で貴ばれます、また、当時、祭事・祝事の際にハトを放つ習慣を持ちました

『爾雅・釋鳥』によると「尾の短い鳥は、鳺鴀（小形のハト）のそれです」※爾雅：中国最古の語釈辞典、意味を重んじる

『莊子・齊物論』によると「山林を尾の短い鳥が畏れます」『莊子・齊物論畏隹註』によると「李は、読むわだちでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で雨は、雲から落ちてくる雨の滴（天の雲の間から水の落ちる様子）を象ります、総画が８画の雨部の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「雨」の文字が空にある雲の間から地上へ落ちてくる水滴を表しました、天から水の降ってくる気象現象の雨を意味します

雨の概念や考え方は、土地の気候によって様々であり、人が古来より雨を恵みをもたらす崇拝の対象と同時に畏怖しました

『説文解字』によると「水は、また、雲を下らせ、一が天を象ります、幅は、雲を象り、また、水の雨滴が穏やかでした」

▢▢▢ RAIN ▢▢▢

部首分類で雨部は、康熙字典の１７３番目の部首であり、偏旁の意符として雨に関することを示します（雪・雫・雲・雷）

雨部に属している漢字が気象や天候に関連していることを表現しました、多くで冠（⻗）に置かれ、上下構造を構築します

農耕や牧畜を行う民族は、多くが「雨乞い」の習俗を行い、また、東アジアで雨は、神格化されず、水神や龍神が司ります

『易経・乾卦』によると「雲は、雨を施して行きました、品が流れて行く物です」※品：口を集めて様々な物を意味させる

『大戴禮』によると「天地は、規則の雨がこの気を和らげました」（大戴礼記：礼文献を取捨して整理した儒教の論文集）

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で靑は、生（草）＋丹（井戸）の意味することをつなぎ作られます、青（異字体）が草木の色を意味していました

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わせて作る表語文字です

「靑（青）」の文字が草木の色として青色を表しました、また、草色であるため、時々、緑色を包含して語られるでしょう

「青」は、五行で「木」、五方で「東」、五時で「春」→「青春」と関係付けられ、それから、「朝」と結び付けられます

『説文解字』によると「東方が、また、色でした」※五行説によると東（青）・南（紅）・中（黄）・西（白）・北（黒）

▢▢▢ BLUE ▢▢▢

部首分類で靑部は、康熙字典の１７４番目の部首であり、偏旁の意符として青に関することを示します（青・靕・靖・静）

説文が靑（会意文字の生と丹）を丹部に収め、木行の色の青から火行の色の赤（丹）を生じる五行説によるこじつけでした

『荀子・勸學篇』によると「靑（方角）の出でることは、藍と靑として、嗚呼、藍です、名が神（形而上の存在）でした」

『後漢・吳祐傳』によると「殺す靑（生＋丹）は、用い写した経書で簡単です」（木が火を生じる五行説によるこじつけ）

『庾信・步虛詞』によると「空っぽの靑は、一つの林を行ないました」※庾信：南朝で生まれ侯景の乱後に北朝へ身を置く

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で非は、鳥に存在する翼の形を象り、否定・反対を意味した書記素です、総画が８画の非部（ひぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれる絵文字から引き出した表語文字へ言及します

「非」の字形が左右で背いている羽の形を象るかもしれません、飛ぶ翼は、下り、手に掴み、背く互いで飛び上がりました

違反や過失を意味する「非」は、鳥の両翼に由来する象形文字です、また、「飛」の文字の両翼部分だけを取り出しました

『説文解字』によると「非は、違いです、飛ぶ羽翼が下り、掴み背く互いは、一般的では無く、その非に皆が属しました」

▢▢▢ NOT ▢▢▢

部首分類で非部は、康熙字典の１７５番目の部首であり、偏旁の意符として非に関することを示します（𩇧・𩇨 ・䨽・䨾）

非部に属している漢字が意符として背くことへ関連していることよりも主に音を表す声符として使われ用いられていました

「非」の甲骨文字は、鳥の両翼の背き合う形を象り、違反や過失を表します、更に字義を引き伸ばして非難を意味しました

甲骨文字の象形文字の形によると否定不変化詞「不」（空に向かい飛ぶ鳥）と連辞「惟」（忄＋隹）の融合かもしれません

『前漢・魏相傳』によると「仕える当世（今の世の中）が人を否定する我の責務です、また、名は、山でした」（魏：巍）

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で九画は、表語文字を構成する９つの筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

面・革・韋・韭・音・頁・風・飛・食・首・香は、『康熙字典』の１７６番目から１８６番目の九画で構成される部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、意識内容へ永い時を経て満たした九つまで保有します、心的活動が地と昇る線を合わせて復活へ道案内できました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で面は、人の顔のような仮面の形を象ります、頭の意味の𦣻を顔の輪郭を表す外枠の凵で覆って顔を意味しました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれた絵文字から引き出される表語文字に言及します

また、仮面の意味を生じました、簡体字で「面」（覆い隠す）の文字を「麵」（小麦粉を捏ねた生地）の代わりに使います

「𦣻」（頭）と「凵」（囲む物）をつないだ会意文字かもしれません、他の説は、仮面から目の覗いている様を象りました

『説文解字』によると「本来、𠚑 が作り、顔は、また、前です、それから、𦣻（首の丷の無い）の象る形の人の面でした」

▢▢▢ FACE ▢▢▢

部首分類で面部は、康熙字典の１７６番目の部首であり、偏旁の意符として面に関することを示します（靣・𠚑 ・𩈃・𩈄 ）

面部の漢字が顔に関連しました、前面・方面、面と向かう、会うことの意味であり、後に〝物体の表面〟の意義を生じます

『史記・留侯世家』によると「一人の韓信は、大事な事柄が可能なタイプでした、割り当てられ引き受ける面の一つです」

『史記・項羽紀』によると「馬は、これが童の顔（面）でした」※騅逝かず：志と違い物事を思い通り進めない－垓下の歌

『前漢・項羽傳註』によると「面を縛り、謂い反して背いて縛り、杜預は、面が用い行い唯一つを見ます、否定しました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で革は、伸ばして張られる動物の皮革の形を象ります、上部の廿で頭部を表現して下部の十で尾と足を示しました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれた絵文字から引き出される表語文字に言及します

「皮」（動物から毛皮を剥ぐ手を象る）と比べてください、そのように、また、皮で革と同じく〝皮革〟を特徴づけました

「革」は、毛を取り除いた獣皮である皮革を意味します、そして、「廿＋中＋十」の字形が剥ぎ取られた獣皮の象形でした

『説文解字』によると「獣の皮は、毛が治めることであり、そして、去ります、革（廿＋中＋十）で更にそれからでした」

▢▢▢ LEATHER ▢▢▢

部首分類で革部は、康熙字典の１７７番目の部首であり、偏旁の意符として革に関することを示します（靪・靫・靬・靭）

韭部に属している漢字が皮革や革製品に関連しました、また、字義を引き伸ばして革から作る甲冑や楽器の意味になります

「革」は、上部で獣の頭部、中央部で披かれた体、下部で尾の部分を形作るでしょう、獣皮が歴史を通して利用されました

『書経・堯典』によると「鳥や獸は、革が稀です」※堯：五帝の一人『書経・禹貢』によると「歯は、毛が革の羽でした」

『管子・山權數』によると「丁氏は、革で築く部屋に戻って来ます」※戦で桓公が大富豪の丁氏から宝を抵当に栗を借りた

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で韋は、囗（囲うこと）と舛（相反する）の声の形であり、囲い地の回りの足跡を表現して背離を意味しています

漢字の造字法で形声が既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表している表音文字に言及しました

背くことの字形であり、囲いの象形の「囗」と足の象形の「舛」を組み合わせます、派生字の「違」は、たがうことでした

守衛による城壁の周囲の巡回を表現すると考えられます、現在の「韋」の基本義であるなめし革の意味を後に借用しました

『説文解字』によると「互いが背きます、聲は、囗（ｋｏｕ）であり、そのとき、舛（ｃｈｕａｎ）でした」韋（ｈｕｉ）

▢▢▢ TANNED LEATHER ▢▢▢

部首分類で韋部は、康熙字典の１７８番目の部首であり、偏旁の意符として韋に関することを示します（韦・韌・韧・䪏）

「韋」は、「革」と同様に毛を除いた皮革の意味を持ち、対比の場合、なめし加工の熟革（韋）と生革（革）を指しました

意味が「背く」から「反り返る皮革」へ引き伸ばされ、また、革と字形の類似から混同されるようになったと考えられます

『史記・孔子世家』によると「読むことの変化でした、韋は、三つに切断する部分が編（綴じられた書物）に相当します」

『莊子・外物篇』によると「用いる豨韋氏は、この世が流れて観察する今でした」※封豨：鎧の様に頑丈な毛皮で覆う怪物

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で韭は、土から生えるニラ・ネギの形を象り意味させた書記素です、総画が９画の韭部（きゅうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれた絵文字から引き出される表語文字に言及します

ユリ科ネギ属の植物である多年草のニラを意味しました、そのように大地の「一」の上でニラの生えている様子を象ります

ニラの原産地は、東アジアの地域と考えられ、中国が栽培化の三千年の歴史を持ちました、９世紀に日本へ持ち込まれます

『説文解字』によると「菜（葉を食用とする野菜）の名前であり、一つの種は、この長い時間がそれ故に韭を述べました」

▢▢▢ LEEK ▢▢▢

部首分類で韭部は、康熙字典の１７９番目の部首であり、偏旁の意符として韭に関することを示します（韮・䪞・𩐁 ・韯）

韭部に属している漢字がニラのような野菜に関連することを表しました、このような意符を構成要素に持つ漢字を収めます

「韭」の漢字が土から生えるニラの形を象りました、ニラは、東洋だけで栽培される野菜として葉の部分を食材に用います

多くの場合、仏教や道教の思想に基づき独特の強い匂いを持つネギ属などの野菜の食材を禁じた五葷でニラを含むでしょう

『列子・天瑞篇』によると「老いたニラは、また、これが行う莧菜でした」※アマランサス：有効成分を突出して多く含む

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で音は、言の口の部分に一画を加えて図像的な位置関係で示します、口から調子を変えて現れる音声の意味でした

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「言」の口に点を打つことで意味することをつなぎ作られるかもしれません、言葉を発するために、一旦、口へ入れました

他の説は、口が神器であり、そこに針を置き誓いを述べることかもしれません、いずれにしても、会意文字か指事文字です

『説文解字』によると「宮殿を商う角は、羽を呼ぶ聲、絲竹金が土革木の石瓢箪の音、そのとき、言の一つを含みました」

▢▢▢ SOUND ▢▢▢

部首分類で音部は、康熙字典の１８０番目の部首であり、偏旁の意符として音に関することを示します（竟・章・䪦・䪧）

音の漢字が聲の文字とほぼ同義でした、対照的に扱うとき、「音」を楽器の音、「聲」を人から発せられる音を意味します

説文は、五声八音を宮・商・角・徴・羽（五つの音高）と絲・竹・金・石・匏・土・革・木（八種類の楽器）で述べました

『書経・舜典』によると「八音が調和で克服します」『杜預註』によると「楽器の音は、この處が雑草の蔭の場所でした」

『唐韻』『集韻』によると「また、聲（ｓｈｅ）です、生きる心（ｘｉｎ）の持つ節、体の外で謂う音（ｙｉｎ）でした」

▢▢▢ HAN CHARACTERSCLASSIFICATION ▢▢▢

象形文字で頁は、大きな頭を持つ跪いた人の形を象ります、首と卩（人の跪く姿の象形：割符を意味する）に由来しました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれた絵文字から引き出される表語文字に言及します

本来の意味は、首と同じく頭であり、しかし、後漢の後で「葉（薄物）」に代わって書物のページの意味へ借用されました

「頁」が頭に加えて体を含むことで「首」から異なります、頭や頸のような混合文字で当初の意味することを保つでしょう

『説文解字』によると「頁は、また、頭部であり、そのとき、儿（息子や子供）が𦣻（百や首の異体字）からありました」

▢▢▢ PAGE ▢▢▢

部首分類で首部は、康熙字典の１８１番目の部首であり、偏旁の意符として首に関することを示します（页・頂・頃・頄）

「頁」は、𦣻と儿を組み合わせた会意文字かもしれません、人の頭の部分を強調させ、そして、足の部分を取り付けました

目立つ頭を持つ跪いた人の姿を側面から見た字形です、書物のページの意味として近代以前で折り畳んだ両面を示しました

『六書故』によると「頁は、首の字に即ち適当ではない纈（ｘｉｅ）の音です、説文の別々が分かつ部分の間違いでした」

『正韻』によると「胡（ｈｕ）は、分かち結（ｊｉｅ）ばれます、纈（結び目を作る・絞り）の音でした」※頁（ｘｉｅ）

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で風は、凡の音符と虫（昆虫）の意符から成る声の形です、古代中国思想が昆虫を風によって現れると考えました

漢字の造字法で形声は、既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表している表音文字に言及します

昆虫が大蟲として動物の何かの種類へ言及しました、「風」が囲いの内側の筆画で虫と合わさり、図像的に「几＋䖝」です

説文は、古い蟲から変わる八の日（次の七曜の開始）で言及しました、風（ｆｅｎｇ）が蟲（ｃｈｏｎｇ）を生じ動きます

『説文解字』によると「そのとき、虫（ｃｈｏｎｇ）は、聲（音）が全て（凡：ｆａｎ）でした」（風：几䖝・凡：几丶）

▢▢▢ WIND ▢▢▢

部首分類で風部は、康熙字典の１８２番目の部首であり、偏旁の意符として風に関することを示します（风・䫸・颩・颪）

「風」が様々な大気の流動現象（大規模な大気の流れ）を意味しました、「凡」は、風を孕む帆を象り、「帆」の元字です

他方、「鳳」（凡と鳥の形声）で「鳥」（翼とぶら下がる尾羽を持つ鳥）から引き出される類似した発展と比べてください

風の文字で幾つかの原型は、「虫」と「凡」を組み合わせた形声文字であり、説明として、春に風が吹き、虫を生じました

甲骨文で鳳のような字形で記され、古文字で書体ごとに異なります、『詩経』は、地方ごとに伝わる民謡を風と呼びました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で飛は、鳥の飛び上がるように見える姿（鳥の飛ぶ様）を象ります、近代の字形で升に房飾りを付けたようでした

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれた絵文字から引き出される表語文字に言及します

鳥類や昆虫の空中で活動する飛翔を意味していました、古文で見かける字形は、鳥が翼を広げて飛翔する様子を連想します

「蜚」は、「飛」と同音、ほぼ意味も同義、そして、仮借から同様に使われ、しかし、空飛ぶ昆虫のために用いられました

『説文解字』によると「上の片側は、それが飛（飞）び上がらせます、象られ、その頸（巠〔一巛工〕＋頁）が鳥でした」

▢▢▢ FLY ▢▢▢

部首分類で鳥部は、康熙字典の１８３番目の部首であり、偏旁の意符として鳥に関することを示します（飞・𠃧 ・䬠・䬡）

飛翔・飛行が翼や翅を羽ばたかせて空中を移動して進むことであり、今日、繁栄する要因の一つは、その能力の獲得でした

「飛」は、空中を駆けるように非常に素早い様の形容詞で使われ、迅速な優れた武将の渾名の飛将軍がよく知られています

『史記・秦紀』によると「蜚廉は、走ることが善いことです、また、非（羽の左右にそむいた形）を借用して作りました」

『郭璞云』によると「飛廉は、龍が雀です、世の原因は、故に飛廉の行う風伯であり、また、実際に則り禽（鳥）でした」

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で食は、亼（集められる）の音符と皀（一粒・穀物の香り）の意符から成る食べる・食べ物を意味した声の形です

漢字の造字法で形声が既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表している表音文字に言及しました

あるいは、食物の盛った器の上にある口の形を象りました、現在の字形「人＋良」は、良や艮の字源のためではありません

字源が象形か形声として「亼」＋「皀」の形で目に見えます、あるいは、食べ物を盛られた器に蓋をする様かもしれません

『説文解字』によると「一（数の１）は、また、米でした」（米の甲骨文字が中間の横線の上下に３つの竪線で描かれる）

▢▢▢ EAT ▢▢▢

部首分類で食部は、康熙字典の１８４番目の部首であり、偏旁の意符として食に関することを示します（飠・飡・飢・飤）

古文によると「食」の字形が食物を盛られる器（皀）の上の部分に口の変形かもしれない三角形の記号（亼）を持ちました

「食」は、食べる・食べ物の意味であり、上部の形が食べることを表すかもしれず、また、食器の蓋の表現かもしれません

説文によると脱穀しない穀物・穀物の香りを意味した「皀」と音を表している「亼」（集まる）の形声文字として述べます

『唐韻』によると「乗って分かつ力でした」※食（ｓｈｉ－［中古音］ｊｈｉｅｋ）、乗（ｃｈｅｎｇ）、力（ｌｉｅｋ）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で首は、𩠐の字形の簡略化であり、髪の毛の生える頭を象ります、甲骨文字で髪（巛）のような何かと現れました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生まれた絵文字から引き出される表語文字に言及します

毛の生える頭を表している髪を持つ𩠐は、今に続く恒久的な字形であり、「丷」の部分が「巛」の形に対する簡略化でした

字義として「首」は、大きな頭部の意味であり、人の頭を前から見た形を象り、その上部の巛が髪の形を抽象的に表します

『説文解字』によると「首（丷＋𦣻）は、また、頭（豆＋𦣻＋八）でした」※日本以外の漢字文化圏で首に頸の意味は無い

▢▢▢ HEAD ▢▢▢

部首分類で首部は、康熙字典の１８５番目の部首であり、偏旁の意符として首に関することを示します（𩠐・馗・䭫・馘）

「首」の漢字が、また、先頭に立つ人物、物事の始まる部分、そして、物事の要の部分について言及するために使いました

「頭」と同義であり、また、古代で同じ音と考えます、一方、日本語は、他の漢字文化圏と異なり頸部の意味を持ちました

『揚子・太玄経』によると「凍り昇る天が赤く陰を作る首です、偽の片足と片足の弱さは、思い通り行い既に有りません」

『戰國策』によると「用いる秦は、この人が境界（領域）である首でした」（注釈：言は、これが用いる兵を向かわせる）

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で香は、良い香りを意味している書記素であり、黍＋口に由来します、総画が９画の香部（こうぶ）の部首でした

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わせて作る表語文字です

現在、「黍」が禾に簡略化され、篆刻文字で「口」から関連する甘の形へ置き換える部分で無関係な曰や日に類似しました

「香」の文字は、かぐわしい香りの意味で使われ、一般に食物の香りの言及であり、また、香る原料や製品へ用いられます

『唐韻』によると「許し分かつ良いことでした」※香（ｘｉａｎｇ）：許（ｘｕ：ｘ－）、良（ｌｉａｎｇ：－ｉａｎｇ）

▢▢▢ FRAGRANT ▢▢▢

部首分類で香部は、康熙字典の１８６番目の部首であり、偏旁の意符として香に関することを示します（𩠺・𩠻・𩠼・𩠽）

「香」が香しいかおりの意味に使われました、そして一方、「芳」の文字は、草花の広がる良い香りに用いられるでしょう

香の字形は、説文が「黍」＋「甘」の会意文字として述べ、香しさの表すことを穀物の甘味・美味から派生したと考えます

『杜甫詩』によると「広々と大きな外は、風塵であり、誰かが酒の熟している香りを知っていました、また、名の花です」

『李白詩』によると「沉香亭は、欄干が北に寄り掛かり頼りました」（玄宗皇帝と楊貴妃の詩：安史の乱の後で唐の衰退）

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十画は、表語文字を構成する１０の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索のために使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

馬・骨・高・髟・鬥・鬯・鬲・鬼の漢字は、『康熙字典』の１８７～１９４番目の部首であり、十画の筆画で組み立てます

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動を一つの線によって生まれた無形から組み立てます、意識内容で執り行われ、四方の中央で領有しました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で馬は、振り返るために頭の向きを変える馬を象る絵文字から引き出されます、風で鬣の流れる様を現すでしょう

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及しました

「馬」の文字の基部で四つの点の筆画（灬）は、脚を表します、そして、右下で払いのける鈎の筆画が尻尾を表現しました

「鳥」で比べてください、爪や肢の図像的な「灬」と似ています、「鹿」と比較してください、非常に異なり発展しました

『説文解字』によると「怒りは、また、武（軍）です、象る馬の頭の垂れ髪の尾が形の四つ足でした」（心＋奴、止＋戈）

▢▢▢ HORSE ▢▢▢

部首分類で馬部は、康熙字典の１８７番目の部首であり、偏旁の意符として馬に関することを示します（马・馭・馮・驭）

「馬」がウマ科動物を側面から見る象形であり、「𢊁」は、混種語として馬の脚（灬）の部分を持つけれども、鹿頭でした

馬部の特徴は、形容詞の少なさです、牽引の主な用途のために馬車や戦車として人や物を運び、また、農耕へ供されました

『莊子・逍遙遊』によると「野は、また、馬であり、塵が、また、埃です、生物は、また、用いる息を互いが吹きました」

『韓愈詩』によると「衙（役所）の時は、集まりが龍の戸（門扉・世帯）です、上日（１月１日）に来たる馬の人でした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で骨は、冎（骨）と⺼（肉）の意味することをつないで作られます、動物の肉を取り去った後の骨を参照しました

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すために組み合わせて作る表語文字です

けれども、骨を表す文字に肉を加える会意文字であり、「冎」は、骨や関節の象形であり、「⺼」が肉の代わりの形でした

「冎」の象形文字は、牛の肩胛骨、頸骨、あるいは、頭蓋骨として言及され、また、骨が支える人の気概や風格を表します

『説文解字』によると「肉（切り分けた肉の一切れ）は、また、それが調べることであり、従って冎は、肉を有しました」

▢▢▢ BONE ▢▢▢

部首分類で骨部は、康熙字典の１８８番目の部首であり、偏旁の意符として骨に関することを示します（䯆・骩・䯇・骪）

骨部の漢字が骨の意符を主な構成要素として骨格や身体に関連する何かへ参照しました、そのとき、左側の偏に置かれます

音符「冎」は、関節（骨と骨を繋いでいる可動性の結合部）の象形かもしれません、骨と骨が筋肉や靱帯で結び付きました

骨は、体の保護や姿勢の維持、そして、骨を支えとして体を動かす機能を果たしている筋肉を用いた運動のために重要です

『列子・天瑞篇』によると「精は、者が神であり、天の分かつこれであり、骨は、者が骸であり、地の分かつこれでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で高は、建てられた高い建物を象り高いことを意味した書記素です、総画が１０画の高部（こうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

台地の上に立っている高い建物の形を象りました、甲骨文として古代の象形文字によると高い楼閣の形で表されるでしょう

「高」の文字が非常に高い様を表しています、すなわち、基準とされる地平面から垂直方向の上方に離れていることでした

『説文解字』によると「崇められ、象る物見台の見た高さです、その時、口の広さであり、穀倉の舎の考えと同じでした」

▢▢▢ HIGH ▢▢▢

部首分類で高部は、康熙字典の１８９番目の部首であり、偏旁の意符として高に関することを示します（髙・䯧・䯨・髚）

けれども、高いことに関する意符の漢字が多くなく、高部の漢字は、ほとんどをｋａｕ／ｇａｏのような声符で使いました

垂直方向の距離の尺度である高さを意味することから更に年齢や地位の高さと高尚や高貴のような尊ばれる様へ派生します

『史記・高祖紀註』によると「最高は、この太祖が行う漢帝であり、古くは（故に）、名の焉んぞが特別に起こしました」

『蘇黄門・厳顔碑』によると「厳顔は、吾が不在で記され、平生です、唯一人で心に止め、城を撃破する最高の節でした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で髟は、镸（長）と彡（髪）の意味することをつなぎ作られます、総画が１０画の髟部（ひょうぶ）の部首でした

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わして作る表語文字です

髪が長い様を表現しました、「髟」は、長いことを示している〝镸〟と毛髪を意味する〝彡〟を組み合わせた会意文字です

長く成長する髪は、東アジア民族で約１１ｃｍ／年の速度で伸びました、また、毛が丈夫であり、かなりの重さを支えます

『説文解字』によると「長い髪の犬の群れを成して走る様は、また、つむじ風でした」（猋：犬の動き、急に走る、疾風）

▢▢▢ HAIR ▢▢▢

部首分類で髟部は、康熙字典の１９０番目の部首であり、偏旁の意符として髟に関することを示します（髠・䯭・䯮・髡）

髟部の漢字が髟の意符を主な構成要素として毛髪に関連する何かへ参照しました、そのとき、上部の冠の位置で置かれます

毛髪は、加齢によって変化を伴い、傾向として色素を失い、色の無い毛へ至り、通常、白髪が加齢の特徴と考えられました

『後漢・馬融傳』によると「羽毛は、その髟鼬が紛れています（イタチの毛を筆の原毛に使う）」※馬融：盧植・鄭玄の師

『李善註』によると「白黑の髮は、そして、髟（髪の長い様）が混ざる寄せ集めでした」※李善：『文選』の詳細な注釈者

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鬥は、向き合い戦う二人を象り闘い・争うを意味した書記素です、総画が１０画の鬥部（とうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

「鬥」が、本来、鬥と鬭の字形であり、後で他の全てに崩れました、「鬦」を経て簡体字で既存の「斗」へ簡略化されます

一方、「鬭」は、「闘」として同じ文字で扱われ、そのような字例で「鬥」の象形文字が「門」の字形へ簡略化されました

『説文解字』によると「両方は、互いが応える士です、兵の杖は、後があり、象る形の闘いでした」（兵仗：実用の武器）

▢▢▢ FIGHT ▢▢▢

部首分類で鬥部は、康熙字典の１９１番目の部首であり、偏旁の意符として鬥に関することを示します（鬦・鬧・鬨・鬩）

「鬥」は、向き合って戦っている二人の様を象り、闘うこと・争うことを意味します、「門」が字源から異なる文字でした

『唐韻』によると「都（邑＋者［煮］）は、分かつ豆（高坏に盛る穀物）です」鬥（ｄｏｕ）：都（ｄｕ）、豆（ｄｏｕ）

『集韻』によると「成年男子が分かつ貴人であり、等しく、苦闘する（鬬）音でした」丁（ｄｉｎｇ）、亻＋侯（ｈｏｕ）

『字㝈』によると「丨＋王（鬥の左側）の文字は、王＋丨（鬥の右側）が反することです、執る物は、一つが規則でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鬯は、器に香草や薬草を浸した様（献祭的な香酒）を象ります、総画が１０画の鬯部（ちょうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

「凵」（器）に香草や薬草を浸している様の象形でした、けれども、「匕」（さじ）の部分が甲骨や金文で見つかりません

鬯は、秬（黒黍）で醸造され、香草の鬱金を混ぜて造る香酒へ参照します、古代中国の祭祀で神を降ろすために使いました

『説文解字』によると「故に黒黍は、豊かに生える草を醸します、神が遠方から包む薫る芳香の手段によって降りました」

▢▢▢ SACRIFICIAL WINE ▢▢▢

部首分類で鬯部は、康熙字典の１９２番目の部首であり、偏旁の意符として鬯に関することを示します（鬯・𩰠・鬰・鬱）

鬯部の漢字が鬯（献祭的な酒・妨げない）の意符を主な構成要素として黒黍や酒、香草に関連している何かへ参照しました

また、「鬯」の文字は、鬱金（ターメリック）の別名として用いられています、そして、他の説で別の香草へ言及しました

すくい取る「匕」を下部で備える字形が黒黍の実を表した「米」を器の「凵」の中に持つ上部と組み合わせた会意文字です

『前漢・郊祀志』によると「草木は、茂ることが鬯（妨げない）でした」（郊祀志：王都の郊外で天地を祀る祭礼の記述）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鬲は、三本足の大釜（鼎に似ている沸騰器）を象ります、腹部に紋様を施した三本足の大釜を側面から見ました

漢字の造字法で象形が物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及しました

古代中国の炊具を表現しています、鬲（れき）の形は、鼎のように三足の間で薪をくべることのできる構造を持つでしょう

中空構造の三足の炊具でした、足の空間に水を入れ、上に甑（こしき）を載せて火にかけ、水を沸騰させて穀物を蒸します

『説文解字』によると「鼎は、同じ物の集まり、実際に酒盃の五つ、斗（十升）が二つの升（五升）で中間を述べました」

▢▢▢ TRIPOD ▢▢▢

部首分類で鬲部は、康熙字典の１９３番目の部首であり、偏旁の意符として鬲に関することを示します（䰙・䰚・䰛・鬳）

鬲部の漢字が鬲（れき）の意符を主な構成要素として炊具や煮炊き、それから、飲食に関連している何かへ参照させました

土器の鬲は、新石器時代の黄河流域で現れ、竜山文化の甑（こしき）の登場と共に発達して蒸して食べる習慣を確立します

青銅器の鬲が殷代以後に獣面文などを施して祭祀で用いられました、鬲は、漢の時代で次第に衰微していくことになります

『前漢・五行志』によると「鬲（れき）は、門戸が閉じられました」（五行志：天人相関説に基づいた災異の解釈の記述）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鬼は、醜い顔と尾を持つ人や姿を象ります、顔に仮面を被る人を象る異（田が顔に由来する）と比べてください

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

字源が文字から明らかではありません、けれども、漢字の脚の部分で儿の右下に残る尾と考えられる小さな厶を持ちました

「鬼」と「离（頭の大きな奇妙な獣）」を比較してください、离は、上部で頭、下部で尻と尾（厶）を持つ動物を象ります

『説文解字』によると「鬼の影を成す蒸気（気）が害している賊であり、そのとき、個人的なこと（私的なこと）でした」

▢▢▢ GHOST ▢▢▢

「鬼」の文字は、肥大化した頭を持つ人の形です、奇怪さから様々な解釈を引き起こしました、亡霊を描くかもしれません

人が亡者に襲われている様子であるかもしれません、あるいは、動物の仮面を被っているシャーマンであるかもしれません

古代中国で傩の祭りは、儀式の対象が鳥です（追儺の起源）、「鬼」の文字は、図像的に近代の形が「甶＋儿＋厶」でした

鬼の文字を鬼頭＋子供＋個人で構成します、説文によると人の場所は、鬼が戻り行い、それから、人は、象る頭が鬼でした

『列子・天瑞篇』によると「精神は、形から離れます、各々の真に帰り、古の鬼を述べ、鬼が返り、還る居宅の真でした」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十一画は、表語文字を構成している１１の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

魚部、鳥部、鹵部、鹿部、麥部、麻部は、『康熙字典』の１９５～２００番目の部首であり、十一画の筆画で組み立てます

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象（対象）は、意識内容が無数に分かれる無形を想起します、心的活動で少しの確かな輝きに照らされ成り変わりました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で魚は、水中生活に適応して特化した脊椎動物（さかな）の形を象ります、甲骨文字が上を向く側扁形の魚でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

「魚」の文字が水生動物の一種である魚類の総称に使われ、字形は、側面から見た魚の象形であり、上の頭と下の尾でした

『荘子』逍遥遊篇は、北の果ての海に棲む「鯤」と呼ばれる巨大魚が変容して巨大鳥の「鵬」に成り変わることを述べます

『説文解字』によると「語根は、ク＋囗＋仌＋火（魚の代替文字）を作ります、水が、また、細長い虫のような物でした」

▢▢▢ FISH ▢▢▢

部首分類で魚部は、康熙字典の１９５番目の部首であり、偏旁の意符として魚に関することを示します（鱼・鮮・鯵・鱗）

また、鮑、鱗、鯨、鰐のように魚類と異なる水生動物に関連しました、中国簡体字が「魚」の漢字に「鱼」の形を用います

魚部（ぎょぶ）に属する文字は、大半が魚類か水生動物の種類、あるいは、海産の加工食品を示す名詞として現われました

説文によると「ク＋冂＋仌＋火」（魚の古文）は、また、象る形です、あずかり、互いに似ていることが燕尾の部分でした

『列子・黄帝篇』によると「姫であり、魚は、女が語ります」（姫：美女、けれども、また、女性の評判を意味しました）

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鳥は、翼とぶら下がる尾羽を持つ鳥の形を象ります、一方、隹（鳥を意味する）が尾の短い鳥の形を象りました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

「鳥」が前足を翼へ進化させた二本足歩行の動物に参照しました、類似する起源を持つ「烏」（カラス）と比べてください

「隹」は、鳥の似ているイメージから端を発するけれども、より抽象的であり、現代の字形でトリをあまり認識できません

『説文解字』によると「長い尾の禽（鳥）が、また、集められた名前（総称）です」禽：鳥や捕らえることを意味しました

▢▢▢ BIRD ▢▢▢

部首分類で鳥部は、康熙字典の１９６番目の部首であり、偏旁の意符として鳥に関することを示します（鸟・鳩・鳳・鳴）

尾の短い鳥の「隹」、尾の長い鳥の「鳥」でした、現在の字形で下部が図像的に爪や足に対応する「灬」へ類似しています

元来、文字は、ｄｉａｕの発音でした、しかし、「屌（ぶら下がるペニス）」と混乱を避けて官話でｎｉａｏに変わります

『史記・夏本紀』によると「等しい作りの夷（異民族）の鳥でした、孔を読む鳥が島（鳥の休む水上の小山）で行います」

『史記・秦本紀』によると「大きく費やす生は、二人の子であり、一人で大きな廉直を述べ、誠の鳥が氏族の俗世でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鹵は、塩の袋を象り、塩が地上に析出する様を意味します、枝などを組み合わせた籠を象る西と比べてください

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

「鹵」（塩土）が塩を産出する西方の内陸部の塩鹹地を意味するでしょう、具体的に安定郡鹵県（甘粛省）かもしれません

中国で西方は、内陸部であり、その塩鹹地を「鹵」と呼び、一方、東方が沿岸部であり、その塩鹹地を「斥」と称しました

『説文解字』によると「西方は、また、塩辛い地であり、西方の鹵を言います、東方が㡿（叱られること）を述べました」

▢▢▢ SALT ▢▢▢

部首分類で鹵部は、康熙字典の１９７番目の部首であり、偏旁の意符として鹵に関することを示します（卤・鹶・䴚・鹸）

「鹵」の文字が塩を産出する内陸部の塩鹹地の意味から取り出した塩（鹽：鹵＋監）について参照する意味へ派生しました

今日の塩という常用漢字は、形声文字の「鹽」の省略形による異体字であり、字源の鹽が刺激を感じる味を意味しています

字源は、塩を入れる竹籠、塩田の形、塩を盛る器など諸説あり、『史記』貨殖列伝が「山西は塩鹵を食す」と記述しました

『莊子・則陽篇』によると「昔、私は、鹵莽（塩分の多い荒地）が行う禾を耕します、その実は、また、報が鹵莽でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鹿は、長い角を生やしたシカの形を象ります、シカ科の動物の総称に使われ、現在の字形が非常に抽象的でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

脚を曲がっている前足と後足のグループとして「比」へ変更させました、頭を凸や曲と似ている中央の構成要素へ変えます

そして一方、牡鹿の象形文字として頭部の枝角が「广」へ形を変え、左の方を向いていた唇や口の上で拡張されるでしょう

『説文解字』によると「鹿は、また、獣（嘼＋犬）でした」（鹿が人間の長い歴史で経済的に高い価値を持つ動物の一つ）

▢▢▢ DEER ▢▢▢

部首分類で鹿部は、康熙字典の１９８番目の部首であり、偏旁の意符として鹿に関することを示します（麀・麓・麗・麟）

「鹿」は、篆書文字の簡略化であり、下部で「馬」「廌」から異なり発展しました、鹿が帝位の比喩として知られています

『荀子・成相篇』によると「首切りは、獨鹿（独り鹿）が用いました、棄てられ、江のこれです」※獨鹿：屬鏤の剣と同じ

『前漢・蕭曹傳贊』によると「複製や記録は、奇妙な節が未だに有りました」（蕭何と曹參：劉邦と同じく沛県の出身者）

『唐韻』によると「小家屋は、分かつ谷です、音が祿（祝福）でした」鹿（ｌｕ）：盧（ｌｕ）、谷（ｇｕ）、祿（ｌｕ）

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で麥は、音符の來と意符の夊から成る麦（小麦・大麦）を意味する書記素です、総画が１１画の麥部の部首でした

漢字の造字法で形声は、既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表している表音文字に言及します

「來」（来る）＋「夊」（足）から作られました、來が麦の源字であり、麥は、ゆっくり進み（夊）来たる（來）ことです

古代の中国で早くから普及していた穀物ではないイネ科の一種であるムギ類の総称へ採用され、特にコムギを参照しました

『説文解字』によると「麦は、芒の穀であり、秋の種の厚く埋まる麦が金です、金は、生む王であり、火が死ぬ王でした」

▢▢▢ WHEAT ▢▢▢

部首分類で麥部は、康熙字典の１９９番目の部首であり、偏旁の意符として麦に関することを示します（麦・麹・麵・麺）

「麥」は、甲骨文字の例が十数例しか見つかっていません、また、正月など特別な時に食べる貴族の食物と考えられました

甲骨文字によると「來」と「夊」の部分を接している字符で現われることから麦の長い根の部分の形を象るかもしれません

漢代以降で徐々に主食の地位を確立します、小篆が穂や葉を備える麦を象る「來」（来）の下に「夊」（足）を持ちました

『前漢・武帝紀』によると「勧める民は、麥が種子を宿します」『隋書』によると「有していることは、鉄杖が麥でした」

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で麻は、屋根の下で麻を紡ぐことから亜麻や痺れることを意味した書記素です、総画が１１画の麻部の部首でした

漢字の造字法で会意は、二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わして作る表語文字です

麻の漢字が「广（屋根・建物）」＋「𣏟（アサの茎を並べて繊維を剥ぎ取る様子）」の意味することをつなげ作られました

屋根の下で麻を紡ぐことの表現であり、アサは、古くから身近な植物として食用・薬用・繊維のため栽培され使用されます

『唐韻』『集韻』によると「莫れ（禁止の意を表している）が分かつ遠さでした」莫（ｍｏ）遐（ｘｉａ）切：麻（ｍａ）

▢▢▢ HEMP ▢▢▢

部首分類で麻部は、康熙字典の２００番目の部首であり、偏旁の意符として麻に関することを示します（麼・麽・麾・麿）

また、声符として頻繁に使われました、「麻」が一年草のアサの意味であり、字源は、乾燥小屋に収められる草の様子です

アサは、中国で紀元前６千年に食用、そして、紀元前４千年に布地、それから、紀元前２千年に薬用として用いられました

古代から種子や果実が食用として知られ、様々な身の回り品は、植物繊維で製造され、また、葉と花に陶酔作用を有します

『楚辭・九歌』によると「折られる疏麻（疎まれる麻）は、瑤華（玉のように美しい花）でした」（祭祀歌と考えられる）

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十二画は、表語文字を構成している十二の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

黃（２０１番目）・黍（２０２番目）・黑（２０３番目）・黹（２０４番目）は、十二画の筆画で組み立てられた部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、意識内容（解釈）で生じる多数を集めて平らにします、心的活動で元の全ての重ね合わせよりも大きく溢れました

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で黃は、炗（光の古い字形）と田（土地を表す）から成る声の形です、あるいは、佩玉の象形文字かもしれません

漢字の造字法で形声が既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表している表音文字に言及しました

色を表す漢字であり、古代から大地の色とされた黄色でしょう、『周易・坤卦』は、「天は玄にして地は黄」と言及します

「黄」が伝統的な中国思想の五行で中央と見なされました、そして一方、五行思想で土は、「季節の変わり目」の象徴です

『説文解字』によると「地は、また、この色でした」（黄色が宋代から清代まで皇帝・皇位を参照した色として尊ばれる）

▢▢▢ YELLOW ▢▢▢

部首分類で黄部は、康熙字典の２０１番目の部首であり、偏旁の意符として黃に関することを示します（黄・黅・黆・䵊）

黄色が玉や金の輝く色を表現しました、黄口は、喙の黄色い雛鳥から幼児の意味に成り、年若く経験の浅いことの比喩です

『史記・李廣傳』によると「用いる大黄は、其の裨将（副司令官）が射ます」（李広：飛将軍の綽名で知られる前漢の将）

『前漢・東方朔傳』によると「北至は、陽が池、西至は、山が黄、また更に、河の黄色でした」（東方朔：前漢の政治家）

『後漢・桓帝紀』によると「建和元年、嗚呼、黄色の藏府（臓腑）は、芝を生じます」（日食が西暦１４７年に発生した）

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で黍は、禾（穀物）＋水／雨の意味することをつないで作られたキビ（古代の主要穀物）を表している書記素です

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わして作る表語文字でした

イネ科穀物のキビ（麦・米以外の雑穀）を意味します、外皮を取り去った実は、糧食や酒の原材料として使われていました

他の穀物と黍の違いで粘り気に注目されます、禾に属した黏る（ねばる）者であり、禾と同じ集まりは、また、粘りました

『説文解字』によると「そして、種は、大暑がことさら黍（禾＋雨）へ言います、そのとき、禾は、雨が声を省きました」

▢▢▢ MILLET ▢▢▢

部首分類で黍部は、康熙字典の２０２番目の部首であり、偏旁の意符として黍に関することを示します（黎・䵑・䵒・䵓）

キビは、中国華北で黄河文明から殷周時代を通してアワと共に主食であり、五穀の一つに挙げられ、また、酒の原料でした

孔子によると、キビ（黍：禾＋雨）について酒が有り得ることを行い、禾（まだ茎の上にある穀粒）は、また、入る水です

『荀子・性悪篇』によると「繁弱と鉅黍は、この良弓が古代でした（繁雑は、鉅黍が弱く、古代は、弓がこの良さです）」

『字彙』によると「粟に属します、苗は、葦と似て、余りに丈高、穂の色黒、実り重なる円、土が乾く宜しい高さでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で黑は、火（灬）の上の入れ物によって煤を集めることを象ります、総画が１２画の黒部（こくぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

「黑」（黒：新字体）の文字が色の種類で黒色を参照しました、火を燻り現れる色であり、他と区別する部分的な黒色です

藤堂説は、会意として下部の火と上部の煙突に煤の付く様を表しました、白川説が物を選んで袋へ入れて黒く燻すことです

『説文解字』によると「火の処の煙は、また、色であり、韓康伯（東晋の玄学家）が述べ、北方は、色が陰を成しました」

▢▢▢ BLACK ▢▢▢

部首分類で黑部は、康熙字典の２０３番目の部首であり、偏旁の意符として黑に関することを示します（黒・䵝・䵞・墨）

中国伝統思想の五行で北方と見なされました、上の窓から出る下の炎による煙の様であり、火によって燻り出された色です

他の説によると「黑」の文字は、上部の囲いが汚れた人の顔であり、火で炙られ、人の顔の煤けて汚れる様子を象りました

『史記・龜筴傳』によると「天は、五色を出現させ、白黒の識別を使います、地が五穀を生じ、善悪の知識を用いました」

『前漢・高帝紀』によると「劉邦は、左股に７２の黒子（ほくろ）が在ります」（７２：古代の中国で特別な吉数でした）

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で黹は、丵（草の厚さ・草むら）と㡀（痛んだ服・破れた衣）の意味していることをつないで作られた書記素です

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味することを表すため組み合わして作る表語文字でした

「黹」の漢字は、針と糸によって服や布を縫うこと、あるいは、衣服の縫いとり、それから、また、刺繍を意味しています

甲骨文字や金文のような古代の文字の研究が衣架に掛けられた衣服の縫い取りのある形を象るかもしれません（象形文字）

『説文解字』によると「針は、縫うために衣服が、より糸の適している場所でした」（紩：糹＋失：縫うことを意味する）

▢▢▢ EMBROIDERY ▢▢▢

部首分類で黹部は、康熙字典の２０４番目の部首であり、偏旁の意符として黹に関することを示しています（黺・黻・黼）

黹部に属している漢字が縫い取りや刺繍に関連することを表しました、このような意符を構成要素に持つ漢字を収録します

衣架や衣桁に掛けた衣服に縫い取りのある象形文字に由来するか「丵」（破れた衣）と「㡀」（草むら）の会意文字でした

『説文解字』によると「それから丵（破れた衣／痛んだ服）は、省くこと（省みること）が㡀（草むら／草の厚さ）です」

『徐鉉』によると「破れた衣は、また、群衆の多くであり、言葉の針糸が、また、この働くことに存在しない一つでした」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十三画は、表語文字を構成している十三の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

黽（２０５番目）・鼎（２０６番目）・鼓（２０７番目）・鼠（２０８番目）は、十三画の筆画で組み立てられた部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、意識内容へ確かに一つを集める脆い多様な形です、心的活動（記号）で知覚を復活させ、後に続いて満足しました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で黽は、水のある場所で生息したカエルの種を意味する書記素です、総画が１３画の黽部（ぼうぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から由来している表語文字に言及します

古文献が水のある所に住むカエル（アカガエル？）を述べ、一般的な言及から「懸命に努力する」の意味まで派生しました

カエルを上から見た形を象り、偏旁の意符でカエルやカメに関するけれども、多くでカメに属する動物の文字へ使用します

『説文解字』によると「鼃［ｍ（ｅ＊）ｎｇ］（食用のカエル）は、また、黽［ｍ（ｅ｀）ｎｇ］（懸命になる）でした」

▢▢▢ FROG ▢▢▢

部首分類で黽部は、康熙字典の２０５番目の部首であり、偏旁の意符として黽に関することを示します（黾・黿・鼀・鼁）

黽の漢字が古文献によるとカエルに類似する水のある処で住む種へ参照しました、また、偏旁の意符でカメに関連しました

金文の字形は、蛇の象形文字の「它」と頭部の形を共通しているように見えるけれども、「黽」が手足を左右に持つ形です

『説文解字』によると「したがって、それ（ヘビ）であり、象る形でした、黽の頭は、它の頭の同じ形が与えるためです」

『管子・地員篇』によると「存在する丘や存在する山は、黽のように堅い木が、皆、適切でよろしい竹箭を探求しました」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鼎は、古代中国の三足両耳を備える青銅大釜を意味する漢字です、総画が１３画の鼎部（ていぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から由来している表語文字に言及します

「鼎」の書記素が三足と両耳を持つ鼎を側面から見た形を象りました、「鼎の軽重を問う」の成句は、よく知られています

古代中国の器物の一種であり、三足と両耳を備え、食物を煮炊きする食器か王権の象徴である礼器として使用していました

『説文解字』によると「昔、禹は、金が共に収まる九つの牧場（古代中国の九州）です、鋳られる鼎の下がトゲ山でした」

▢▢▢ TREASURE CONTAINER ▢▢▢

部首分類で鼎部は、康熙字典の２０６番目の部首であり、偏旁の意符として鼎に関することを示します（鼏・鼐・鼑・鼒）

夏王朝の禹が九鼎（九つの州を象徴）を鋳造して歴代王朝へ継承されました、そして、鼎を政権や王権の比喩で使用します

鼎は、二つの耳を持つ三つの足について述べていました、調和の五つの微妙な違いが、また、この宝の容器を表しています

『史記・封禪書』によると「黄帝は、嗚呼、荊山で鋳造される鼎が、後世、鼎湖の因む名前として其の処を行ないました」

『前漢・賈誼傳』によると「夏を育む鼎官で行ないます」『後漢・郡國志』によると「雒陽（洛陽）が東城の鼎門でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鼓は、打楽器の種類を意味する漢字であり、鼓を打つ姿を象ります、総画が１３画の鼓部（こぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から由来している表語文字に言及します

左部が上部の飾りと下部の鼓本体や支える部品から成り、そして一方、右部は、手に棒を持ち鼓を打つ人の姿を表しました

中国で鼓は、膜鳴楽器のドラムです、また、「鼓」［ｇｕ］が「郭」［ｇｕｏ］（外側部分）であるとして述べられました

『説文解字』によると「春分は、音です、萬物が、そして、外を進む郭の皮の鎧であり、古い何かの鼓を述べていました」

▢▢▢ DRUM ▢▢▢

部首分類で鼓部は、康熙字典の２０７番目の部首であり、偏旁の意符として鼓に関することを示します（鼔・鼕・鼖・䵾）

「鼓」が皮革で外郭を覆った打楽器の種類に参照しました、また、鼓を打つこと、あるいは、打楽器を打つことの意味です

古代中国の元来の字義は、ドラムを打叩くという動詞であったと考えられ、後に打楽器の一種の鼓を表す名詞と成りました

鐘や鼓が古代中国の都市で人々に時刻を知らせるため使われ、明清時代として城池の東の鐘楼と西の鼓楼で時を知らせます

『荀子・富國篇』によると「瓜桃棗李は、それを用いる盆の鼓が一本（楊倞の注釈によると「一株」の意味）の数でした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で鼠は、ネズミを意味する書記素であり、動物の鼠類を象る文字です、総画が１３画の鼠部（そぶ）の部首でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から由来している表語文字に言及します

「鼠」の漢字は、齧歯類の総称としてネズミ（永久に伸び続ける門歯と丸い耳や尖った鼻先を特徴とする）を参照しました

鼠の象形文字の形は、篆刻文字によると、上部が露出した切歯を持つ頭を象り、それから、下部で手足と尾を表しています

『説文解字』によると「穴蟲は、また、集めた名前（一般名）のそれでした」（マムシを象る蟲が小動物全般を意味する）

▢▢▢ RAT ▢▢▢

部首分類で鼠部は、康熙字典の２０８番目の部首であり、偏旁の意符として鼠に関することを示します（鼡・䶂・鼪・鼬）

また、ネズミや齧歯類に類似した動物に関連しました、鼠が１２種類の文字から成る十二支で最初に割り当てられています

『春秋・運斗樞』によると「星は、玉の枢軸（回転軸）で散らばりました、そして、ネズミ（干支の最初）が行ないます」

『王羲之・十七帖』によると「天鼠（コウモリ）膏は、耳が聞こえず、かもしれず治しました」（薬の効能を尋ねた手紙）

『史記・灌夫傳』によると「武安君は、韓安国（御史）曰く、召されます：どうして、両端が首の鼠でした（首鼠両端）」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十四画は、表語文字を構成している十四の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

鼻（呼吸に携わる呼吸器）と齊（等しく一様に整う）は、十四画の筆画で組み立てた２０９番目と２１０番目の各部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、意識内容が取り込み利用して変化させ放ちます、心的活動の溢れる生成過程で分割の多数の休息から獲得しました

▢▢▢ PHONO-SEMANTIC COMPOUNDS ▢▢▢

形声文字で鼻は、自（鼻）の意符と畀の音符から成る声の形です、鼻が人間や動物の顔にある呼吸や嗅覚を司る器官でした

漢字の造字法で形声は、既存の文字を組み合わせて作成され、一方で意味を他方で発音を表している表音文字に言及します

「自」が鼻の象形文字であり、それから、「畀」（与えること）は、［助ける］を意味していた意符として述べられました

鼻の原字である「自」（自分）は、東アジアで自分を指すとき、人差し指を自分の鼻先へ向けることに由来すると考えます

『説文解字』によると「鼻が气（湧き上がる雲気）を引き寄せ、そして、また、自分（自身）は、与えるため在りました」

▢▢▢ NOSE ▢▢▢

部首分類で鼻部は、康熙字典の２０９番目の部首であり、偏旁の意符として鼻に関することを示します（鼽・鼾・齇・齈）

『説文解字』が「畀」の意符を助けるとみなして六書で会意文字（既成の象形文字か指事文字の組み合わせ）と考えました

自は、鼻の象形文字に由来するけれども、自分を示す指事文字です、また、「鼻」が偏旁の意符として呼吸に関連しました

『管子・水地篇』によると「脾（五臓の一つであり、ほぼ腹部の中央に存在する）は、鼻が発することから行なわれます」

『孟子』によると「作ることは、低い住宅が有することであり、また、息する鼻、西方は、その名が國（囗＋或）でした」

▢▢▢ IDEOGRAMS ▢▢▢

指事文字で齊は、穀粒の実る田畑・野原として図像的な位置関係で示します、故に穂の揃う一様な高さについて述べました

漢字の造字法で指事が抽象的概念を点や線の位置関係で示した図像的形を通して抽象的発想を表現する表意文字の言及です

「齊」の文字は、粟や麦から穂が出て高さを平らに整える様を意味しているでしょう、齊の新字体の形を斉で表現しました

立ち並ぶ３本の稲穂の形に象り、一般に等しく整う様の意味へ派生させ、「整える、並べる、同じく、等しく」を表します

『説文解字』によると「穀粒の麦は、また、穂の上部の平らが吐き出しました」（穂は、穀粒が実り重くなり垂れ下がる）

▢▢▢ EVEN ▢▢▢

部首分類で斉部は、康熙字典の２１０番目の部首であり、偏旁の意符として主に声符として使われます（齐・齋・齎・齏）

「齊」の字が多音字であり、四声の異なる音符を演じました、登る・あえ物、調味・調剤、衣服の裾、物忌みを意味します

日本の新字体で齊は、「斉」に簡略化されました、一方、中国の簡体字が「齐」であり、また、「齋」を「斋」と記します

斉は、春秋戦国時代に現在の山東省一帯を支配した国の名としても知られ、この地方が今日でも「斉」と呼ばれていました

『荀子・富國篇』によると「必勝を修める礼は、斉朝が用います、正法を斉官は、用い、平等な政治を斉民が用いました」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十五画は、表語文字を構成している十五の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

齒（歯で満ちている口の象形）は、１５の筆画によって構成され、１７１６年に完成した康熙字典の２１１番目の部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、夜明けを告げる光を意識内容の暗所へ放ちます、稀に心的活動のために掴まれて持ち上がる復活と合わさりました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で齒は、歯に満ちている口を象ります、甲骨文字の形が下部を使用するだけであり、金文で止を上部へ加えました

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から由来している表語文字に言及します

字形の下部が前面から見て口の中にある歯であり、門歯を表しました、そして一方、齒（歯）の上部の「止」は、声符です

中国語は、前歯を「歯」、奥歯を「牙」と呼びました、元来、歯の総称が「牙」の字であり、現代中国語でも変わりません

『説文解字』によると「口の歯茎は、また、骨であり、齒で表象の口が形でその表現です、牙は、牡が、また、歯でした」

▢▢▢ TEETH ▢▢▢

部首分類で歯部は、康熙字典の２１１番目の部首であり、偏旁の意符として歯に関することを示します（齔・齟・齢・齧）

象形文字で齒が下部の部分だけで表されるけれども、金文・篆文から上部に「之」か「止」を見つける会意形声文字でした

「齒」の語義は、動物の牙（特に象牙）の意味へ派生します、更に器物の歯状に並ぶ何か（鋸歯など）の言及で使いました

齒が日本の新字体で「歯」の字形に簡略化され、それから、現代日本で「歯」の文字は、歯の総称として用いられています

『管子・弟子職』によると「同じことは、歯によって行われることが頬袋で現われました（口の中に保持する・ふくむ）」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十六画は、表語文字を構成している十六の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

龍（竜部）と龜（亀部）は、１６の筆画で構成され、１７１６年に完成した康熙字典の２１２番目と２１３番目の部首です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、心的活動の多くを営むため必要とされます、意識内容の全体の合計で分割される多数の間に獲得してこぼれました

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で龍は、伝説上の動物の竜を象るであろう象形文字の書記素です、総画が１６画の龍部（りゅうぶ）の部首でした

古代中国の伝説上の動物である龍（竜）は、蛇のように長い体と鱗や爪を持ち、雲を起こして雨を降らす力を備えています

本来、「龍」の文字が［冠］（王）として甲骨文字で解釈可能な際立つ目と髭のある口を持つ蛇身の姿によって現れました

現在の形は、左上で「冠／目」と左下で「口髭／牙」、右が「蛇の体」（右上の尾と右方の脚）の大篆文字から発展します

『説文解字』によると「春分は、天が、そして、登らせ、秋分は、淵が、そして、隠しました」（淵に棲むと龍を考える）

▢▢▢ DRAGON ▢▢▢

部首分類で竜部は、康熙字典の２１２番目の部首であり、偏旁の意符として竜に関連すること（類似した動物）を示します

大篆文字に遡る「龍」が基本的に「うねる」の意味でした、「竜」は、ドラゴン表象としてトグロの上で顔の目に見えます

『説文解字』で龍は、鱗は長が蟲でした（龍，鱗蟲之長）、できるため静かに、輝かしく、細く、大きく、短く、長くです

『管子・五行篇』によると「奢る龍は、嗚呼、東方（東海竜王）の弁別でした、故に使われ、土の師で爲す事ができます」

『孟子』「有する私の龍は、どうして断つだろうか」『屈原・離騷』「日々の安全が至らずに、燭龍の照らす何かでした」

▢▢▢ PICTOGRAMS ▢▢▢

象形文字で龜は、甲羅で覆われた胴体を持つ亀を象ります、新字体の「亀」の文字が旧字体の「龜」の簡略化した形でした

漢字の造字法で象形は、物の形を象り、その線を引くことの様式化で生じた絵文字から引き出される表語文字に言及します

カメが『礼記』礼運篇で麟・鳳・龍と共に四霊の一つとして挙げられました、古代中国で霊獣として扱われ瑞獣と考えます

古代中国で甲羅は、占い（亀卜）に使いました、刻まれる占いの言葉が最古の漢字として言及された「亀甲獣骨文字」です

『説文解字』によると「亀は、外の骨が、また、その内側の肉でした」（カメの甲羅：皮骨と鱗の２つの甲板で構成する）

▢▢▢ TURTLE ▢▢▢

部首分類で亀部は、康熙字典の２１３番目の部首であり、偏旁の意符として亀に関連すること（亀の種類）を示しています

殷（商）王朝の後の周王朝は、建国の後で先王朝を通して行なわれる青銅器、火占い、それから、書記体系を継続しました

１９７０年代に見つかる甲骨の幾つかが春秋時代へ遡ります、しかし、非常に少数で刻まれ、周原甲骨として知られました

ノコギリソウを使う数秘術占い（易経の卦とつながりのある）のような火占いに取って代わる他の占いの方式を想定します

中国学者よると、けれども、火占いの継続的使用の証拠は、東周、漢、唐、清、そして、１９７２年の台湾で存在しました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十七画は、表語文字を構成している十七の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

龠（笛の一種である竹製管楽器）は、１７画から成る部首であり、１７１６年に完成した康熙字典の２１４部首の最後です

表語文字の漢字が点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画の組み合わせであり、画数は、筆で印される字体の要素の数でした

表象は、意識内容で秘密の合成の後に都合良く確認されます、心的活動を思うように成らない多数の少しで開始できました

▢▢▢ IDEOGRAMMIC COMPOUNDS ▢▢▢

会意文字で龠は、竹製の管楽器である笛の一種を表した漢字です、多くの管を束ねて作る排簫（パンパイプ）のことでした

漢字の造字法で会意が二つ以上の象形文字や指事文字から第三の意味を作成するために組み合わせて構築した表語文字です

「龠」の文字は、「亼」（雑然とした集まり）＋「冊」（竹の）＋「品」（穴を持つ）の意味することをつなぎ造りました

［△］の部分が金文などの古文字を見るとありません、二・三の穴と管の形を象ります、△部分が後で付け加えられました

『説文解字』によると「そのとき、論理的な理由を集めた一つです、侖（論理的順序）が、また、理（ことわり）でした」

▢▢▢ FLUTE ▢▢▢

部首分類で龠部は、康熙字典２１４部首の最後であり、偏旁の意符として楽器や音律・和声に関連することを示しています

「龠」が音階のハーモニーの象徴でした、管のある竹の嬉しい幸せを述べ、三つの穴（天地人）は、調和の多くを奏でます

『爾雅・釋樂』によると「大きな調律は、これを産みました、その中で仲について述べ、小さな箹（竹＋約）を述べます」

『詩経・邶風』によると「龠（竹製の管楽器である笛の一種）が左手を執り行いました、また、籥（調律）を作成します」

『博雅』によると「龠は、この笛が述べ、有する孔の七つでした（七の字源：互いを二分する線の残りを切り捨てる様）」

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十八画は、表語文字を構成している十八の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

１８画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが１２００以上を収めるかもしれません（例えば、儲・懲・斃・曜・璧・瞬・翻）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、表語文字を構成する要素として十八画を必要としました

表象は、心的活動と元よりも大きな倍の総和を組み立て羽ばたきます、意識内容を高く舞い上がり漂う空中で見つけました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で十九画は、表語文字を構成している十九の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

１９画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが１０００以上を収めるかもしれません（例えば、殱・薬・贈・蹴・離・類・麗）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、表語文字を構成する要素として十九画を必要としました

表象は、意識内容と最後まで激しく戦い皆殺しです、心的活動が形象の少しの多くを採用して新しい誕生から満足しました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十画は、表語文字を構成している二十の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２０画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが７００以上を収録するかもしれません（例えば、競・蘇・議・鐘・響・饅・鰐）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、表語文字を構成する要素として二十画を必要としました

表象は、心的活動の剣舞の小さな一つを誕生させて無形を完成します、意味内容で徴兵され更に大きな部隊を編成しました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十一画は、表語文字を構成した二十一の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２１画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが６００以上を収録するかもしれません（例えば、艦・轟・顧・饑・髏・魔・鶴）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十一画を必要としました

表象（対象）は、心的活動が思い通りにならず刃を研ぎます、意識内容の再生と復活で満足の都合良い切れ味の最初でした

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十二画は、表語文字を構成した二十二の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２２画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが４５０以上を収録するかもしれません（例えば、襲・讃・饗・驕・驚・鬚・鰻）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十二画を必要としました

表象は、意識内容（解釈）で鉄の精錬のような順序から成り変わります、心的活動が僅かな鋳型から鋳造して完成しました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十三画は、表語文字を構成した二十三の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２３画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが３００以上を収録するかもしれません（例えば、籤・讐・鑑・髑・鰹・鱗・鷲）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十三画を必要としました

表象は、心的活動（記号）が馬勒の轡のように御します、意識内容の思うようにならない確かな一つを集めて作られました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十四画は、表語文字を構成した二十四の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２４画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが２１０以上を収録するかもしれません（例えば、罐・衢・讒・軈・靂・靄・鷹）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十四画を必要としました

表象は、意識内容が黄褐色の毛を持つ犬の誕生の開始です、心的活動として生まれて分かれる多数を集めて平らにしました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十五画は、表語文字を構成した二十五の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２５画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが１５０以上を収録するかもしれません（例えば、㘛・㚂・㝈・㩸・㩹・㬯・㱎）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十五画を必要としました

表象は、意識内容の特定の幽谷のようです、心的活動が疑いながら線の溢れ出る川のように小さな流れへ分けて始めました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十六画は、表語文字を構成した二十六の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２６画の漢字は、Ｗｉｋｔｉｏｎａｒｙが７０以上を収めるかもしれません（例えば、㒪・㔶・㘜・㜻・㜼・㝲・㲲・㶠）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十六画を必要としました

表象は、意識内容で分かれて生まれることを貪欲に取り込みます、心的活動の柔らかく多彩な変化から形象が完成しました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十七画は、表語文字を構成した二十七の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２７画は、漢字辞典の収録文字の数で多くありません（例えば、㠨・㿜・䖁・䘎・䠱・䤙・䦆・䭩・䯀・䶨・囖・戇・欞）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十七画を必要としました

表象が心的活動で実存の清らかな形を失うこともあります、意識内容に独立して存在せず、共に過ごす永い時の経過でした

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十八画は、表語文字を構成した二十八の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２８画は、漢字辞典の収録文字の数で多くありません（例えば、㠨・㿜・䖁・䘎・䠱・䤙・䦆・䭩・䯀・䶨・囖・戇・欞）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十八画を必要としました

表象が心的活動の幾つかで傷付き欠けている形象として見つかります、意識内容を通じて案じながら組み立て完成しました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で二十九画は、表語文字を構成した二十九の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

２９画は、漢字辞典の収録文字の数で多くありません（例えば、䀍・䄥・䖃・䖄・䥹・䯁・䶩・䶪・驪・鬱・鸛・鸜・麷）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成させる要素として二十九画を必要としました

表象が意識内容の純粋な黒い馬のようです、心的活動で生成される他と共に過ごして合わさり、大きく嘶き駆け出しました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で三十画は、表語文字を構成している三十の筆画の数へ参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

３０画は、漢字辞典の収録文字の数で多くありません（例えば、䂅・䆐・䉹・䖆・䶑・厵・癵・籱・韊・驫・鱺・鸝・鸞）

点画・横画・縦画・斜画を用いる筆画を組み合わせて造られます、表語文字を構成する要素として三十画を必要としました

表象が心的活動で単純な正直な人の洞察力を必要とします、意識内容で分かち合わさる何かと共に過ごして構成されました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で三十一画は、表語文字を構成した三十一の筆画の数に参照します、画数分類が部首分類と漢字の検索で使われました

部首分類で見出し字は、部首の画数順に配列します、そして一方、画数分類で同一部首が部首を除く部分で整えられました

漢字総画索引で３１画は、漢字辞典の収録文字数でそれほど多くありません（例えば、䚖・䡿・䴐・灩・虋・虌・饢・麣）

点画・横画・縦画・斜画を使用する筆画を組み合わせて造られます、漢字を構成する要素として三十一画を必要としました

表象が意識内容へ注いで取り込まれ、形象を大きく膨らませます、心的活動を満たすため溢れ出る確かな少しの多数でした

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で筆画は、表語文字を構成した字体の最小の単位と見なされる要素の一つであり、総画索引が漢字を画数で検索します

明の『字彙』は、各部首の見出し字（親字）を筆画数順に配列させ、２１４部首を収める清の『康熙字典』へ継承しました

総画索引の方法が膨大な数の漢字を総画数によってそれぞれへ纏め、同じ画数の漢字を部首順に並べることを可能にします

康熙字典の画数の最大文字は、５２画の「䨻」（雷鳴・轟音）でした、ユニコードが龍や興を４つ並べた６４画の文字です

約３０の筆画は、現在の中国で利用されているけれども、ほとんどが小さく変化させ応用される視覚表現の形で続きました

▢▢▢ HAN CHARACTERS ▢▢▢

漢字で漢数字は、東アジアで数の表記に使われている表語文字の言及であり、十進法の数詞と位取り記数法で用いられます

今日、漢字文化圏が世界中で使われるアラビア数字を主に用いながらも漢数字の大字と小字の３つの命数法を採用しました

表記で使い分けられる漢数字は、話し言葉を反映しているため、一般にアラビア数字のような位取り表記法で記されません

漢数字の表記体系が標準の０～９の数字を表す文字と十、百、千のようなより大きな数字を表す他の文字から構成されます

小字は、一般的に書くための単純な字形を持ち、大字は、主に証書などで単純な漢数字を改変されないように代用しました

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で零は、東アジアで数字の０の表記に使われる表語文字であり、落ちることの意味から借用して転用した当て字です

「零」の漢字が説文で収録される古い文字であり、音符の「令」と意符の「雨」を組み合わせた形声として言及されました

元々、小雨（零雨）の意味で用いられ、後から、わずかな量（零細・零余）を表すようになるけれども、０を意図しません

南宋時代に算木数字の空位と０で登場する「▢」の変化の「〇」は、アラビア数字「０」や則天文字「〇」を借用しません

『説文解字』によると「餘（余り）が、また、雨です、したがって（从）、雨の聲の令（命令）でした」※零：小雨の意味

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で一は、東アジアで数字の１の表記に使われる表語文字であり、最も初めのことを意味する十進法に基づく記号です

「一」が古くから数字として用いられた漢字であり、横方向に水平の線を引いて図像的な位置関係で示している指事でした

「壱」は、「一」の大字の形であり、そして一方、「壹」（壺中にある物の発酵して満ちる状態）が大字の旧字体の形です

「一」、「二」、「三」は、それぞれ、１本、２本、３本の指か棒を表現する文字であり、算木に由来するかもしれません

『説文解字』によると「惟て太く始めた初め、道の於（感動）の一つが立ち、造る天地を分け、変わる萬物へ成りました」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で二は、東アジアで数字の２の表記に使われる表語文字であり、二番目を意味する一に一を加えて作られた記号です

「二」が古くから数字として用いられた漢字であり、横方向に平行な２本の線の図像的な位置関係で示している指事でした

「貳」（貝＋弍の形声）の漢字は、「二」の大字の形であり、そして、「弐」と「貮」が大字の新字と俗字の各々の形です

古い異体字の「弌」、「弍」、「弎」は、数字の１、２、３の表現であり、音符「弍」と意符「貝」の形声の「貳」でした

『説文解字』によると「地が、また、この數です、从（従）う一の偶（対）、凡そ、二は、従う二が之に屬する皆でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で三は、東アジアで数字の３の表記に使われる表語文字であり、三番目を意味する３つの水平線で表された記号です

「三」が古くから数字として用いられた漢字であり、横方向に平行な３本の線の図像的な位置関係で示している指事でした

「參」（曑の簡略化：晶＋光＋彡の会意：晶→厽）は、「三」の大字の形であり、そして、「参」が大字の異体字の形です

甲骨文字で漢数字の「一」、「二」、「三」と「十」を比較する限り、算木の横式と縦式の記述に由来するかもしれません

『説文解字』によると「三は、天地人が道です、言い用いる陽、二の一に合わさる陰、次第に重なり、その数の三でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で四は、東アジアで数字の４の表記に使われる表語文字であり、基数の四を意味するため借用して転用した記号です

「四」が口を開き歯と舌の見える状態の象形から息を吐き出すことの意味であり、元々、数の４を「亖」で表していました

「肆」（镸＋隶の形声：並べること）の文字は、「四」の大字の形であり、一方、「䦉」が使われなくなった大字の形です

甲骨文字で漢数字の「四」は、当時、「亖」が使われるけれども、後の時代に仮借で「四」（息をつくこと）を用いました

『説文解字』によると「囗は、四が、また、方向です、八は、また、別であり、囗の八の中、象る四がこれの形で分けた」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で五は、東アジアで数字の５の表記に使われる表語文字であり、基数の五を意味するため借用して転用した記号です

「五」が甲骨文字でＸの上下の線によって示される象形か指事として交差の意味であり、数の５の字義を仮借で表しました

「伍」（亻＋五の形声か会意）は、「五」の大字の形であり、また、古代の軍事組織の最小単位である五人の兵の部隊です

甲骨文字で漢数字の「五」が交差する木から作成された蓋の象形であり、片手で数えることから５つの意味かもしれません

『説文解字』によると「五は、また、行くこと、従って（从）二、陰陽の在る天地の閒（間）で交わり、また、午でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で六は、東アジアで数字の６の表記に使われる表語文字であり、基数の六を意味するため借用して転用した記号です

「六」が甲骨文字で覆われた穴か小さな幕舎の象形であるけれども、その意味で使わず、数の６の字義を仮借で表しました

「陸」（阜＋坴の形声）は、「六」の大字の形であり、地球の表面で水に覆われていない部分（陸地）を表現する漢字です

甲骨文字で漢数字の「六」が小屋の形を象り、また、古代の算木記号かもしれません、「陸」は、「六」と同じ音符でした

『説文解字』によると「易は、數の之です、隂（陰）が、于（あぁ）、六で變（変）わり、正しい八の于（感動）でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で七は、東アジアで数字の７の表記に使われる表語文字であり、基数の六を意味するため借用して転用した記号です

「七」が甲骨文字で横棒を中心から少しずらして切る指事として切り捨てる意味であり、数の７の字義を仮借で表しました

「柒」（氵＋七＋木）は、「七」の大字の形であり、また、異体字が「漆」（樹皮に傷をつけて採取した乳状の樹液）です

甲骨文字で漢数字の「七」は、小刀で骨を切る様子の象形かもしれません、「切」の源字であり、元の意味に参照しました

『説文解字』によると「陽が、また、この正、したがって、一です、微かな陰に従う中、衺（衣＋牙）の出ることでした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で八は、東アジアで数字の８の表記に使われる表語文字であり、基数の六を意味するため借用して転用した記号です

「八」が甲骨文字で二つに分けた様子の指事であり、「捌」の元の意味を使わなくなり、数の８の字義を仮借で表しました

「捌」（扌＋別）は、「八」の大字の形であり、分けることの意味です、「別」（冎＋刂の会意）が刃物で骨を分けました

甲骨文字で漢数字の「八」は、二つに分けることを表している指事であり、数字の８の合成数の性質を示すかもしれません

『説文解字』によると「八が、また（也）、別です、象られる之の形（外観）が分かれて別れる相の（互いの）背でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で九は、東アジアで数字の９の表記に使われる表語文字であり、基数の六を意味するため借用して転用した記号です

「九」が肘を曲げる様式化された手の象形であり、「肘」の元の意味を使わなくなり、数の９の字義を仮借で表現しました

「玖」（玉＋久の形声）は、「九」の大字の形です、黒く美しい石の意味でした、けれども、翡翠ほどの価値を認めません

甲骨文字で漢数字の「九」が解字の象形に関して曲がる腕の状態、体を曲げた竜、小さな木の芽として様々に述べられます

『説文解字』によると「陽は、また、變（変わること）であり、象る其の屈曲を究め、之の形が盡（尽きること）でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で十は、東アジアで数字の１０の表記に使われる表語文字であり、底の基数の十を意味する十進法に基づく記号です

「十」が、元々、単純な縦線（丨）の指事か算木記号の象形であり、後の形で水平の筆画の一を加えて十字を形成しました

「拾」（手＋合の会意）は、「十」（纏める・集める）の大字の形であり、拾い上げること・集めることを意味しています

甲骨文字で１０、２０、３０、４０が「一」「二」「三」「亖」の縦線であり、現在、「廿」「卅」「卌」は、廃れました

『説文解字』によると「則り四方の中央を具えています、易は、數が于（あぁ）の一を生み、成る十の于（感歎）でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で百は、東アジアで数字の１００の表記に使われる表語文字であり、基数の百を意味する十進法に基づいた記号です

「百」が意符の「一」と音符の「白」から成る形声であり、数の１００と共に数多くのこと・沢山のことを表していました

「佰」（亻＋百の形声）は、「百」（多くの数）の大字の形であり、また、古代の軍事組織で百人の兵の部隊を意味します

甲骨文字で「百」が「一」と音符「白」の形声であり、当時、二百を「二」と「白」、三百を「三」と「白」で記しました

『説文解字』によると「十は、また、十です、したがって、白の一、数十の一百の十を為すこと、百は、また、白でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で千は、東アジアで数字の１０００の表記に使われる表語文字であり、基数の千を意味する十進法に基づく記号です

「千」が意符の「一」と音符の「人」から成る形声であり、数の１０００と共にとても多いことや人数の多さを表しました

「仟」（亻＋千の形声）は、「千」（大きな数）の大字の形であり、古代の軍事組織で千人の兵の指揮者を意味しています

甲骨文字で「千」が「一」と音符「人」の形声であり、当時、二千を「二」と「人」、三千を「三」と「人」で記しました

『説文解字』によると「千は、十が、また、百です、したがって（从）、従（从）う人の十でした」※仟：千の人の指導者

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で万は、東アジアで数字の１００００の表記に使われる表語文字であり、基数の万を意味している十進法の記号です

「万」が字源で別と考えられ、古代に数字の意味として「萬」で一般に記されました、数の字義を仮借によって表現します

「萬」（サソリの象形）は、「万」（よろず）の大字の形であり、元の意味を失い、非常に数の多い基数へ借用されました

甲骨文字で「万」が部族名として使われ、春秋戦国時代の以降で数に用います、解字と元の意味について知られていません

『説文解字』によると「萬は、また、蟲であり、したがって（從：人の後をついて歩く）、象る形の厹（三棱矛）でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で億は、東アジアで数字の１００００００００の表記に使われる表語文字であり、基数の億を意味する十進記号です

「億」が意符の「亻」と音符の「意」から成る形声であり、当初、十倍の位取り記数法から１０００００を表すようでした

大字は、単純な字形の漢数字の改竄を防ぐため法的な文書で使用されています、「億」（亻＋意の形声）が大字の形でした

篆書文字で「億」は、「亻」と音符「意」（音［言口］＋心の会意：意向・願望）の形声であり、古代の想像上の大数です

『説文解字』によると「億が、また、安、従って（从）、人の聲の𢡃（𠶷［訲］心）、於（あぁ：感嘆）の切の力でした」

▢▢▢ CHINESE NUMERALS ▢▢▢

漢数字で兆は、東アジアで数字の１００００００００００００の表記に使われる表語文字であり、膨大な数の十進記号です

「兆」が骨や甲に生じる亀裂の象形であり、兆候を意味させました、億の万倍の数は、仮借であり、由来について不明です

数字として兆は、数値が時代や地域で異なり、現在、日本・台湾・韓国で万進を使い、中国で主にメガの翻訳で用いました

甲骨文字で「兆」は、亀卜で甲羅の裂けた象形であり、それから、示される亀甲の実際の亀裂から前兆・予兆を意味します

『説文解字』によると「𠧞の灼龜が、また、坼（裂ける）、したがって（从）、兆の卜、象形、兆の古文の省く𠧞でした」

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で漢字書体は、漢字文化圏の言語の表記に使われた一纏まりの書記体系であり、書体が様々な変化をつけて表されます

漢字書体のあらゆる文字は、付与する手段で一様な形に造られ、幾何的領域を割り当てることで均一な形へ組み立てました

通常、漢字が略式の筆記体と規則正しい正書体へ組織され、そのように文字は、必要とされる形で現れなければなりません

また、書道で必要とされる規則の一揃いかもしれません、主な様式（篆書・隸書・行書・草書・楷書）に応じて記述します

漢字は、世界で最も古い継続的に用いられる書記体系でした、しかし、今の書体が厳密に象形文字書記体系ではありません

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

新石器時代記号は、二十世紀の後半から中国の多様な遺跡の土器で見つかり、そのような一つが西安の近くの半坡遺跡です

単純な印は、多くが幾何学的形で認識され、甲骨の上で現れる最古の中国語の文字に関する幾つかと頻繁に比べられました

若干の学者は、新石器時代記号について六千年を遡って拡張される中国の初期言語の歴史を意味しているとみなしています

しかしながら、唯一、シンボル（象徴）の場合として幾つかの考古遺跡で新石器時代記号の孤立している姿を発見しました

シンボル（象徴）が表現する言葉について話しません、あるいは、書記体系の必要とする絵ではないプロセスを示しません

▢▢▢ NEOLITHIC SIGNS IN CHINA ▢▢▢

中国における新石器時代記号で新石器時代文化は、仮説として生産経済へ移行する人々の段階の社会で共有されたでしょう

一般的に新石器時代が農業の導入、動物の家畜化、定住の始まりのために人々へ生活様式や価値基準の変化をもたらします

しかし、各地の文化的要素は、同じような段階を通じて現れた訳では無く、様々な地域で固有の文明的発展を想定しました

青銅器時代に登場する文字を新石器時代の原文字へ遡ると考えます、共通の認識によって情報を運ぶ機能を備えていました

原文字が情報の送り手と受け手の間で想定される共通の認識によって何かの限られた情報をやり取りできたかもしれません

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で亀甲獣骨文字は、青銅器時代の中国で占いに使用され、亀の甲羅や動物の骨で刻まれて見つかる古代の文字です

莫大な多数の発見が殷の中心地で後期の商（殷）王朝の王家を予示するパイロマンシー（火や炎による占い）の記録でした

幾つかは、占いを記録せず、狩猟の旅行、犠牲の記録、戦争や他の出来事、暦法、銘刻の実践のような他の記録を運びます

甲骨文字が象形性を残すけれども、文字として抽象性を所有しました、単なる模様の域を超えて漢字書体の祖形となります

書記体系として、比較的、絵文字のような外観にもかかわらず、古代の中国語の全てを記録できるほどに成熟していました

▢▢▢ ORACLE BONE SCRIPT ▢▢▢

安陽（殷墟のある）の甲骨文字の日付は、紀元前１４－１１世紀頃から紀元前１２００－１０５０年頃まで変化をつけます

甲骨文字の成熟度が発展の以前の期間を示唆しました、当時、ほとんどの図像が既に慣習化されて殷で用いられていました

後期商王朝の甲骨文字は、現在で使われる文字の全ての主な種類を含み、ほとんどが既に非絵文字の機能へ発展しています

仮借、会意、形声を普通に見かけました、全ての甲骨から見つかる文字の数千の大半が、しかし、まだ解読されていません

非常に小数の甲骨文字は、周王朝で始まり、亀卜が好まれる占いの座から滑り落ちてノコギリソウで占われました（筮竹）

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で金文は、青銅器に多様な筆跡で書かれた文字であり、そこで金が青銅を意味します、殷や周の金文が有名でした

初期の金文の銘は、大抵、鋳造されて作られます、つまり、執筆が鋳型の部分の形として湿った粘土に尖筆で行われました

一方、後の銘は、しばしば、青銅を鋳造した後に彫られます、金文が一般に殷、西周、東周、秦漢の時代で分類されました

後期商王朝で書かれた甲骨文字は、異なる書体を持つ同時代の文字の少しと一緒にあり、また、青銅器で鋳造され残ります

殷が青銅器文化の非常に発達した時代であり、青銅器の表面に鋳込まれるか刻まれる文字は、年代的に甲骨文字の後でした

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で字体の様式は、漢字の字体を書道に応じて記述した書体であり、主な５つが篆書・隸書・行書・草書・楷書です

けれども、殷王朝の甲骨文字と周王朝の青銅器碑文で見つかる字体の書体は、もはや使われず、文字学の興味の対象でした

漢字が多数から成る字体や書体で記述され、そして、歴史的に多様な書道や書家の規範から引き出して書くことを許します

字体の異なる書体文字は、しばしば、現代の基準から逸脱として見えるかもしれない古代の多様性と単純化で書かれました

書体が漢字の発展の歴史と強く結ばれます、漢字は、長く中国文化を搬送する媒体として東アジアの統一原理を荷いました

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で篆書は、西周末の金文が起源の書体であり、戦国時代の中国西北部で発達して秦代に整理された字体の様式です

けれども、秦代の前に使われる書体の全てを言及しました、秦の戦国時代で現れ、周王朝の外を有機的に徐々に発展します

篆書は、金文から字形の整理が進み、文字の大きさを均等にしました、天地の長い方形の幾何面で収まるように作られます

秦の異なる形は、標準になり、秦王朝が正式な字体へ雇いました、漢王朝で印章に使われ、まだ、装飾彫版で広く用います

今日、一般に印章と書道の分野で使われていました、そして一方、現在、ほとんどの人々は、篆書を読むことができません

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で大篆は、秦の始皇帝によって統一される以前の篆書に関する書体の言及であり、統一後の小篆に対する用語です

今、大篆が狭義で西周王朝と初期東周王朝の一般的な字体へ言及しました、また、甲骨文字を含み、より広く理解されます

元来、大篆が漢王朝で小篆よりも初期の秦の類似した書体を漠然と述べ、最近の拡張で甲骨文字や西周の字形を含みました

大篆が秦王朝の公式書体の対比であり、統一の前から書かれた字体の参照です、また、小篆と共に篆書として知られました

学者は、精度の欠如のため篆書を回避します、書記言語の特定の出自に言及するため明確な大篆と小篆の用語を使いました

▢▢▢ LARGE SEAL SCRIPT ▢▢▢

周王朝の字体は、大篆が広い感覚で使われるとき、書体の例の一つです、西周や東周の文字と更に甲骨文字まで含みました

その時から特定の歴史書体を参照せず不明確です、より複雑な字体を後期周王朝の中期として秦の字形へ直接の祖先でした

秦王朝の小篆から異なるけれども、直線的な隷書の正方形に向かい合う丸みを帯びた篆書のような字体の様式で似ています

結果として複雑な初期の形の大篆と秦王朝の形の小篆かもしれません、春秋時代と戦国時代で秦の国家の下に発展しました

石鼓文は、現存している中国で最古の石刻文字資料として大篆の確かな例であり、戦国時代の秦で刻まれたかもしれません

▢▢▢ LARGE SEAL SCRIPT ▢▢▢

大篆書体は、時々、紀元前８００年頃の『史籀篇』（西周の宣王時代に公式文字の定義で編纂される）の字体に含まれます

太史・籀によって編纂される西周の公式文字を定義した書物が当時の周王朝の字体を籀文として言及する訳ではありません

漢王朝の『説文解字』で保存していました、著者の許慎は、そのとき、秦の篆書（小篆）の構造から異なる字体を含みます

書物から由来して籀文と記されました、字体の名前ではありません、許慎の生きた１００ＣＥ頃に残る小篆から異なります

篆書の名前は、籀文の簡略化か由来する文字の採用について気づいていない（知らない）漢王朝によって造り出されました

▢▢▢ LARGE SEAL SCRIPT ▢▢▢

漢字書体で六国文字は、中国の戦国時代で秦を除いた東方の斉・楚・燕・韓・魏・趙の大国で使用された文字に言及します

六国文字として呼ばれる何かを作り出した互いから独立して徐々に発展を続ける漢字書体の祖形の地方における書式でした

戦国七雄で残る最後の秦の征服前の文字であり、統一の下で書体の変化の多さが二つの主な理由のため望ましくありません

第一は、伝達・交易・租税・輸送を遅らせるでしょう、第二は、地方の字体が伝統の抑圧に異議を表現するかもしれません

古文は、秦の焚書政策を免れた秦以前の経書や出土文物から見つかる文字です、秦以外の六国で使用すると推定されました

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で小篆は、秦の始皇帝によって統一された篆書に関する文字の書体の言及であり、統一前の大篆に対する用語です

書道の様式が秦の始皇帝の下で丞相の李斯に標準化されました、中国で初めの皇帝の王朝を通じて使用するため公布します

小篆は、捨てさせた秦で発見される文字から異なり、李斯と二人の大臣によって導入され、帝国の全域で標準になりました

隷書の小さな筆記体の形が小篆の後の文字です、李斯の文字の編纂は、唯一、後の世紀を通して注解を通して知られました

竹簡の発掘は、不運にも雇われた字体を漢の時間で発見します、小篆が前漢まで親しまれ、徐々に隷書へ置き換わりました

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で隸書は、秦王朝のため戦国時代から徐々に発展した書体であり、漢王朝で支配的になり、魏晋を通して残ります

読みやすさのため、まだ、機能的な応用で使われました、多様な芸術的風格を持ち、表題、看板、広告で見かけるでしょう

特徴的な直線的構造で今日の字体へ似ています、しかし、背の高さと正方形で対比され、現在、広さで正方形の傾向でした

隸書が頻繁に一つの大きな筆画で波磔を発します、また、幾つかの構造は、単に篆書の円折を省いた直線の古風な形でした

戦国時代の頃から日常的に使われる筆記体を秦代で効率化のために公文書で用いるようになり、使用されたかもしれません

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で行書は、手書きで使用される続け書きの方法に基づく字体を草書の崩し書きのように字形を省略しない様式です

行書が漢字の草書（崩し書き）のような文字の形の大幅な変更を伴いません、ほとんどの人々は、まだ、現在も読めました

字体を略すことなく書くために筆を走らせ、また、半草書体と見なされます、行書は、字形で楷書から大幅に異なりません

書記の字体から派生しました、普段で使われた手書きの様式である西暦一世紀の発展から後の長い時間によって開発します

最も良く知られる行書の例の幾つかを東晋朝の王羲之（後世の書人に絶大な影響を及ぼす）の作品で見ることができました

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で草書は、漢王朝の間で始められた走り書きの字体における崩し書きの様式であり、他の書体よりも速く書けます

しかし、よく知らない人が崩し書きの書体の判読で困難でした、標準書体を読める人でも全く理解できないかもしれません

草書体は、漢王朝と晋王朝の時代で発展する二つの相に端を発します、初期の形が隷書に基づき、今、章草と呼ばれました

続け書きの初めの書式は、書くことの大衆的な粗略な方向で発展します、そして、当時、まだ成熟した隷書ではありません

古い草書から標準書体と行書の影響を持つ魏国、普遍的な書体へ長く用いた晋朝、そして、金王朝まで徐々に発展しました

▢▢▢ CHINESE SCRIPTS ▢▢▢

漢字書体で楷書は、東漢と曹魏を通して３世紀の始めに登場する最新の一般的な書体であり、様式的に７世紀で成熟します

身につけた初めの人が「楷書の父」と呼ばれる鍾繇でした、けれども、当時、少しの文人の他は、楷書体で記した小数です

ほとんどは、新隷書か行書と新草書で続けて書き、新草書から浮かぶ多様な楷書として南北朝時代まで支配的になりません

楷書体が唐王朝を通じて様式で十分に成長したとみなされました、書体は、初唐の太宗の時代と更に宋時代で洗練されます

今日、楷書は、印刷書体で使われ、活字体で目にするかもしれせん、しかし、初唐に確立する伝統的字形から異なりました

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で繁体字は、従来の漢字を簡略化して新しく作成した文字を含まない台湾や香港で最も一般的な標準化された字体です

現代の漢字が漢代文学と共に出現して５世紀から多少なりとも安定していました、繁体字は、康熙辞典で見かける字体です

「繁体字」の略称は、１９５０年代で中国政府に導入される標準化された文字である簡体字と対比するため使用されました

現在、繁体字が台湾、香港、マカオで使われ、対照的に簡体字は、中国、シンガポール、マレーシアで公式文章に用います

繁体字圏の字体は、地域ごとに幾つか異なり、近年の規範が以前の活字で見られた字体よりも筆写体に近づいた漢字でした

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字で簡体字は、中国で制定される従来の漢字を簡略化した形の字体であり、繁体字と共に現代漢字の標準文字の一つです

伝統的に簡体字の議論が長年に渡って行われた問題であり、漢字の簡略化は、古くから俗字（略字）として記述されました

現代の体系的に簡略化される文字集合は、何千年にも渡り複雑な字形で規則的に存在していた文字形式の単純化を示します

一部の簡体字が従来の文字を推測できないほど全く異ならせ、特に構成要素を単純な象徴へ置き換える文字で異なりました

伝統的漢字よりも画数を減らすことを通して簡単にした字体です、そして一方、標準漢字の総数の大幅な削減を含みました

▢▢▢ CHINESE CHARACTERS ▢▢▢

漢字でＣＪＫタイプフェイスは、中国語・日本語・韓国語（ＣＪＫ）の文字で使用する独自の特徴と様式を備える書体です

東アジアで活字に使われている主な二つが明朝体とサンセリフであり、楷書は、現代の著作物と出版物で最も一般的でした

明朝体は、現在のところ、中国と日本の印刷物の活字タイプとして最も普通に見かけることのできる漢字の字体の様式です

ゴシック体（サンセリフ）は、そして一方、東アジア・タイポグラフィで明朝体の後で最も採用されている活字書体でした

ＣＪＫ統合漢字は、文字コードの国際標準の符号表です、統合漢字と呼ばれるプロセスから共有された文字を認識しました

▢▢▢ CJK TYPEFACES ▢▢▢

ＣＪＫタイプフェイスで漢字活字書体は、活字タイプに応じて記述される書体であり、主な２つが明朝体とゴシック体です

統合漢字は、中国語／日本語／韓国語（ＣＪＫ）、そして、時々、ベトナム語（ＣＪＫＶ）の文字を含む書体データでした

注目に値するフォントが最も主なタイプフェース（書体）によって選り分けられ、主なクラスは、セリフとサンセリフです

漢字を使用する書籍のほとんどは、明朝体の独擅場であり、近年のタブレット端末の普及で状況が変化するかもしれません

近年のコンピューティングは、デフォルトのシステム・フォントの多数でサンセリフ（ゴシック体）を普通に見かけました

▢▢▢ CJK TYPEFACES ▢▢▢

漢字活字書体で明朝体は、中国・日本・韓国の言語で漢字を表示するため活字で使われている字体の様式のカテゴリーです

明朝体が香港、台湾、日本、韓国で広く行き渡り、また、香港と台湾で宋朝体を用いました、中国本土で一般的な宋体です

宋王朝と明王朝に対応している宋体（宋體）と明体（明體）であり、その時代に楷書の違いを示す印刷様式を開発しました

活字の利便性から楷書の字形が正方形に近づきます、筆書体と要素の纏め方で異なり、点画を可能な限り均等に配しました

宋体は、国別文字として標準形であり、明体が標準形の後に続きます、書式の明朝体が康熙辞書の文字と似ている形でした

▢▢▢ CJK TYPEFACES ▢▢▢

漢字活字書体でゴシック体は、平らで厚く曲線を減らされた筆画と小さな文字飾りの欠如によって特徴づける活字書体です

西洋タイポグラフィのサンセリフの様式と同じであり、明朝体と宋朝体に類似した文字を印刷するためデザインされました

しかし、また、読みやすさのためデザインされます、一般に見出し、記号、それから、広告や雑誌を中心に使用されました

サンセリフ書体であり、簡体字中国語で黑体、繁体字中国語で黑體、日本語でゴシック体、韓国語で돋움として呼ばれます

ゴシック・スクリプトがアメリカの初期サンセリフ書体に命名され、ブラックレター（フラクトゥール）と混同されました

▢▢▢ LINGUISTICS ▢▢▢

言語学で語彙学・語彙論は、語の性質と意味を研究であり、語の要素、語の関連、語群、そして、語彙の全体を探究します

語彙学の用語が１８２０年代で初めに登場するけれども、本質的に語彙学者は、語彙学から造り出される前に存在しました

辞書学は、辞書に関連する語の研究であり、語彙学で結び付き、辞書の観点から単語の含有と語彙の全体に関心を持ちます

時々、辞書学が語彙学の部分とみなされ、二つの科学は、語彙学者で間違いではなく、辞書を書く辞書学者で行ないました

両者は、辞書学を方向と理論を具える実践的辞書学として述べます、語彙学が純粋な理論に集中させる理論的辞書学でした

▢▢▢ LEXICOLOGY ▢▢▢

語彙学で語彙素は、抽象的単位として語に採用された形態の集合であり、言語の語彙素で構成する集合の語彙に対応します

異なる形態を持つけれども、同じ語として考えられる集合であり、そのように、言語学で形態論的単位を構成していました

関連する一般的な概念が言語の語彙素の基本形を表しているレンマ（語義的・文法的な情報を内包する特定の形態）でした

レンマは、語彙素の標準形を表現するため慣行から選ばれ、語の集合による引用形式が語彙素の特定の形態を取り出します

辞書でレンマは、見出し語として使われました、辞書の見出し語の後で書き出された何かが語彙素の他の形であるでしょう

▢▢▢ LEXICOLOGY ▢▢▢

語彙学で辞書学は、一般的に使われる言語の記述を提供する辞書の研究であり、実践的と理論的な二つの分野に分かれます

ⅰ．実践的辞書学が辞書の編纂、執筆、編集の技術や技巧であり、研究の主体である辞書として応用言語学ではありません

ⅱ．理論的辞書学は、言語の語彙の範囲内で意味論的、統語論的、範列論的な関係の分析と記述に従事する学術分野でした

辞書学が辞書の設計、編纂、使用、評価に焦点を合わせる学術分野であり、今、語彙学を言語学の分野で広く受け入れます

語彙学の定義は、意見の相違があり、理論的辞書学の同義語か言語の単語の目録作りに関連する言語学の分野と考えました

▢▢▢ LEXICOGRAPHY ▢▢▢

辞書学で辞書は、特定言語で言葉、物事、文字の品詞・意味・背景・用例・派生を解説するため収集した情報の使用法です

また、辞典・事典・字典として知られ、特定の言語で同一の言語や他の言語の定義、意味、発音、用例などを収録しました

辞書が語彙として異なる形態を有する等しい語の選び出された規範的な集合から目録を組み立て書物の形の姿で完成します

最初に記録された辞書は、シュメール時代の対訳辞書であり、最近の辞書が記述的な言語学的コーパス研究に基づきました

ボルヘスは、述べます、「しばしば、辞書が定義する言語の後で申し分なく纏めた人工的貯蔵庫であることを忘れました」

▢▢▢ DICTIONARIES ▢▢▢

辞書で言語別辞書は、単一言語辞書による言葉の定義か何かの言語における二つの組み合わせを含む対訳辞書で関連します

言語別辞書が、また、様々な言語に対応する多言語辞書で携わりました、辞書的構造のリンクで情報間の関係を確立します

単一言語辞書は、例えば、フランス語の見出し語（規範的）を持ち、それから、フランス語の定義（記述的）を伴いました

二言語辞書が、例えば、ウェールズ語の見出し語を持ち、ウクライナ語の定義を伴い、言語を一つの方向だけで翻訳します

言葉を定義する辞書は、二つの基本理念（規範的か記述的）を適用され、記述的辞書が最も保守的な継続性を提供しました

▢▢▢ DICTIONARIES BY LANGUAGE ▢▢▢

言語別辞書で中国語辞書は、他の何かの言語よりも辞書学に関する長い歴史を持ち、二千年以上前の東周王朝まで遡ります

歴史を通して中国語の辞書が何百もあり、最も重要な幾つかを有するでしょう、初めは、意味論的カテゴリーで作りました

紀元前三世紀頃の『爾雅』は、現存している最古の辞書（類語辞典・語釈辞典）です、当時の学識について打ち明けました

秦の以前で古典テキストの註釈を編纂します、１９の意味論的カテゴリーに配する同義語の目録と事物の解説を含みました

後漢の『説文解字』は、漢字の成り立ちの解説で字義を明らかにします、唐代の『唐韻』が漢字の発音を反切で示しました

▢▢▢ CHINESE DICTIONARY ▢▢▢

中国語辞書で爾雅は、中国で最古の類語辞典・語釈辞典であり、辞書、用語集、類語集、同義語集、百科事典を包括します

学者が書名の初めの「爾」を同音異義語の「邇」の仮借文字として解釈しました、第二の「雅」で単語や言語に言及します

書物の著者は、不明であるけれども、伝統的に周公、孔子、あるいは、弟子たちに属すると考えられる学識を暗示しました

論評から註釈まで様々な先秦時代の書物（特に『詩経』）が編纂され、漢王朝を通して非常に重要視される訓詁学の書です

漢初の学者によって春秋戦国時代の以降（紀元前三世紀に遡る）に行われた古典の具体的一節の採録による語義解釈でした

▢▢▢ CHINESE DICTIONARY ▢▢▢

中国語辞書で説文解字は、西暦二世紀初期の漢王朝における漢字を分類した辞典であり、混合文字の簡単な説明と分析です

まだ漢字の構造を分析しました、そして、初めて漢字の背後にある合理的根拠を与え、時々、語の字源が文字で表されます

漢字を５４０の部首に体系的に分け、六書（象形・指事・会意・形声・転注・仮借）で字の成り立ちと本義を解説しました

説文は、学者に計り知れない価値を持ちます、しかし、１９世紀後半の甲骨文字の発見から唯一の解字の源ではありません

編者である許慎が、現在、表語文字の構造と起源の理解の決め手である膨大な甲骨文字と青銅器碑文へ近づけませんでした

▢▢▢ SHUOWEN JIEZI ▢▢▢

許慎の動機は、漢王朝を通して実用的・政治的であり、当時、言語の一般理論が儒家の「正名」（物事の正しい命名）です

正名の信念は、適切な治世の本質でした、説文に思想が深く染み込み、文字と宇宙に関する許慎の哲学によって分析します

初期殷王朝の思想は、周期性に基づき、自然の秩序を反映する観念として関係のある中国の歴史を通して現在に残りました

例えば、説文が「思」を語り、「慮」を話して「虍」の音符に注意するけれども、考古物で更に以前の字体を目撃できます

甲骨で象形２３％、指事２％、会意３２％、仮借１１％、形声２７％、不明６％を見つけ、現代漢字で形声の８２％でした

▢▢▢ CHINESE DICTIONARY ▢▢▢

中国語辞書で韻書は、古代の時間を通して押韻を必要とする詩の執筆のため開発され使われた漢字を韻で分類する書物です

形態、意味、音素の３要素から成る漢字で音素に関連しました、元来、韻文の作成で押韻可能な字を調べるために用います

しかし、押韻が細かく分類され、また、音韻の文字（漢字）の字義を記しているため字書として辞典の役割を果たしました

韻書の文脈で韻は、韻文で普通に見かける押韻（詩的な韻の概念に向き合い音節へ美しい響きで割り当てる）の代わりです

最古の韻書が陸法言の『切韻』であり、この書物は、唐代に『唐韻』、宋代に『広韻』『集韻』として増補修訂されました

▢▢▢ RIME DICTIONARY ▢▢▢

韻書で反切は、収録された二つの他の文字を使うことによって各々の漢字で発音の一部を与える漢字の発音を示す方式です

『爾雅』のような漢代の注釈書が難解な漢字の発音に平易な一字を用い、『爾雅音義』で反切を採用する最初と考えました

主に南北朝時代に漢民族は、自らの言語解析から漢語の音の先頭に来る子音的音素と音の主幹を構成する部分を発見します

中国語音韻学で前者を「声母」、後者を「韻母」と呼び、一字の漢字を二字で発音表記する方法（反切）が考案されました

反切のスペルは、中国言語の発達に借りがあり、従って、実際の音素を古音の復元で相対的な発音の記述として与えません

▢▢▢ 参照 ▢▢▢
撰者未詳. 『爾雅』. 紀元前200年頃. 中国で最も古い辞書とされる古典の語義解釈.
許慎. 『説文解字』. 100年頃. 漢字の成り立ちと字義を解説.
張玉書、陳廷敬ら３０名による監修. 『康熙字典』. 1716年. 清の康熙帝の勅撰によって編纂された字義や字音を調べる字書.
cf. 韵书. 百度百科. https://baike.baidu.com/item/%E9%9F%B5%E4%B9%A6.
cf. 反切. 百度百科. https://baike.baidu.com/item/%E5%8F%8D%E5%88%87.
Wikipedia contributors. Wikipedia, The Free Encyclopedia. San Francisco: Wikimedia Foundation.
Wiktionary contributors. Wiktionary, the free dictionary. San Francisco: Wikimedia Foundation.
維基大典の貢献者. 維基爾雅. 文言維基大典. 維基百科. 維基媒體基金. Web. 2011-2012.
Chinese Character Etymology by Richard Sears. Web.

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに準拠した翻案作品の共有されるアーティクルです、編集された複製に関して変更しました。

記号論

機能するために記号過程の基本的構造の研究

▼ 
About ...
∣
FAQ
∣
Documentation
∣
Reference
∣
CC BY-SA 3.0